迫る脅威! いそげ、トリコ! シャボンフルーツへの道!
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それを見た他の師範代たちまでもが便乗して……いつの間にかシュウさん以外倒してしまった。実力はわかってくれても、念のためなのか信頼に値しないのか、最初の提案通りシュウさんが見張りとしてここにいる。
「門下生を一気に百人ずつ相手にし、さらに僕以外の師範代を数少ないとはいえ全員倒されました」
「時間がないのですからね。わかってもらうのに一人一人と相手をしていたら間に合いませんよ。――さて、おしゃべりはここまでです。シュウさんも見張りの立場があるとはいえ、できるだけ下がっていてください」
「はい」
小松さんも離れにいるといいんだけど……ここに来る前にできるだけ釘を刺したつもりなんだけどね。
『絶対離れから出ないように! 師範代の方たちの言うことを聞いて!』
『は、はい!』
あれじゃあ釘を刺すって言うより、子供を叱りつけているみたいだったね。まさかと思うけど……トリコを待つためにバブルウェイの入口で帰りを待っていそうな予感がする。
☆☆☆☆☆
……瑞貴の予想は大当たりで、小松はバブルウェイでそろそろトリコが帰ってくる頃だろうと思っていた。
「瑞貴さんにはああ言ったけど、やっぱりトリコさんがいつでも帰って来ていいようにしておかないと。トリコさん、もうシャボンフルーツに辿り着いたかな~? さて、準備しなきゃ!」
ピュンッ!
「ん?」
音が聞こえて小松が振り向くと、食林寺が姿を消して隠れようとしていた。
☆☆☆☆☆
「瑞貴さん! あれを!」
「来た……!」
〈ピギャアァァアアア!!〉
見上げれば暗雲の中に凄まじくも禍々しいオーラを放つ、片方の眼球がなく顔の周りしか毛がない巨大な怪鳥が現れた。その頭の上には老婆と、小松さんくらいの男性、そして全身が緑色の不気味な巨人が……原作と違って五人もいる!?
「着いたぞい……ヒッヒッヒッ!」
そのオーラに恐ろしく思ったのか、食林寺が隠れるために姿を消した。空から見れば巨大なクレーターができていると思うくらいだろう。
「穏形樹の森と寺……相変わらず臆病じゃのう。――姿を見せんしゃいな!!」
老婆の人がそう叫ぶと同時に、感謝ボテンは針がなくなるまで飛ばし、満開のローズハムは花を閉じ、さらに見えなくなった食林寺が姿を現した。
「なんと! 脅しで無理矢理姿を出させた……!」
「あの中で一番厄介なのは、あの人ですね……!」
ついに怪鳥が食林寺の地に降り立つと、シュウさんが老婆を見て信じられないように目を見開いていた。
「そんな……あ、あのお方は……!」
「シュウさん、知り合いですか!?」
私がそう尋ねている間、老婆が怪鳥の頭から降りて来た。その人もシュウさんを見てニヤニヤと笑っている。
「おやおや……シュウもずいぶん出世したのう」
「ち、千代さん!?」
「この人が……!」
「ヒッヒッヒッヒッ……」
雲隠れ割烹の先代料理長で珍師範のコンビ……千代さん。だけどこの様子だと、ただ帰ってきたってわけじゃなさそうね。
「門下生を一気に百人ずつ相手にし、さらに僕以外の師範代を数少ないとはいえ全員倒されました」
「時間がないのですからね。わかってもらうのに一人一人と相手をしていたら間に合いませんよ。――さて、おしゃべりはここまでです。シュウさんも見張りの立場があるとはいえ、できるだけ下がっていてください」
「はい」
小松さんも離れにいるといいんだけど……ここに来る前にできるだけ釘を刺したつもりなんだけどね。
『絶対離れから出ないように! 師範代の方たちの言うことを聞いて!』
『は、はい!』
あれじゃあ釘を刺すって言うより、子供を叱りつけているみたいだったね。まさかと思うけど……トリコを待つためにバブルウェイの入口で帰りを待っていそうな予感がする。
☆☆☆☆☆
……瑞貴の予想は大当たりで、小松はバブルウェイでそろそろトリコが帰ってくる頃だろうと思っていた。
「瑞貴さんにはああ言ったけど、やっぱりトリコさんがいつでも帰って来ていいようにしておかないと。トリコさん、もうシャボンフルーツに辿り着いたかな~? さて、準備しなきゃ!」
ピュンッ!
「ん?」
音が聞こえて小松が振り向くと、食林寺が姿を消して隠れようとしていた。
☆☆☆☆☆
「瑞貴さん! あれを!」
「来た……!」
〈ピギャアァァアアア!!〉
見上げれば暗雲の中に凄まじくも禍々しいオーラを放つ、片方の眼球がなく顔の周りしか毛がない巨大な怪鳥が現れた。その頭の上には老婆と、小松さんくらいの男性、そして全身が緑色の不気味な巨人が……原作と違って五人もいる!?
「着いたぞい……ヒッヒッヒッ!」
そのオーラに恐ろしく思ったのか、食林寺が隠れるために姿を消した。空から見れば巨大なクレーターができていると思うくらいだろう。
「穏形樹の森と寺……相変わらず臆病じゃのう。――姿を見せんしゃいな!!」
老婆の人がそう叫ぶと同時に、感謝ボテンは針がなくなるまで飛ばし、満開のローズハムは花を閉じ、さらに見えなくなった食林寺が姿を現した。
「なんと! 脅しで無理矢理姿を出させた……!」
「あの中で一番厄介なのは、あの人ですね……!」
ついに怪鳥が食林寺の地に降り立つと、シュウさんが老婆を見て信じられないように目を見開いていた。
「そんな……あ、あのお方は……!」
「シュウさん、知り合いですか!?」
私がそう尋ねている間、老婆が怪鳥の頭から降りて来た。その人もシュウさんを見てニヤニヤと笑っている。
「おやおや……シュウもずいぶん出世したのう」
「ち、千代さん!?」
「この人が……!」
「ヒッヒッヒッヒッ……」
雲隠れ割烹の先代料理長で珍師範のコンビ……千代さん。だけどこの様子だと、ただ帰ってきたってわけじゃなさそうね。