100回記念で四天王全員集合!
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「浮き、反応してるし」
「「えっ?」」
〈ユ~ン〉
リンちゃんの言葉に私と小松さんは一度顔を見合わせると、騒ぎを聞きつけたのかさっきまで遊んでいたユンちゃんもうつむきで滑りながらこちらに来て浮きを示した。そして私たちも浮きを見てみると……浮きが勢いよく動いていた!
「「「「当たりだ!」」」」
「「わー!」」
すると一気に浮きが沈み始めた。小松さんは引っ張られまいと足で踏ん張っていると、私も一緒に竿を持って釣り上げるのを手伝うんだけど……重い! どちらにせよ確実に大物だ!
「間違いねぇ! マダムフィッシュだ!」
「巣穴の奥でヒットしてるぞ!」
「おいゼブラ、無闇に攻撃すんなよ。味が落ちる!」
こっちは大変な思いをしているってのに、どうしてケンカするんだサニーとゼブラは!
「重い~~っ!!」
「ホントにマダムフィッシュなんですか!? この当たり!?」
「確率は90パーセントだよ。小松くん、瑞貴ちゃん」
「よし! 俺が代わろう!」
「いーや、俺がやるぜ! 釣りならこのゼブラ様だ!」
「すっこんでろ! 俺(レ)の触覚で一撃だし!」
「僕がやろうか?」
「こんなときに言い争ってる場合かー!」
「みなさんで協力しましょうよー!」
どうして自分一人だけでやろうとしているんだ、こいつらは! ユンちゃんもいつの間にかいないし! でも今交代するためとはいえ釣り竿を離してしまったら逃げられる気がする。ここは私と小松さんで釣り上げるしかない!
「このまま一緒にやるよ、小松さん!」
「は、はい!」
「いくよ……」
「「せーの!」」
ズズズズズ……――ザバアアアッ!!
私と小松さんが力を込めて一斉に引くと、氷に亀裂を入れて飛び出して来たのは巨大なピンクの体を持つ貴婦人のような魚――マダムフィッシュ!
「おおっ! 釣り上げたぞ!」
「これがマダムフィッシュ!? デケェ!」
サニーとトリコを始め、私たちは無事に釣り上げたマダムフィッシュに驚きと喜びを味わう。
〈ガアアァァアアア!!〉
「「「「「ん?」」」」」
感動も束の間、鳴き声が聞こえて私たちは顔を見上げると空から猛獣が現れた!
「あれは、ジャッカルトンビ! 通称・マダムキラー……自分では狩りをせず、余所の獲物を狙っては確実に捕っていくらしいが」
「マダムフィッシュを食おうってのか!?」
「スーパーリラクゼーション!!」
トリコとゼブラが立ち上がってそう言うと、前に出たリンちゃんがスーパーリラクゼーションを放った。しかしジャッカルトンビは器用によけつつこちらに向かってくる。
「食うのは俺だ! ボイスミサイル!!」
〈ガアッ!?〉
直撃とはいかなかったけど、ゼブラのボイスミサイルが羽に当たったようで体勢が崩れて羽根が舞い散る。だけどあきらめずマダムフィッシュへの方角を変えない。
「ポイズンライフル!!」
〈ガアアアッ!〉
続いてココさんがポイズンライフルを双翼に命中したので、羽根が使えなくなったジャッカルトンビは氷の地に降りて来た。だけどそのまま走って来るし!
「フライングフォーク!!」
〈ガアアアッ!!〉
間一髪マダムフィッシュにかじりつく前に、トリコがフライングフォークを飛ばしてマダムフィッシュを守った。
「髪(ヘア)パンチ!!」
〈ガアッ! ガアアッ!?〉
さらにサニーが髪(ヘア)パンチを撃つ。ジャッカルトンビはよけたけど、氷の中からまた飛び出しては撃って来るので後退し続ける。マダムフィッシュから充分距離を取ったし、これはいける!
