ココの策略! 勝負を決めるハズレ食材!
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《サンズガワドクトカゲもなんなく調理して完食! 150ポイントゲット!》
次にライブベアラーが指示した番号のカードは、200ポイントのにんにくガニだ。
《出た! アタリカード! 200ポイントのにんにくガニがヒットだ!
「楽に完食できる上に、ポイントの高いアタリカード!」
「さっきのメロンエッグといい、こんな簡単にアタリカードを出すなんてよ……!」
「あいつ! また連続で高得点のカードを!」
(完璧にカードを把握しているな。いったいどんなイカサマをしてやがる……!?)
ラムさんもシンさんもトリコも、ライブベアラーが引いたカードに驚きを隠せないし、マッチさんもライブベアラーがどんな方法でイカサマをしているのかがわからないから、ペナルティを与えられずイラついている。
にんにくガニを蒸したライブベアラーはそのまま食べ、そして完食した。
《ライブベアラー様、完食! 200ポイントゲット! このターンで420ポイント獲得し、合計640ポイント!》
「スゴいですよ、あの人……アタリカードは別ですが、それ以外は捕獲や調理の難しい食材ばかりです」
「特にサンズガワドクトカゲなんて、毒を抜くのに相当の技術がいるの。茹でる温度をピッタリ80度に保ったまま、灰汁と一緒に抜かないといけない……料理人としての腕は本物ってわけね」
(当然、たくさんの料理人たちから盗み取った技術だけどね。フフフッ。ハァ~……早くあなたたちの脳からいろいろ吸い尽くしてやりたいわ)
本当にこっちを見る目が露骨だな、こいつは。たとえ第六感が無くても悪寒が止まらないよ……。
《三連続のヒット、あと完食により手番が移ります!》
「ココ! こっちも高得点頼むぜ! 何が出ようと必ず完食してやるからよ!」
(フム……このゲーム、一見ポイントの争いに見える。だが、ここまでの流れを考えるとそうじゃない。アタリカードの逆、ハズレカードをいかに避けるかの勝負だ。神経衰弱と言いつつ、カードに番号が振ってあるのは食材の位置をわざと覚えやすくするため。つまりこのゲームは『ヒットすることが前提』のルール!)
電磁波でどのカードが当たりなのか考えていたココさんが、ついに答えを出したみたい。
「5番」
「!」
ココさんの選んだカードをマッチさんがめくると、その食材に目を見開いた。それは私たちも同じ……!
《あーっと! 5番はエレキバナナ! 麻薬食材だ!》
(出たな、違法食材!)
マッチさんたちが取り締まりたい食材の一つだけど、このカードをヒットしたとしても私に調理の技術はない。チラッと小松さんを見れば、彼も同じのようで私を見ていた。
次にライブベアラーが指示した番号のカードは、200ポイントのにんにくガニだ。
《出た! アタリカード! 200ポイントのにんにくガニがヒットだ!
「楽に完食できる上に、ポイントの高いアタリカード!」
「さっきのメロンエッグといい、こんな簡単にアタリカードを出すなんてよ……!」
「あいつ! また連続で高得点のカードを!」
(完璧にカードを把握しているな。いったいどんなイカサマをしてやがる……!?)
ラムさんもシンさんもトリコも、ライブベアラーが引いたカードに驚きを隠せないし、マッチさんもライブベアラーがどんな方法でイカサマをしているのかがわからないから、ペナルティを与えられずイラついている。
にんにくガニを蒸したライブベアラーはそのまま食べ、そして完食した。
《ライブベアラー様、完食! 200ポイントゲット! このターンで420ポイント獲得し、合計640ポイント!》
「スゴいですよ、あの人……アタリカードは別ですが、それ以外は捕獲や調理の難しい食材ばかりです」
「特にサンズガワドクトカゲなんて、毒を抜くのに相当の技術がいるの。茹でる温度をピッタリ80度に保ったまま、灰汁と一緒に抜かないといけない……料理人としての腕は本物ってわけね」
(当然、たくさんの料理人たちから盗み取った技術だけどね。フフフッ。ハァ~……早くあなたたちの脳からいろいろ吸い尽くしてやりたいわ)
本当にこっちを見る目が露骨だな、こいつは。たとえ第六感が無くても悪寒が止まらないよ……。
《三連続のヒット、あと完食により手番が移ります!》
「ココ! こっちも高得点頼むぜ! 何が出ようと必ず完食してやるからよ!」
(フム……このゲーム、一見ポイントの争いに見える。だが、ここまでの流れを考えるとそうじゃない。アタリカードの逆、ハズレカードをいかに避けるかの勝負だ。神経衰弱と言いつつ、カードに番号が振ってあるのは食材の位置をわざと覚えやすくするため。つまりこのゲームは『ヒットすることが前提』のルール!)
電磁波でどのカードが当たりなのか考えていたココさんが、ついに答えを出したみたい。
「5番」
「!」
ココさんの選んだカードをマッチさんがめくると、その食材に目を見開いた。それは私たちも同じ……!
《あーっと! 5番はエレキバナナ! 麻薬食材だ!》
(出たな、違法食材!)
マッチさんたちが取り締まりたい食材の一つだけど、このカードをヒットしたとしても私に調理の技術はない。チラッと小松さんを見れば、彼も同じのようで私を見ていた。