魔のゲーム! デビルアスレチックをクリアしろ!
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……黒草の草原(ブラックカーペット)でロックドラムに飛ばされた瑞貴たち。マッシュルームウッドに飛ばされた瑞貴と小松とサニーは、美食會の残忍な行いを目にしながら一路、いにしえの沼地を渡り、リーガル高原を目指す。
トリコとリンは白い森林(ホワイトフォレスト)の猛獣を威嚇、オブサウルスを手懐けリーガル高原へと向かうが、途中最大の難関、悪霊の遊び場・デビルアスレチックに到着した。
ティナとクルッポーを乗せたテリーは、トリコのあとを追った。黒いGTロボが侵入したことを報せるために。すでに、リーガル高原へと到達した三体のGTロボ。――リーガルマンモスの争奪戦は激しさを増す!
☆☆☆☆☆
……たくさんある石柱をオブサウルスが渡って行く中、いろんな猛獣の声が聞こえていた。
「デ、デビルアスレチック……噂には聞いたことがあるけど、超気味悪いし」
「通称・悪霊の遊び場。いくつかあるルートから一つを選んでゴールにたどり着けばクリア。だが各ルートには十のステージがあり、それぞれのステージを縄張りにするボスを倒さねぇと先へ進めねぇ」
「でも、トリコなら大丈夫だし。ト~リコ、超~強いし!」
「いや、相当ダメージを負っている上に、ずっと何も食べてねぇから体力がねぇ。ロックドラムに吹っ飛ばされたとき、食い物置いて来ちまったしよ。手強いステージはごめんだぜ。――っ!?」
顔を赤らめるリンに振り向いて言ったトリコだが、強い気配がして再び前を向く。そこには捕獲レベル13の両性獣類・ソルジャーフロッグがいた。
「一気に突破する! リン、しっかりつかまってろ!」
「はい!」
〈ゴルバルアァァアアア!!〉
〈グワアァァアアア!!〉
「すまねぇがどいてくれ!」
トリコの意図を読んだオブサウルスが突進してソルジャーフロッグを吹っ飛ばした。
「ルートによっちゃあレベルの低いステージがある。そこを選んで進むしかねぇ!」
☆☆☆☆☆
いにしえの沼地から荒野を歩いてリーガル高原へと目指していると、小松さんが何かを発見した。
「瑞貴さん、サニーさん、見てください! あれ、菓子の樹ですよ!」
「捕獲レベル8の天然食材だね。実物見たのは初めて!」
「ホォ、菓子を実らせる樹か。季節によって実る菓子が異なり、その種類は億を超えるって言う」
「だから菓子の樹はオークの樹とも呼ばれてるんですね。あっ、そうだ」
小松さんはリュックからお皿を一つ取り出した。
「サニーさん。すみません、お皿を持っていてください」
「ん」
「普通に手で持ったらいいのに……」
触覚を使ったらお皿が浮いた。そんなに重くないんだから自分で持とうよ。
「マッシュルームウッドで採ったフカヒレタケを乗せて、まるでスナック菓子のような実を二種類採って、トリコさんからもらったグルメスパイサーを使います!」
グルメスパイサーに二種類のお菓子を入れ、できたスパイスをフカヒレタケに振りかけるとキラキラ輝いていた
トリコとリンは白い森林(ホワイトフォレスト)の猛獣を威嚇、オブサウルスを手懐けリーガル高原へと向かうが、途中最大の難関、悪霊の遊び場・デビルアスレチックに到着した。
ティナとクルッポーを乗せたテリーは、トリコのあとを追った。黒いGTロボが侵入したことを報せるために。すでに、リーガル高原へと到達した三体のGTロボ。――リーガルマンモスの争奪戦は激しさを増す!
☆☆☆☆☆
……たくさんある石柱をオブサウルスが渡って行く中、いろんな猛獣の声が聞こえていた。
「デ、デビルアスレチック……噂には聞いたことがあるけど、超気味悪いし」
「通称・悪霊の遊び場。いくつかあるルートから一つを選んでゴールにたどり着けばクリア。だが各ルートには十のステージがあり、それぞれのステージを縄張りにするボスを倒さねぇと先へ進めねぇ」
「でも、トリコなら大丈夫だし。ト~リコ、超~強いし!」
「いや、相当ダメージを負っている上に、ずっと何も食べてねぇから体力がねぇ。ロックドラムに吹っ飛ばされたとき、食い物置いて来ちまったしよ。手強いステージはごめんだぜ。――っ!?」
顔を赤らめるリンに振り向いて言ったトリコだが、強い気配がして再び前を向く。そこには捕獲レベル13の両性獣類・ソルジャーフロッグがいた。
「一気に突破する! リン、しっかりつかまってろ!」
「はい!」
〈ゴルバルアァァアアア!!〉
〈グワアァァアアア!!〉
「すまねぇがどいてくれ!」
トリコの意図を読んだオブサウルスが突進してソルジャーフロッグを吹っ飛ばした。
「ルートによっちゃあレベルの低いステージがある。そこを選んで進むしかねぇ!」
☆☆☆☆☆
いにしえの沼地から荒野を歩いてリーガル高原へと目指していると、小松さんが何かを発見した。
「瑞貴さん、サニーさん、見てください! あれ、菓子の樹ですよ!」
「捕獲レベル8の天然食材だね。実物見たのは初めて!」
「ホォ、菓子を実らせる樹か。季節によって実る菓子が異なり、その種類は億を超えるって言う」
「だから菓子の樹はオークの樹とも呼ばれてるんですね。あっ、そうだ」
小松さんはリュックからお皿を一つ取り出した。
「サニーさん。すみません、お皿を持っていてください」
「ん」
「普通に手で持ったらいいのに……」
触覚を使ったらお皿が浮いた。そんなに重くないんだから自分で持とうよ。
「マッシュルームウッドで採ったフカヒレタケを乗せて、まるでスナック菓子のような実を二種類採って、トリコさんからもらったグルメスパイサーを使います!」
グルメスパイサーに二種類のお菓子を入れ、できたスパイスをフカヒレタケに振りかけるとキラキラ輝いていた