隠された食材! 一龍からの緊急指令!
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「なんて俊敏さなの!?」
「スピードは般若パンダより上かもしれねぇ!」
〈ブオオオッ!〉
そのままデビルプラントホースが襲いかかって来たので、私たちもよけていく。標的が二人いるっていうのに、デビルプラントホースは前足とうしろ足を器用に使って私たちを踏み潰そうとしている。
「よけてもよけてもキリがない!」
「っ! 瑞貴、俺に考えがある」
「えっ?」
トリコは私にそう言ったあと、さっきのセメントウルシを見た。セメントウルシにデビルプラントホース……――そういうことか!
「デビルプラントホースよぉ、これならどうだ!?」
私とトリコはセメントウルシの所へ向かうと、目を閉じて両手を合わせた。これから使うことの感謝と敬意を込めてね。
「雷光弾!!」
〈ブオオオッ!?〉
私はデビルプラントホースの周りを雷光弾で円上なるよう一斉に撃つ。直接狙うんじゃなくて確実に足止めできるようにしたし、衝撃で稲光も出ているからデビルプラントホースも警戒して動けない。
「今だよ、トリコ!」
「フライングフォーク!!」
トリコはおはじきの隙間を縫ってセメントウルシの幹にフライングフォークの先端をぶつけた。その衝撃でできた亀裂から、大量の漆が噴水のように降って来る。
「守護壁!!」
即座に守護壁を出して私とトリコを守るようにした。もちろんデビルプラントホースはこの漆の雨から身を守る術(スベ)はなく、全身に浴びる。
相手はただ濡れただけだから何もないと思い、漆の雨が止んだのを確認して片方の前足を出して動いたけど……まるで壊れたカラクリ人形みたいに動きが鈍い。
「この漆はすぐに固まり、動きを封じる!」
「もうあんたの持ち前、俊敏さはなくなったの!」
〈ブオオ……!〉
「18連釘パンチ!!」
「雪氷牙!!」
トリコの釘パンチと私の雪氷牙が命中し、デビルプラントホースは技の衝撃で漆だけじゃなく鎧も取れた。そのせいで寒くなったのか最高の鎧がなくなった恐ろしさか、悲鳴を上げて遠くへ逃げて行っちゃった。
「ヒャー! スゲェモンだ!」
「大丈夫ですか?」
「怪我はないか?」
「オウッ! 見ての通りだぜ!」
「――倒したのか?」
「――ホントかい!? おい!」
職人さんも怪我がなくてよかった……って、なんだかあちこちから男の職人ばかり集まってきた。女の職人はいないのかな? そう考えたらメルクさんに会いたくなってきたなぁ。
「みんな! このあんちゃんと姉ちゃんが追っ払ってくれたぜ!」
「おー! やったな!」
「スゲェ!」
「わみゃ!」
「おいおい……」
さっきの職人さんが言ったので、一気に周りに感謝されたから少しびっくりしたよ。
「スピードは般若パンダより上かもしれねぇ!」
〈ブオオオッ!〉
そのままデビルプラントホースが襲いかかって来たので、私たちもよけていく。標的が二人いるっていうのに、デビルプラントホースは前足とうしろ足を器用に使って私たちを踏み潰そうとしている。
「よけてもよけてもキリがない!」
「っ! 瑞貴、俺に考えがある」
「えっ?」
トリコは私にそう言ったあと、さっきのセメントウルシを見た。セメントウルシにデビルプラントホース……――そういうことか!
「デビルプラントホースよぉ、これならどうだ!?」
私とトリコはセメントウルシの所へ向かうと、目を閉じて両手を合わせた。これから使うことの感謝と敬意を込めてね。
「雷光弾!!」
〈ブオオオッ!?〉
私はデビルプラントホースの周りを雷光弾で円上なるよう一斉に撃つ。直接狙うんじゃなくて確実に足止めできるようにしたし、衝撃で稲光も出ているからデビルプラントホースも警戒して動けない。
「今だよ、トリコ!」
「フライングフォーク!!」
トリコはおはじきの隙間を縫ってセメントウルシの幹にフライングフォークの先端をぶつけた。その衝撃でできた亀裂から、大量の漆が噴水のように降って来る。
「守護壁!!」
即座に守護壁を出して私とトリコを守るようにした。もちろんデビルプラントホースはこの漆の雨から身を守る術(スベ)はなく、全身に浴びる。
相手はただ濡れただけだから何もないと思い、漆の雨が止んだのを確認して片方の前足を出して動いたけど……まるで壊れたカラクリ人形みたいに動きが鈍い。
「この漆はすぐに固まり、動きを封じる!」
「もうあんたの持ち前、俊敏さはなくなったの!」
〈ブオオ……!〉
「18連釘パンチ!!」
「雪氷牙!!」
トリコの釘パンチと私の雪氷牙が命中し、デビルプラントホースは技の衝撃で漆だけじゃなく鎧も取れた。そのせいで寒くなったのか最高の鎧がなくなった恐ろしさか、悲鳴を上げて遠くへ逃げて行っちゃった。
「ヒャー! スゲェモンだ!」
「大丈夫ですか?」
「怪我はないか?」
「オウッ! 見ての通りだぜ!」
「――倒したのか?」
「――ホントかい!? おい!」
職人さんも怪我がなくてよかった……って、なんだかあちこちから男の職人ばかり集まってきた。女の職人はいないのかな? そう考えたらメルクさんに会いたくなってきたなぁ。
「みんな! このあんちゃんと姉ちゃんが追っ払ってくれたぜ!」
「おー! やったな!」
「スゲェ!」
「わみゃ!」
「おいおい……」
さっきの職人さんが言ったので、一気に周りに感謝されたから少しびっくりしたよ。