クライマックス! 残された最後の食材!
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「5番、13番」
《きた――っ!! ここでエレキバナナ! 180ポイントをヒット!》
「180ポイント……まさか食う気じゃ……!?」
「もし完食されたら、残りはほとんどカスカードだけになるぜ……!」
「マズいな……!」
ライブベアラーがヒットさせたエレキバナナ、そしてそのポイントを見て、ラムさんやシンさんやルイさんにも緊張が走る。もちろん私たちにだって……。
《ライブベアラー様は一度ギブアップしているため、これを食べなければ負けとなります!》
(エレキバナナ……! あの麻薬食材……まさか、奴は食えるのか!?)
ライブベアラーはエレキバナナの皮を剥いた……と思ったら、それを調理場に持って行ってある料理を作った。
「おいしっ! エレキバナナのシロップ煮! もうたまんない! うまうま!」
「「!」」
調理しているとはいえ麻薬食材なのに食べて素面!? 私と小松さんは思わず目を見開いた!
「あれ? 知らないの? 強烈に体に悪い麻薬成分さえ抜いちゃえば、ちょっと手を加えるだけでおいしくいただけるのよ」
「毒抜きしたのか。どうせ誰かから調理方法を奪って来たんだろ」
「あむむっ、正解。それと、完食!」
「「「「「オオォォオオオ!!」」」」」
《ライブベアラー様、完食です! 180ポイント獲得! またもや逆転! その差は130ポイント、残りカードのポイントは合わせて80ポイント! これは決定的だ――っ!!》
トリコに正解を出したライブベアラーが完食した皿を見せると、今度は相手の料理人の歓声が響き渡る。やっと逆転したと思ったのに、まさかこんな簡単に……!
「ヒーヒッヒッヒッヒッ! 弱ったわね。これでもう逆転は不可能……残りカードを全てあなたたちが取ってもね。フフッ、ウ~フフフッ……アッハッハッハッハッ! 私の勝ちよ~~っ!!」
解毒したエレキバナナの麻薬成分が効いているわけでもないのに、ライブベアラーは狂ったように大口を開けて笑い始めた。
(食べられる……あの女と男の記憶を……! 早く、早くすすりたいわ~~っ!!)
頼むからその状態で視線を向けてくるのはやめてくれ。さっき悪寒の正体も間違いなくこいつだな。
「あの野郎……! 勝ち誇りやがって!」
「まだ終わってないよ、トリコ!」
「ん?」
「そうですよ! まだ食材は残っています!」
「最後まで残さず食べるんでしょ!」
「小松……! 瑞貴……!」
そんな私たちの会話が聞こえていたのか、ライブベアラーは笑うのをやめた。
《きた――っ!! ここでエレキバナナ! 180ポイントをヒット!》
「180ポイント……まさか食う気じゃ……!?」
「もし完食されたら、残りはほとんどカスカードだけになるぜ……!」
「マズいな……!」
ライブベアラーがヒットさせたエレキバナナ、そしてそのポイントを見て、ラムさんやシンさんやルイさんにも緊張が走る。もちろん私たちにだって……。
《ライブベアラー様は一度ギブアップしているため、これを食べなければ負けとなります!》
(エレキバナナ……! あの麻薬食材……まさか、奴は食えるのか!?)
ライブベアラーはエレキバナナの皮を剥いた……と思ったら、それを調理場に持って行ってある料理を作った。
「おいしっ! エレキバナナのシロップ煮! もうたまんない! うまうま!」
「「!」」
調理しているとはいえ麻薬食材なのに食べて素面!? 私と小松さんは思わず目を見開いた!
「あれ? 知らないの? 強烈に体に悪い麻薬成分さえ抜いちゃえば、ちょっと手を加えるだけでおいしくいただけるのよ」
「毒抜きしたのか。どうせ誰かから調理方法を奪って来たんだろ」
「あむむっ、正解。それと、完食!」
「「「「「オオォォオオオ!!」」」」」
《ライブベアラー様、完食です! 180ポイント獲得! またもや逆転! その差は130ポイント、残りカードのポイントは合わせて80ポイント! これは決定的だ――っ!!》
トリコに正解を出したライブベアラーが完食した皿を見せると、今度は相手の料理人の歓声が響き渡る。やっと逆転したと思ったのに、まさかこんな簡単に……!
「ヒーヒッヒッヒッヒッ! 弱ったわね。これでもう逆転は不可能……残りカードを全てあなたたちが取ってもね。フフッ、ウ~フフフッ……アッハッハッハッハッ! 私の勝ちよ~~っ!!」
解毒したエレキバナナの麻薬成分が効いているわけでもないのに、ライブベアラーは狂ったように大口を開けて笑い始めた。
(食べられる……あの女と男の記憶を……! 早く、早くすすりたいわ~~っ!!)
頼むからその状態で視線を向けてくるのはやめてくれ。さっき悪寒の正体も間違いなくこいつだな。
「あの野郎……! 勝ち誇りやがって!」
「まだ終わってないよ、トリコ!」
「ん?」
「そうですよ! まだ食材は残っています!」
「最後まで残さず食べるんでしょ!」
「小松……! 瑞貴……!」
そんな私たちの会話が聞こえていたのか、ライブベアラーは笑うのをやめた。