感謝なき者入るべからず! 恐怖の食林寺‼
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「水流弾!!」
寺にはどれくらいの人がいるかや、避難しているかどうかもわからないから、私は水流弾を至る所に発射した。その衝撃で寺の炎は治まって鎮火したあとの煙があちこちから少し出ているくらいだ。
「やりましたね! 瑞貴さん!」
「さすがだな!」
「……本当に治まったの?」
「「えっ?」」
あとから上がってきた小松さんとトリコに私はそう言う。だって気温はそんなに暑くないし、いくら鎮火したばかりだからとはいえ、寺から陽炎が見えるなんて……。
チリチリチリ――……。
「「「ん?」」」
ボオオォォオオオ!!
「なっ!?」
「わあああっ!」
「もう!」
嫌な予感とは当たるものでは、また寺は炎に包みこまれてしまった。こうなればもう一回――!
「ったく、しょうがないのう……」
珍師範も最上段まで来ると、一度合掌して燃え上がる寺を見上げた。
「スプーン!! そらあっ!」
次にぶら下げた右手に力を溜めて空へ投げると、巨大なスプーンが現れた。そのスプーンは優しく正確に炎だけを全てすくい上げて珍師範の元へ……って、珍師範の手が燃えてる!? あっ! 炎を握り潰した!?
「ホレ、消化完了」
「あっ……」
「ほ、ほにょおをすくい取ったー!?」
「小松さん! 驚きで舌が回ってないって!」
珍師範が握り締めた手を広げて私たちに見せると、煙が少し出ただけで火傷すらしていない。小松さんも舌が回らないくらい驚いた。
「フフフフフッ。まっ、ここまでやれとは言わぬ。だが食義を極めねばシャボンフルーツなど到底触れることもできんぞ?」
「忘れてたぜ……ここにあるのは会長(オヤジ)の修業食材! さすがに一筋縄ではいかないようだ!」
だからこれまでもえらい目に遭ってきたでしょうが! 本当に忘れるんじゃないよ!
――珍師範に食林寺の中へ招いてもらったけど、中も外と同じで大岩やらトゲやらが私たちを襲ってきた。しかも何故か珍師範には一回も攻撃が向けられない。
「ぎいやあぁぁあああ!! 寺が襲ってくる――っ!!」
「ナイフ!!」
「守護結界!!」
トリコがナイフで攻撃したあとも次が来るので、私は半円状に守護結界を張った。それでも先ほどのトリコと同じく結界を張っても攻撃が止まない。
「おやおや。三人共、礼儀作法が全くなっとらんなぁ。それではいつまで経っても本堂へは辿り着けんぞ?」
「礼儀作法って、具体的にどうすりゃいいんだよ!? 何度も合掌してお辞儀してんのに、攻撃が止まなねぇ!」
「それはな、トマトよ」
「トマトじゃねぇ! トリコだー!」
ついにトリコも名前の間違いが食べ物に格下げされたか……。トリコの言う通り、私が結界を張る前もあともすかさず三人で合掌とお辞儀をしているのに、私たちは寺から攻撃し続けられている。
寺にはどれくらいの人がいるかや、避難しているかどうかもわからないから、私は水流弾を至る所に発射した。その衝撃で寺の炎は治まって鎮火したあとの煙があちこちから少し出ているくらいだ。
「やりましたね! 瑞貴さん!」
「さすがだな!」
「……本当に治まったの?」
「「えっ?」」
あとから上がってきた小松さんとトリコに私はそう言う。だって気温はそんなに暑くないし、いくら鎮火したばかりだからとはいえ、寺から陽炎が見えるなんて……。
チリチリチリ――……。
「「「ん?」」」
ボオオォォオオオ!!
「なっ!?」
「わあああっ!」
「もう!」
嫌な予感とは当たるものでは、また寺は炎に包みこまれてしまった。こうなればもう一回――!
「ったく、しょうがないのう……」
珍師範も最上段まで来ると、一度合掌して燃え上がる寺を見上げた。
「スプーン!! そらあっ!」
次にぶら下げた右手に力を溜めて空へ投げると、巨大なスプーンが現れた。そのスプーンは優しく正確に炎だけを全てすくい上げて珍師範の元へ……って、珍師範の手が燃えてる!? あっ! 炎を握り潰した!?
「ホレ、消化完了」
「あっ……」
「ほ、ほにょおをすくい取ったー!?」
「小松さん! 驚きで舌が回ってないって!」
珍師範が握り締めた手を広げて私たちに見せると、煙が少し出ただけで火傷すらしていない。小松さんも舌が回らないくらい驚いた。
「フフフフフッ。まっ、ここまでやれとは言わぬ。だが食義を極めねばシャボンフルーツなど到底触れることもできんぞ?」
「忘れてたぜ……ここにあるのは会長(オヤジ)の修業食材! さすがに一筋縄ではいかないようだ!」
だからこれまでもえらい目に遭ってきたでしょうが! 本当に忘れるんじゃないよ!
――珍師範に食林寺の中へ招いてもらったけど、中も外と同じで大岩やらトゲやらが私たちを襲ってきた。しかも何故か珍師範には一回も攻撃が向けられない。
「ぎいやあぁぁあああ!! 寺が襲ってくる――っ!!」
「ナイフ!!」
「守護結界!!」
トリコがナイフで攻撃したあとも次が来るので、私は半円状に守護結界を張った。それでも先ほどのトリコと同じく結界を張っても攻撃が止まない。
「おやおや。三人共、礼儀作法が全くなっとらんなぁ。それではいつまで経っても本堂へは辿り着けんぞ?」
「礼儀作法って、具体的にどうすりゃいいんだよ!? 何度も合掌してお辞儀してんのに、攻撃が止まなねぇ!」
「それはな、トマトよ」
「トマトじゃねぇ! トリコだー!」
ついにトリコも名前の間違いが食べ物に格下げされたか……。トリコの言う通り、私が結界を張る前もあともすかさず三人で合掌とお辞儀をしているのに、私たちは寺から攻撃し続けられている。