剛力無双! 食義を極めし者!
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「ト、トリコさん! 気をつけてください! 奴は…その灰汁獣は……普通じゃない! 凶暴に見えて動きにムダがない……恐ろしく強力な猛獣が何十種も混合している! 恐らくその中に――食義にいた奥義の使い手が混じっている!」
「ええっ!?」
〈…………〉
「…………」
〈ヴァアァァアアア!!〉
「ヒイイッ! うわああっ!」
シュウの忠告に小松は驚きの声を上げたが、それ以外は静かだった。圧倒的な実力を持つ玄武はともかく、トリコはただゴーレムを見上げているだけである。
どちらにしろ戦闘が起こるのは間違いないので、大竹は静かにマントをひるがえしてその場を去る。
「さて、どんなものか……トリコ」
「下がってろ、小松、シュウ」
「えっ! あっ、はい!」
「わ、わかりました!」
〈ワッパたちには自分が付くのだ。守護結界も掛けてある故、安心して戦うといいのだ〉
「ああ」
「い、いつものトリコさんと違う……。冷静というか……」
〈ワッパ、早く行くのだ〉
「は、はい!」
先ほどから雰囲気どころか伝わる感情も今までと違うトリコに一度止まって振り向いた小松を玄武は呼びかけ、小松とシュウが下がったのを確認し、玄武もトリコから二人のそばに行くとシュウは最初からかけてある守護結界がまだ効いているので、小松に守護結界をかけた。
「シャボンフルーツの栄養で、髪がこんなに伸びちまった……」
トリコは伸びた自分の髪をナイフで切っていく。それも手が触れただけで簡単かつ綺麗に切れると髪の神々しい輝きがなくなった……いや、内に秘めているのかもしれない。
「美食會……玄武が守ってくれなきゃ、今までの俺ならぷっつんいってた場面かもな……。いや、別に怒ってないわけじゃないんだがな。食義において、怒りで感情を荒げることは体にムダな力を生む……。だから、こうして――この怒りにも感謝するのさ」
ゴーレムを見上げたトリコはとても晴れやかな笑顔だ。それが癇に障ったのか、ただ単に瑞貴にやられた仕返しをトリコにするつもりなのか、ゴーレムは大きく手を挙げた。
〈ヴァアアッ!!〉
「お前を倒すためにな!」
〈ヴァアァァアアア!!〉
ゴーレムが右手を拳にして振り上げた途端、顔を真顔に戻したトリコは右手を軽く振った。そう――軽く振った『だけ』なのにゴーレムの右腕は綺麗な輪切りに切られた挙げ句、あっという間に塵と化したのだ。
〈ヴァッ!〉
「再生した!?」
〈あ奴には再生能力の持つ猛獣か、よほど強い再生屋が混じっているのだな〉
あっという間に切れた腕が肩から伸びて元に戻ったことに小松は驚いて玄武は冷静に判断する。さらにゴーレムはもう一度とトリコに飛びかかってきた。
「ええっ!?」
〈…………〉
「…………」
〈ヴァアァァアアア!!〉
「ヒイイッ! うわああっ!」
シュウの忠告に小松は驚きの声を上げたが、それ以外は静かだった。圧倒的な実力を持つ玄武はともかく、トリコはただゴーレムを見上げているだけである。
どちらにしろ戦闘が起こるのは間違いないので、大竹は静かにマントをひるがえしてその場を去る。
「さて、どんなものか……トリコ」
「下がってろ、小松、シュウ」
「えっ! あっ、はい!」
「わ、わかりました!」
〈ワッパたちには自分が付くのだ。守護結界も掛けてある故、安心して戦うといいのだ〉
「ああ」
「い、いつものトリコさんと違う……。冷静というか……」
〈ワッパ、早く行くのだ〉
「は、はい!」
先ほどから雰囲気どころか伝わる感情も今までと違うトリコに一度止まって振り向いた小松を玄武は呼びかけ、小松とシュウが下がったのを確認し、玄武もトリコから二人のそばに行くとシュウは最初からかけてある守護結界がまだ効いているので、小松に守護結界をかけた。
「シャボンフルーツの栄養で、髪がこんなに伸びちまった……」
トリコは伸びた自分の髪をナイフで切っていく。それも手が触れただけで簡単かつ綺麗に切れると髪の神々しい輝きがなくなった……いや、内に秘めているのかもしれない。
「美食會……玄武が守ってくれなきゃ、今までの俺ならぷっつんいってた場面かもな……。いや、別に怒ってないわけじゃないんだがな。食義において、怒りで感情を荒げることは体にムダな力を生む……。だから、こうして――この怒りにも感謝するのさ」
ゴーレムを見上げたトリコはとても晴れやかな笑顔だ。それが癇に障ったのか、ただ単に瑞貴にやられた仕返しをトリコにするつもりなのか、ゴーレムは大きく手を挙げた。
〈ヴァアアッ!!〉
「お前を倒すためにな!」
〈ヴァアァァアアア!!〉
ゴーレムが右手を拳にして振り上げた途端、顔を真顔に戻したトリコは右手を軽く振った。そう――軽く振った『だけ』なのにゴーレムの右腕は綺麗な輪切りに切られた挙げ句、あっという間に塵と化したのだ。
〈ヴァッ!〉
「再生した!?」
〈あ奴には再生能力の持つ猛獣か、よほど強い再生屋が混じっているのだな〉
あっという間に切れた腕が肩から伸びて元に戻ったことに小松は驚いて玄武は冷静に判断する。さらにゴーレムはもう一度とトリコに飛びかかってきた。