「「えっ?」」
〈ユ~ン〉
リンちゃんの言葉に私と小松さんは一度顔を見合わせると、騒ぎを聞きつけたのかさっきまで遊んでいたユンちゃんもうつむきで滑りながらこちらに来て浮きを示した。そして私たちも浮きを見てみると……浮きが勢いよく動いていた!
「「「「当たりだ!」」」」
「「わー!」」
すると一気に浮きが沈み始めた。小松さんは引っ張られまいと足で踏ん張っていると、私も一緒に竿を持って釣り上げるのを手伝うんだけど……重い! どちらにせよ確実に大物だ!
「間違いねぇ! マダムフィッシュだ!」
「巣穴の奥でヒットしてるぞ!」
「おいゼブラ、無闇に攻撃すんなよ。味が落ちる!」
こっちは大変な思いをしているってのに、どうしてケンカするんだサニーとゼブラは!
「重い~~っ!!」
「ホントにマダムフィッシュなんですか!? この当たり!?」
「確率は90パーセントだよ。小松くん、瑞貴ちゃん」
「よし! 俺が代わろう!」
「いーや、俺がやるぜ! 釣りならこのゼブラ様だ!」
「すっこんでろ! 俺(レ)の触覚で一撃だし!」
「僕がやろうか?」
「こんなときに言い争ってる場合かー!」
「みなさんで協力しましょうよー!」
どうして自分一人だけでやろうとしているんだ、こいつらは! ユンちゃんもいつの間にかいないし! でも今交代するためとはいえ釣り竿を離してしまったら逃げられる気がする。ここは私と小松さんで釣り上げるしかない!
「このまま一緒にやるよ、小松さん!」
「は、はい!」
「いくよ……」
「「せーの!」」
ズズズズズ……――ザバアアアッ!!
私と小松さんが力を込めて一斉に引くと、氷に亀裂を入れて飛び出して来たのは巨大なピンクの体を持つ貴婦人のような魚――マダムフィッシュ!
「おおっ! 釣り上げたぞ!」
「これがマダムフィッシュ!? デケェ!」
サニーとトリコを始め、私たちは無事に釣り上げたマダムフィッシュに驚きと喜びを味わう。
〈ガアアァァアアア!!〉
「「「「「ん?」」」」」
感動も束の間、鳴き声が聞こえて私たちは顔を見上げると空から猛獣が現れた!
「あれは、ジャッカルトンビ! 通称・マダムキラー……自分では狩りをせず、余所の獲物を狙っては確実に捕っていくらしいが」
「マダムフィッシュを食おうってのか!?」
「スーパーリラクゼーション!!」
トリコとゼブラが立ち上がってそう言うと、前に出たリンちゃんがスーパーリラクゼーションを放った。しかしジャッカルトンビは器用によけつつこちらに向かってくる。
「食うのは俺だ! ボイスミサイル!!」
〈ガアッ!?〉
直撃とはいかなかったけど、ゼブラのボイスミサイルが羽に当たったようで体勢が崩れて羽根が舞い散る。だけどあきらめずマダムフィッシュへの方角を変えない。
「ポイズンライフル!!」
〈ガアアアッ!〉
続いてココさんがポイズンライフルを双翼に命中したので、羽根が使えなくなったジャッカルトンビは氷の地に降りて来た。だけどそのまま走って来るし!
「フライングフォーク!!」
〈ガアアアッ!!〉
間一髪マダムフィッシュにかじりつく前に、トリコがフライングフォークを飛ばしてマダムフィッシュを守った。
「髪(ヘア)パンチ!!」
〈ガアッ! ガアアッ!?〉
さらにサニーが髪(ヘア)パンチを撃つ。ジャッカルトンビはよけたけど、氷の中からまた飛び出しては撃って来るので後退し続ける。マダムフィッシュから充分距離を取ったし、これはいける!