ココの策略! 勝負を決めるハズレ食材!
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「11番と21番をお願い」
《ウニネズミ! ポイズンポテト! アウト! 手番が移ります!》
「あいつ、わざとアウトに!」
「やはり、奴はポイントが優勢な分、ムリに危険は冒さないな!」
「先に10アウトしたほうが負けだ。最初にアウトしたのはココたちのほう……このままアウトを続けると、負けになる!」
「とにかく、先にカードをヒットさせないと……!」
ライブベアラーの余裕が出ているとトリコは気づいて声を上げる。それにラムさんとシンさんとルイさんの言った通り、こちらが何度もアウトを出してもライブベアラーはアウトを出し続け、負けにさせる魂胆だろう。
今まで冷静にカードを選んでいたココさんが、ここに来て初めて焦りの表情が見えてきた。だけど負けるような台詞は言っていないことは、逆転するチャンスがないわけじゃない。ならばその分、精一杯サポートしなくちゃ!
「トリコ」
「ん?」
「勝負に出るぞ」
「やっとかよ!」
「18番と35番!」
トリコは待ってましたというように声を上げる。それにココさんが『勝負に出る』と言ったってことは、ここから作戦が始まるってわけね!
《般若パンダ! ヒットだ!》
「任せたぞ!」
「ああ!」
《捕獲レベル60を超える猛獣は、地下貯蔵室で保管されている!》
だけど今までのようにこの会場に般若パンダが現れず、床がただ開くだけだった。上着を脱いだトリコは開いた床の中に飛び降り、私たちはその様子が映し出しているモニターを見る。
奥の暗闇から赤い瞳を光らさせて現れたのは……捕獲レベル80の哺乳獣類・般若パンダだ!
「久々の強敵だ。逆転の口火を切るにはちょうどいい!」
腕をまくったトリコは、自分よりも巨大な般若パンダと対峙していた。
「そうよね~。逆転するにはジョーカーを使うしかないわよね~。ウフフフフッ」
「瑞貴ちゃん、小松くん、話がある」
「「えっ?」」
ライブベアラーがモニターに目を向けている間、ココさんが私たちに声をかけた。そして同時にトリコと般若パンダの対決が始まる!
《ウニネズミ! ポイズンポテト! アウト! 手番が移ります!》
「あいつ、わざとアウトに!」
「やはり、奴はポイントが優勢な分、ムリに危険は冒さないな!」
「先に10アウトしたほうが負けだ。最初にアウトしたのはココたちのほう……このままアウトを続けると、負けになる!」
「とにかく、先にカードをヒットさせないと……!」
ライブベアラーの余裕が出ているとトリコは気づいて声を上げる。それにラムさんとシンさんとルイさんの言った通り、こちらが何度もアウトを出してもライブベアラーはアウトを出し続け、負けにさせる魂胆だろう。
今まで冷静にカードを選んでいたココさんが、ここに来て初めて焦りの表情が見えてきた。だけど負けるような台詞は言っていないことは、逆転するチャンスがないわけじゃない。ならばその分、精一杯サポートしなくちゃ!
「トリコ」
「ん?」
「勝負に出るぞ」
「やっとかよ!」
「18番と35番!」
トリコは待ってましたというように声を上げる。それにココさんが『勝負に出る』と言ったってことは、ここから作戦が始まるってわけね!
《般若パンダ! ヒットだ!》
「任せたぞ!」
「ああ!」
《捕獲レベル60を超える猛獣は、地下貯蔵室で保管されている!》
だけど今までのようにこの会場に般若パンダが現れず、床がただ開くだけだった。上着を脱いだトリコは開いた床の中に飛び降り、私たちはその様子が映し出しているモニターを見る。
奥の暗闇から赤い瞳を光らさせて現れたのは……捕獲レベル80の哺乳獣類・般若パンダだ!
「久々の強敵だ。逆転の口火を切るにはちょうどいい!」
腕をまくったトリコは、自分よりも巨大な般若パンダと対峙していた。
「そうよね~。逆転するにはジョーカーを使うしかないわよね~。ウフフフフッ」
「瑞貴ちゃん、小松くん、話がある」
「「えっ?」」
ライブベアラーがモニターに目を向けている間、ココさんが私たちに声をかけた。そして同時にトリコと般若パンダの対決が始まる!