迫る脅威! いそげ、トリコ! シャボンフルーツへの道!
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――もう一度外に出てトリコと私が壊した岩に向かいながら、シュウさんが感服するように言う。
「もう僕では、みなさんに勝てないでしょう」
「じゃあ上級コースですね。早く最終試験に合格しなきゃ」
「その必要はありませんよ」
「えっ?」
「この修業はすでに上級コースです」
「なんだって!?」
「私たち、てっきり初級か中級コースをしているのかと……」
「最終試験で食べてもらう食材も、修業中に食べていたモノ。つまり……みなさんはもう、食義を習得しています」
「「「えー!?」」」
「そのと――りっ!!」
私たちがシュウさんから思いもよらないことを知らされていると、上空から大声が聞こえてきた。何かが……いや、人が振って来るとわかり、トリコは小松さんの首根っこをつかみながらで私もシュウさんと共にうしろへ飛び退いた。
ズシ――ンッ!!
大きな音を立てて着陸した人は、自分を中心にクレーターを作った。ていうか、この人って……!
「珍師範!」
「フッフッフッフッフッ……」
眼鏡をかけ直した珍師範はクレーターから出ると、私たちの前にやってきて一人ずつジッと見る。上級コースをクリアしたっていう状態でも見えるのかな?
「あ~……え~っと……なんだっけ、名前?」
「そんな~!」
「もう間違えてもくれねぇ……」
「まだ間違えたほうがマシって思える日が来るなんて……」
一応見覚えがあるみたいだから知らない人までランクが下がったわけじゃないよね? 前にも思ったけど本っっっ当に名前すら覚えてない相手に寺を任せていいのか!?
「トリコさんと小松さんと瑞貴さんです」
「そうそう、そうじゃった! そんな気がしとったわ!」
「ホントかよ……」
呆れて半目になったトリコは珍師範が落ちたクレーターを、何かを思うようにジッと見ている。するとその間、珍師範が近づいて来たのを気づいたトリコは顔を戻した。
「ここまでの修業ご苦労じゃったの。思ったより早かったと褒めておくかの。――壊した建造物は弁償してもらうが」
「「「ア、アハハハ……」」」
「フフッ」
珍師範はトリコと私がシュウさんと勝負した場所や、トリコが三日目に放ったナイフで壊れた場所を見ながらそう言ったので、私たちは苦笑しか出て来なかった。シュウさんも微笑んでいるけど、弁償は自腹って教えてよー!
「まっ。とにかくこれからはわしが直々に指導してやろう」
「よっしゃー!」
「やりましたね!」
「ついにここまで来たんだ!」
「付いて来なさい。トビイリジョージにコリンファラオにロストフォレストよ」
「違うっての。そっちのほうが覚え辛いだろ……」
「あ~……」
「それはこの樹海の名前ですって……」
やっぱりいい加減名前を覚えて欲しい。修業を受けている間も、こうして訂正しなくちゃいけないのかな……。
「もう僕では、みなさんに勝てないでしょう」
「じゃあ上級コースですね。早く最終試験に合格しなきゃ」
「その必要はありませんよ」
「えっ?」
「この修業はすでに上級コースです」
「なんだって!?」
「私たち、てっきり初級か中級コースをしているのかと……」
「最終試験で食べてもらう食材も、修業中に食べていたモノ。つまり……みなさんはもう、食義を習得しています」
「「「えー!?」」」
「そのと――りっ!!」
私たちがシュウさんから思いもよらないことを知らされていると、上空から大声が聞こえてきた。何かが……いや、人が振って来るとわかり、トリコは小松さんの首根っこをつかみながらで私もシュウさんと共にうしろへ飛び退いた。
ズシ――ンッ!!
大きな音を立てて着陸した人は、自分を中心にクレーターを作った。ていうか、この人って……!
「珍師範!」
「フッフッフッフッフッ……」
眼鏡をかけ直した珍師範はクレーターから出ると、私たちの前にやってきて一人ずつジッと見る。上級コースをクリアしたっていう状態でも見えるのかな?
「あ~……え~っと……なんだっけ、名前?」
「そんな~!」
「もう間違えてもくれねぇ……」
「まだ間違えたほうがマシって思える日が来るなんて……」
一応見覚えがあるみたいだから知らない人までランクが下がったわけじゃないよね? 前にも思ったけど本っっっ当に名前すら覚えてない相手に寺を任せていいのか!?
「トリコさんと小松さんと瑞貴さんです」
「そうそう、そうじゃった! そんな気がしとったわ!」
「ホントかよ……」
呆れて半目になったトリコは珍師範が落ちたクレーターを、何かを思うようにジッと見ている。するとその間、珍師範が近づいて来たのを気づいたトリコは顔を戻した。
「ここまでの修業ご苦労じゃったの。思ったより早かったと褒めておくかの。――壊した建造物は弁償してもらうが」
「「「ア、アハハハ……」」」
「フフッ」
珍師範はトリコと私がシュウさんと勝負した場所や、トリコが三日目に放ったナイフで壊れた場所を見ながらそう言ったので、私たちは苦笑しか出て来なかった。シュウさんも微笑んでいるけど、弁償は自腹って教えてよー!
「まっ。とにかくこれからはわしが直々に指導してやろう」
「よっしゃー!」
「やりましたね!」
「ついにここまで来たんだ!」
「付いて来なさい。トビイリジョージにコリンファラオにロストフォレストよ」
「違うっての。そっちのほうが覚え辛いだろ……」
「あ~……」
「それはこの樹海の名前ですって……」
やっぱりいい加減名前を覚えて欲しい。修業を受けている間も、こうして訂正しなくちゃいけないのかな……。