疾走、リーガル島! ジュエルミートを探せ!
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「醤油ダコ……キモい口から最高級の醤油を出すキモいタコだが、その子供ダコよりもっとキモい大人のほうが、より熟成された溜まり醤油がキモく取れるぞ」
「ええ。でも大人の醤油ダコは僕では捕まえられないんで」
「まっ、捕獲レベル5だしな。キモいくせに」
「サニー、さっきからキモいキモい言い過ぎ……」
小松さんが醤油ダコの頭を絞ると、口から醤油が出てきてクリーム松茸にかかった。おかげでさらに香ばしい匂いがしてくる。
「ハァ~いい匂い~。クリーム松茸の香りに醤油の香ばしさが加わって深みが増していく~」
「サニー、一緒に食べよ」
「…………」
私が呼びかけてみてもサニーは動かない。触覚で取る気配もなし。
「「いただきます!」」
「あむ……。スゴーい! このクリーミーな舌触り、この香り!」
「ん……。やっぱ天然物は全然違うね!」
ドサッ!
「わあ!」
「おや」
醤油かけのクリーム松茸を堪能していたら、横に大きな醤油ダコが落ちてきた。サニーを見れば立っている場所から動いてないけど、きっと触覚で取ったんだな。
「大人の醤油ダコだ。今捕まえた。そのほうがクリーム松茸には合うぜ」
「ハ、ハァ……。ありがとうございます……」
「ありがとうサニー! さっそく採ろうっと」
「確かお前、小松って呼ばれてたな」
大人の醤油ダコから醤油を採っている間、サニーが小松さんに話しかける。
「いきなりこんな危険区に吹っ飛ばされたのに、高級食材を見るや子供のようにハシャぐあたり、キモさMAX!」
「えっ?」
「だが、なかなかどうして美(ツク)しい調理器具を持っている。それを手にした途端、食材が映えた、全てが一気に調和したのだ。一つだけ言える。調理しているお前は……美(ツク)しい」
「ハァ……どうも」
褒めてんだか貶してんだかどっちだよ。せっかくだから飾り切りでもやってみようかな。
「あっ、ごめん。今ほっぺちょっと舐めちゃった」
「えっ? なんですか?」
「なんでももねーよ。早く食べようぜ。クリーム松茸」
「今、何かしたんですか!? 僕に!」
「触覚が頬に触れたんだよ。さっ、できたよ」
「「おおっ!」」
二人が話している間に、私は醤油ダコから醤油をさらに採ってクリーム松茸を自分の包丁で飾り切りにして焼き上げた。焼き色と醤油でクリーム松茸の色がさらに映えている。
飾り切りは私も得意し、元の世界でもこの世界でも子供を中心に好評なんだよね。
「スゴいです! クリーム松茸がさらに鮮やかに!」
「美(ツク)しい……! 美(ツク)し過ぎる!」
「そこまで言われると照れる……」
ちょっとした遊び心でやったんだけど、まさか二人にこんなに好評だとは思いもしなかった。
「ええ。でも大人の醤油ダコは僕では捕まえられないんで」
「まっ、捕獲レベル5だしな。キモいくせに」
「サニー、さっきからキモいキモい言い過ぎ……」
小松さんが醤油ダコの頭を絞ると、口から醤油が出てきてクリーム松茸にかかった。おかげでさらに香ばしい匂いがしてくる。
「ハァ~いい匂い~。クリーム松茸の香りに醤油の香ばしさが加わって深みが増していく~」
「サニー、一緒に食べよ」
「…………」
私が呼びかけてみてもサニーは動かない。触覚で取る気配もなし。
「「いただきます!」」
「あむ……。スゴーい! このクリーミーな舌触り、この香り!」
「ん……。やっぱ天然物は全然違うね!」
ドサッ!
「わあ!」
「おや」
醤油かけのクリーム松茸を堪能していたら、横に大きな醤油ダコが落ちてきた。サニーを見れば立っている場所から動いてないけど、きっと触覚で取ったんだな。
「大人の醤油ダコだ。今捕まえた。そのほうがクリーム松茸には合うぜ」
「ハ、ハァ……。ありがとうございます……」
「ありがとうサニー! さっそく採ろうっと」
「確かお前、小松って呼ばれてたな」
大人の醤油ダコから醤油を採っている間、サニーが小松さんに話しかける。
「いきなりこんな危険区に吹っ飛ばされたのに、高級食材を見るや子供のようにハシャぐあたり、キモさMAX!」
「えっ?」
「だが、なかなかどうして美(ツク)しい調理器具を持っている。それを手にした途端、食材が映えた、全てが一気に調和したのだ。一つだけ言える。調理しているお前は……美(ツク)しい」
「ハァ……どうも」
褒めてんだか貶してんだかどっちだよ。せっかくだから飾り切りでもやってみようかな。
「あっ、ごめん。今ほっぺちょっと舐めちゃった」
「えっ? なんですか?」
「なんでももねーよ。早く食べようぜ。クリーム松茸」
「今、何かしたんですか!? 僕に!」
「触覚が頬に触れたんだよ。さっ、できたよ」
「「おおっ!」」
二人が話している間に、私は醤油ダコから醤油をさらに採ってクリーム松茸を自分の包丁で飾り切りにして焼き上げた。焼き色と醤油でクリーム松茸の色がさらに映えている。
飾り切りは私も得意し、元の世界でもこの世界でも子供を中心に好評なんだよね。
「スゴいです! クリーム松茸がさらに鮮やかに!」
「美(ツク)しい……! 美(ツク)し過ぎる!」
「そこまで言われると照れる……」
ちょっとした遊び心でやったんだけど、まさか二人にこんなに好評だとは思いもしなかった。