食うか食われるか! トリコVS般若パンダ!
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「レッグフォーク!!」
〈ガアアアッ!〉
般若パンダはデカい図体とは考えられないほど、身軽にバック転をしてトリコの攻撃をかわした。さらに足が着くと同時に飛んで空中で身動きがとれないトリコに向かって突進して食いかかった。
ガキンッ!
「「あっ!」」
「ぬおおおっ……!」
歯が合わさる音と同時にトリコの姿が見えなくなったので、瑞貴と小松は焦って声を上げる。しかしトリコは歯に手と足を使ってなんとか噛まれるのを阻止していた。
だが、般若パンダの突進は止まらず反対側の壁に自分共々で激突した。大きなヘコみができたにもかかわらず般若パンダはダメージを負っておらず、壁から顔を離すと顔をキョロキョロさせる。どうやらトリコを探しているらしい。
〈ガアアァァアアア!!〉
……完全にトリコを見失った般若パンダは、悔しさか怒りかヤケになって力任せに床を連続で殴っていく。スピード、パワー、テクニック、この三拍子がそろったとんでもない猛獣である。
「あ~~っ! トリコさん!」
「あんな凶暴なパンダ、見たことねぇぜ!」
「パンダとは名ばかりですよ」
「「!」」
私たちは全ての様子をモニターで見ているので、小松さんやマッチさんはトリコの危惧を恐れている。だけど私の言葉で二人はこちらに顔を向けると、続けてココさんが説明する。
「ただ体毛の配色がパンダに似ているからそう呼ばれてはいるが、哺乳類の中でもその強暴さは一、ニを争う。般若パンダは雑食で半日もあれば山一つの動植物を全て平らげ全滅させる。その所業はまさに鬼……般若!」
「えー!」
……二人が般若パンダの由来と凶暴性を説明する中でも、般若パンダは床を殴り続けることを止めない。――次の声を聞くまでは。
「こっちだ」
〈ガアッ!?〉
般若パンダが足元を見ると、トリコがグルメ細胞のオーラを放ちながら右腕を構えていた。
「18連……」
〈ガアッ!〉
「釘パンチ!!」
ジャンプした般若パンダだが、トリコも続いてジャンプして懐に入ると釘パンチを命中させた。十八回の衝撃は般若パンダが壁に体をぶつけても襲いかかった。
〈ガアアアッ!〉
般若パンダはデカい図体とは考えられないほど、身軽にバック転をしてトリコの攻撃をかわした。さらに足が着くと同時に飛んで空中で身動きがとれないトリコに向かって突進して食いかかった。
ガキンッ!
「「あっ!」」
「ぬおおおっ……!」
歯が合わさる音と同時にトリコの姿が見えなくなったので、瑞貴と小松は焦って声を上げる。しかしトリコは歯に手と足を使ってなんとか噛まれるのを阻止していた。
だが、般若パンダの突進は止まらず反対側の壁に自分共々で激突した。大きなヘコみができたにもかかわらず般若パンダはダメージを負っておらず、壁から顔を離すと顔をキョロキョロさせる。どうやらトリコを探しているらしい。
〈ガアアァァアアア!!〉
……完全にトリコを見失った般若パンダは、悔しさか怒りかヤケになって力任せに床を連続で殴っていく。スピード、パワー、テクニック、この三拍子がそろったとんでもない猛獣である。
「あ~~っ! トリコさん!」
「あんな凶暴なパンダ、見たことねぇぜ!」
「パンダとは名ばかりですよ」
「「!」」
私たちは全ての様子をモニターで見ているので、小松さんやマッチさんはトリコの危惧を恐れている。だけど私の言葉で二人はこちらに顔を向けると、続けてココさんが説明する。
「ただ体毛の配色がパンダに似ているからそう呼ばれてはいるが、哺乳類の中でもその強暴さは一、ニを争う。般若パンダは雑食で半日もあれば山一つの動植物を全て平らげ全滅させる。その所業はまさに鬼……般若!」
「えー!」
……二人が般若パンダの由来と凶暴性を説明する中でも、般若パンダは床を殴り続けることを止めない。――次の声を聞くまでは。
「こっちだ」
〈ガアッ!?〉
般若パンダが足元を見ると、トリコがグルメ細胞のオーラを放ちながら右腕を構えていた。
「18連……」
〈ガアッ!〉
「釘パンチ!!」
ジャンプした般若パンダだが、トリコも続いてジャンプして懐に入ると釘パンチを命中させた。十八回の衝撃は般若パンダが壁に体をぶつけても襲いかかった。