疾走、リーガル島! ジュエルミートを探せ!
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「樹海を渡り歩く調味料ダコ、オクトパソースの一種・ビネガーソースを出す酢ダコだね」
「美しさマイナス100! キモさ5万!」
そこまで言わなくても……。続いて小松さんはまたタコを見つけ、さっきの酢ダコを合わせて合計五匹のタコを頭と両肩に乗せて両手で取った。だけどサニーは再び悲鳴を上げる。
「わあ――っ!!」
「ウスターソースを出すウスタコに、サルサソースを出すタコスタコ! クリーム松茸に合いそうな醤油タコもいます!」
「な、なんでよりによってこいつと飛ばされたんだ!?」
「小松さん、早く食べよ!」
「お前(マ)も女なら少しは抵抗しろ! 美(ツク)しくねーだろ!?」
ハントに行けばオクトパソースのような天然調味料は必要だもんね。慣れですよ、慣れ。
☆☆☆☆☆
……一方、トリコとリンは白い森林(ホワイトフォレスト)で走り回って――正確には逃げ回っているだろう。追いかけてくるのは捕獲レベル19の哺乳獣類・ドム。
「白い森……ここホワイトフォレスト?」
「この島で最も猛獣が生息する森! 面倒なとこに飛ばされちまったぜ!」
「でもウチ、トリコと一緒ならどこ飛ばされても構わないし!」
リンはトリコがいれば常にポジティブ思考だ。その間にドムがトリコたちに追いついてきた。
「やむを得ねぇ! おらあ!」
トリコがドムを投げ飛ばしたが、うしろに捕獲レベル14の哺乳獣類・ビグマが三体もいた。
「エンドルフィンスモーク!」
リンのエンドルフィンスモークの鎮痛作用のおかげで、ビグマたちは眠りに入った。
「大人しくしろ! トリコと二人っきりの時間、邪魔しないでほしいし! ――っ!?」
大きな影がリンに差し込んだので振り向くと、捕獲レベル16の鳥獣類・バラッグがいた。
「うわあ!」
「てぇい!」
リンに襲いかかる前にトリコの飛び蹴りがバラッグの頬に命中した。怯んでいる隙にトリコとリンは再び走り出す。
「キリがねぇ! 一気に抜けるぞ!」
「うん!」
「この森に入るつもりはなかったんだが、瑞貴と小松とサニーは無事なのか!? テリーとティナたちはロックドラムの攻撃を受けてなかったみたいだが……」
☆☆☆☆☆
……黒草の草原(ブラックカーペット)に取り残されたテリーとティナとクルッポー。座るテリーにティナは向かい合っているが、どう接していいかわからないでいる。
「ウッ……コミュニケーション取りづら……。なんだか、非常にとっつきにくい……」
〈ッ! グルルルル……!〉
「ウソウソ! 冗談――……ん?」
するとテリーは立ち上がって威嚇を始める。
先ほどの発言が気に食わなかったと思ったティナは慌てて訂正するが、テリーが威嚇しているのは自分ではないと気づき、その方向に顔を向けると……黒いGTロボがいた。そいつはティナも見たことがある。
「あ、あいつは! フグ鯨のときの……! えっ? わあっ!」
するとテリーはティナの服をくわえて投げ飛ばすと自分の背中に乗せ、すぐさま走り出した。クルッポーも共に行くためテリーの尻尾に慌てて食いついたのだった。
「美しさマイナス100! キモさ5万!」
そこまで言わなくても……。続いて小松さんはまたタコを見つけ、さっきの酢ダコを合わせて合計五匹のタコを頭と両肩に乗せて両手で取った。だけどサニーは再び悲鳴を上げる。
「わあ――っ!!」
「ウスターソースを出すウスタコに、サルサソースを出すタコスタコ! クリーム松茸に合いそうな醤油タコもいます!」
「な、なんでよりによってこいつと飛ばされたんだ!?」
「小松さん、早く食べよ!」
「お前(マ)も女なら少しは抵抗しろ! 美(ツク)しくねーだろ!?」
ハントに行けばオクトパソースのような天然調味料は必要だもんね。慣れですよ、慣れ。
☆☆☆☆☆
……一方、トリコとリンは白い森林(ホワイトフォレスト)で走り回って――正確には逃げ回っているだろう。追いかけてくるのは捕獲レベル19の哺乳獣類・ドム。
「白い森……ここホワイトフォレスト?」
「この島で最も猛獣が生息する森! 面倒なとこに飛ばされちまったぜ!」
「でもウチ、トリコと一緒ならどこ飛ばされても構わないし!」
リンはトリコがいれば常にポジティブ思考だ。その間にドムがトリコたちに追いついてきた。
「やむを得ねぇ! おらあ!」
トリコがドムを投げ飛ばしたが、うしろに捕獲レベル14の哺乳獣類・ビグマが三体もいた。
「エンドルフィンスモーク!」
リンのエンドルフィンスモークの鎮痛作用のおかげで、ビグマたちは眠りに入った。
「大人しくしろ! トリコと二人っきりの時間、邪魔しないでほしいし! ――っ!?」
大きな影がリンに差し込んだので振り向くと、捕獲レベル16の鳥獣類・バラッグがいた。
「うわあ!」
「てぇい!」
リンに襲いかかる前にトリコの飛び蹴りがバラッグの頬に命中した。怯んでいる隙にトリコとリンは再び走り出す。
「キリがねぇ! 一気に抜けるぞ!」
「うん!」
「この森に入るつもりはなかったんだが、瑞貴と小松とサニーは無事なのか!? テリーとティナたちはロックドラムの攻撃を受けてなかったみたいだが……」
☆☆☆☆☆
……黒草の草原(ブラックカーペット)に取り残されたテリーとティナとクルッポー。座るテリーにティナは向かい合っているが、どう接していいかわからないでいる。
「ウッ……コミュニケーション取りづら……。なんだか、非常にとっつきにくい……」
〈ッ! グルルルル……!〉
「ウソウソ! 冗談――……ん?」
するとテリーは立ち上がって威嚇を始める。
先ほどの発言が気に食わなかったと思ったティナは慌てて訂正するが、テリーが威嚇しているのは自分ではないと気づき、その方向に顔を向けると……黒いGTロボがいた。そいつはティナも見たことがある。
「あ、あいつは! フグ鯨のときの……! えっ? わあっ!」
するとテリーはティナの服をくわえて投げ飛ばすと自分の背中に乗せ、すぐさま走り出した。クルッポーも共に行くためテリーの尻尾に慌てて食いついたのだった。