感謝なき者入るべからず! 恐怖の食林寺‼
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「それだけの手練れも集まってるってわけか。あの樹海を抜けられた奴が、こんなにいるとはな……」
「フフフフッ。いやぁこ奴らは、無理矢理連れて来られた犯罪者じゃ」
「「「犯罪者!?」」」
「おいおい、マジかよ!?」
「たとえばハニープリズンは決して出られぬグルメ犯罪者の末路じゃが、ここはあくまで食義を学び直す場――修業を完了すれば出所できる。だがほとんどの者は厳しい修業に耐えかね、寺から逃げ出してしまう……。ちなみに逃げた所で、この樹海から出ることは敵わんがな」
「ハ、ハァ……」
「あの千輪って奴がここへ来るのを嫌がってたわけだ」
「でも千流さんがいずれ行かせる気がするけど……」
雰囲気からして千流さんはあまり冗談を言わなさそうだし、遅かれ早かれ千輪はここに来ることになるかも。
「お帰りなさい。珍師範」
「「「ん?」」」
振り向くと『食義』と書かれた服を身に纏い、頭にはターバンを付けて長い髪を三つ編みにして横に垂れ流している男性がいた。途中から先までの髪の色が黄色だけど、生まれつきかメッシュを入れてるのかな?
「彼らが、一龍氏のおっしゃってた寺宝への新たな挑戦者ですね?」
「ウム、ショウジ」
「ショウジではありません。シュウです」
「紹介しよう。トメとジュリーとチェスじゃ」
「違う違う!」
「どんどん遠くなってます!」
「トリコに小松に瑞貴です! それに今度はボードゲームですか!?」
「彼はこの寺の師範代――」
「全然聞いてねぇし……」
さり気なくスルーしたね、珍師範……。てか、師範代くらい名前を覚えてあげたらいいのに……かつて師範代だった千代さんは覚えてたじゃん。シュウさんなんてもう慣れているのか表情一つ変えてないよ。
「ショウキチじゃ」
「シュウです。珍師範」
「これから食義の修業は、この師範代のシュヴァルツにやってもらうから」
「「「えっ?」」」
てっきり珍師範が修業してくれると思ったから、私たちは思わず顔を見合わせた。
「シュワちゃん。本堂まで案内してやってくれ」
「シュウが案内します。四天王のトリコさん、シェフの小松さん、そして瑞貴さん。僕では力不足かもしれませんが、どうかよろしくお願いします」
「俺ら、どうせなら師範直々に教わりてぇんだが……」
「僕では力不足だと?」
「いや、今自分で言ったじゃねぇかよ!」
トリコがそう指差して言ったら、シュウさんは『あっ』と言うような顔をしたあと、「ハハハハッ」と笑った。普通なら怒るところなのにシュウさんは……いや、心の中では怒っているのかもしれないけど。
「食義の基本はもうわかったし、シャボンフルーツまでそんなに時間かけてる暇はねぇからな」
「…………」
「それによ、師範が見せた炎をもつかむ技・スプーン……あんな繊細な技は初めて見た。あれが食義の奥義だとしたら、ぜひその使い手に教わりてぇと思ってな」
一応トリコにも考えがあって言ってたんだ。単に『師範代』という立場の人に教わるのが不満なだけかと思った。
「フフフフッ。いやぁこ奴らは、無理矢理連れて来られた犯罪者じゃ」
「「「犯罪者!?」」」
「おいおい、マジかよ!?」
「たとえばハニープリズンは決して出られぬグルメ犯罪者の末路じゃが、ここはあくまで食義を学び直す場――修業を完了すれば出所できる。だがほとんどの者は厳しい修業に耐えかね、寺から逃げ出してしまう……。ちなみに逃げた所で、この樹海から出ることは敵わんがな」
「ハ、ハァ……」
「あの千輪って奴がここへ来るのを嫌がってたわけだ」
「でも千流さんがいずれ行かせる気がするけど……」
雰囲気からして千流さんはあまり冗談を言わなさそうだし、遅かれ早かれ千輪はここに来ることになるかも。
「お帰りなさい。珍師範」
「「「ん?」」」
振り向くと『食義』と書かれた服を身に纏い、頭にはターバンを付けて長い髪を三つ編みにして横に垂れ流している男性がいた。途中から先までの髪の色が黄色だけど、生まれつきかメッシュを入れてるのかな?
「彼らが、一龍氏のおっしゃってた寺宝への新たな挑戦者ですね?」
「ウム、ショウジ」
「ショウジではありません。シュウです」
「紹介しよう。トメとジュリーとチェスじゃ」
「違う違う!」
「どんどん遠くなってます!」
「トリコに小松に瑞貴です! それに今度はボードゲームですか!?」
「彼はこの寺の師範代――」
「全然聞いてねぇし……」
さり気なくスルーしたね、珍師範……。てか、師範代くらい名前を覚えてあげたらいいのに……かつて師範代だった千代さんは覚えてたじゃん。シュウさんなんてもう慣れているのか表情一つ変えてないよ。
「ショウキチじゃ」
「シュウです。珍師範」
「これから食義の修業は、この師範代のシュヴァルツにやってもらうから」
「「「えっ?」」」
てっきり珍師範が修業してくれると思ったから、私たちは思わず顔を見合わせた。
「シュワちゃん。本堂まで案内してやってくれ」
「シュウが案内します。四天王のトリコさん、シェフの小松さん、そして瑞貴さん。僕では力不足かもしれませんが、どうかよろしくお願いします」
「俺ら、どうせなら師範直々に教わりてぇんだが……」
「僕では力不足だと?」
「いや、今自分で言ったじゃねぇかよ!」
トリコがそう指差して言ったら、シュウさんは『あっ』と言うような顔をしたあと、「ハハハハッ」と笑った。普通なら怒るところなのにシュウさんは……いや、心の中では怒っているのかもしれないけど。
「食義の基本はもうわかったし、シャボンフルーツまでそんなに時間かけてる暇はねぇからな」
「…………」
「それによ、師範が見せた炎をもつかむ技・スプーン……あんな繊細な技は初めて見た。あれが食義の奥義だとしたら、ぜひその使い手に教わりてぇと思ってな」
一応トリコにも考えがあって言ってたんだ。単に『師範代』という立場の人に教わるのが不満なだけかと思った。