ココの策略! 勝負を決めるハズレ食材!
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「ココさん、万が一のときはそのカードを選んでも大丈夫ですよ」
「えっ?」
「忘れましたか? 私の能力」
私の能力――それは『環境適応』だ。それは自然のモノなら全て適応できるので、環境のみならず毒だって私には効かない。つまり、ポイズンポテトは私なら食べられるモノだ。
「料理人が食べてはいけないなんてルールもありませんしね」
「あっ! 瑞貴、お前俺の役目を取るつもりか!?」
「緊急事態の場合は仕方ないでしょ!」
「…………」
……ココは瑞貴とトリコを交互に見て、二人から放たれる電磁波を捉える。考えるように一度目を閉じたココは、次に目が開いたときに答えが出た。
「もしものときは瑞貴ちゃん、君にお願いしよう」
「わかりました」
カードを選ぶのはココさんに任せているし、この大量得点の差でも勝てる状況を思案しているんだろう。だからポイズンポテトの行く末もココさんに任せよう。
「マッチ、24番を頼む」
(まさか、ヒットさせるわけじゃないよな……?)
……今までの会話が聞こえていたとはいえ、マッチはココがポイズンポテトをヒットするんじゃないかと思いカードをめくった。だが、それは違うカードだ。
《これはジョーカーカードだ! しかも、これも超特殊調理食材! ニトロチェリー!》
「えっ! ニトロチェリー!? 少しの刺激で爆発するサクランボじゃない!」
「きちんとした調理をしないと、食べたあとに体内で爆発する超危険な食材です!」
「しかも、このカードもたったの10ポイント。ハズレな上にジョーカーカードだ」
私も小松さんもココさんも、このジョーカーカードに危惧した。こればかりは私も耐えられるかどうかわからない……爆発する食材なんて今まで食べたこともなかったし、普通の爆発だって私は怪我をするのに体内で爆発なんて自然の食材でも生きている確率は五分五分だ。
「ジョーカーカード!? 初めて出てきたな……!」
「ああ。完食すれば敵のカードと自分のカードをなんでも一枚トレードできる。交換すれば点差は詰められるが……!」
「ニトロチェリーじゃあ、ヒットしても完食は難しいな……」
ラムさんもシンさんもルイさんも、このカードをヒットさせることがどれだけ危険な賭けだとわかっている。綱渡りどころか糸渡りになりそうだな……。
「えっ?」
「忘れましたか? 私の能力」
私の能力――それは『環境適応』だ。それは自然のモノなら全て適応できるので、環境のみならず毒だって私には効かない。つまり、ポイズンポテトは私なら食べられるモノだ。
「料理人が食べてはいけないなんてルールもありませんしね」
「あっ! 瑞貴、お前俺の役目を取るつもりか!?」
「緊急事態の場合は仕方ないでしょ!」
「…………」
……ココは瑞貴とトリコを交互に見て、二人から放たれる電磁波を捉える。考えるように一度目を閉じたココは、次に目が開いたときに答えが出た。
「もしものときは瑞貴ちゃん、君にお願いしよう」
「わかりました」
カードを選ぶのはココさんに任せているし、この大量得点の差でも勝てる状況を思案しているんだろう。だからポイズンポテトの行く末もココさんに任せよう。
「マッチ、24番を頼む」
(まさか、ヒットさせるわけじゃないよな……?)
……今までの会話が聞こえていたとはいえ、マッチはココがポイズンポテトをヒットするんじゃないかと思いカードをめくった。だが、それは違うカードだ。
《これはジョーカーカードだ! しかも、これも超特殊調理食材! ニトロチェリー!》
「えっ! ニトロチェリー!? 少しの刺激で爆発するサクランボじゃない!」
「きちんとした調理をしないと、食べたあとに体内で爆発する超危険な食材です!」
「しかも、このカードもたったの10ポイント。ハズレな上にジョーカーカードだ」
私も小松さんもココさんも、このジョーカーカードに危惧した。こればかりは私も耐えられるかどうかわからない……爆発する食材なんて今まで食べたこともなかったし、普通の爆発だって私は怪我をするのに体内で爆発なんて自然の食材でも生きている確率は五分五分だ。
「ジョーカーカード!? 初めて出てきたな……!」
「ああ。完食すれば敵のカードと自分のカードをなんでも一枚トレードできる。交換すれば点差は詰められるが……!」
「ニトロチェリーじゃあ、ヒットしても完食は難しいな……」
ラムさんもシンさんもルイさんも、このカードをヒットさせることがどれだけ危険な賭けだとわかっている。綱渡りどころか糸渡りになりそうだな……。