デッドヒート! ココVSライブベアラー!
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「太陽酒(サマーウィスキー)……太陽酒ですか」
「太陽の恵みとも言われるサンドリヤンと、地下の深い場所でしか採れないプラネットウォーターを混ぜて、三十年寝かせた酒だ!」
「アルコール度数83度! メチャクチャ強いお酒じゃん!」
前に一龍会長へお土産に持って行った虹の実ワインよりかは低いけど、それでも度数はかなり高い。
「どんな酒豪の大男でも必ず酔い潰れるってお酒よ? たった5分でもトリコを休ませたほうがいいんじゃな~い?」
「休む? フッ、お前はトリコという男を全くわかってないな」
「ん?」
不敵に笑うココさんの言葉に、ライブベアラーはこちらを見て少しびっくりした。だってトリコの奴、太陽酒(サマーウィスキー)をラッパ飲みしているんだものね……。
「プッハー! うめー! なんて濃厚な酒だ! 体がポカポカするぜ!」
「あら……」
「おかわりだ! もっと持って来い!」
「って、もう完食してますから一本飲みきってます……」
おかわりまで要求するトリコってどんだけ酒に強いんだ、こいつ……。おっといけない、忘れるとこだった。
「あっ、おつまみも食べといてね」
「これうめぇぞ!」
「あれは……チーズ白菜」
「……フム」
……ライブベアラーがおつまみをトリコに手渡す瑞貴と隣にいる小松をジッと見ていたが、それに気づいたのは向かいにいるココだけだった。
「次のカードは?」
「ああ。7番と49番を頼むよ」
《続いて、弾丸ドングリ・70ポイントをヒット!》
「いいぞ、ココ!」
またまた高得点のカードを引いたからトリコは嬉しそうに笑っており、そして弾丸ドングリが実っている木が電動車で慎重に運ばれて来た。あれを少しでも揺らすとヤバいんだよね。
《弾丸ドングリ……揺れを感じると鉄のように硬い実が弾丸と同じスピードで発射される、捕獲レベルが高い実です!》
「弾丸ドングリは地面に落ちると、すぐに毒性の芽を出しちゃいます! 地面に打ち込まれる前にキャッチしてください!」
「…………」
トリコは小松さんの声に返事をしないけど、その間に弾丸ドングリの木がトリコの前に到着した。そしてその揺れでトリコをめがけて弾丸ドングリが撃たれる。
ドドドドドッ!!
「トリコさん!」
「大丈夫だよ、小松さん。トリコなら……ほら」
撃たれた衝撃で起きた煙が晴れていくと、トリコは目を閉じて悠然と立っており、次に目を開けると同時に右手を見せた。その全ての指の間には弾丸ドングリが残さず挟まれている。
「太陽の恵みとも言われるサンドリヤンと、地下の深い場所でしか採れないプラネットウォーターを混ぜて、三十年寝かせた酒だ!」
「アルコール度数83度! メチャクチャ強いお酒じゃん!」
前に一龍会長へお土産に持って行った虹の実ワインよりかは低いけど、それでも度数はかなり高い。
「どんな酒豪の大男でも必ず酔い潰れるってお酒よ? たった5分でもトリコを休ませたほうがいいんじゃな~い?」
「休む? フッ、お前はトリコという男を全くわかってないな」
「ん?」
不敵に笑うココさんの言葉に、ライブベアラーはこちらを見て少しびっくりした。だってトリコの奴、太陽酒(サマーウィスキー)をラッパ飲みしているんだものね……。
「プッハー! うめー! なんて濃厚な酒だ! 体がポカポカするぜ!」
「あら……」
「おかわりだ! もっと持って来い!」
「って、もう完食してますから一本飲みきってます……」
おかわりまで要求するトリコってどんだけ酒に強いんだ、こいつ……。おっといけない、忘れるとこだった。
「あっ、おつまみも食べといてね」
「これうめぇぞ!」
「あれは……チーズ白菜」
「……フム」
……ライブベアラーがおつまみをトリコに手渡す瑞貴と隣にいる小松をジッと見ていたが、それに気づいたのは向かいにいるココだけだった。
「次のカードは?」
「ああ。7番と49番を頼むよ」
《続いて、弾丸ドングリ・70ポイントをヒット!》
「いいぞ、ココ!」
またまた高得点のカードを引いたからトリコは嬉しそうに笑っており、そして弾丸ドングリが実っている木が電動車で慎重に運ばれて来た。あれを少しでも揺らすとヤバいんだよね。
《弾丸ドングリ……揺れを感じると鉄のように硬い実が弾丸と同じスピードで発射される、捕獲レベルが高い実です!》
「弾丸ドングリは地面に落ちると、すぐに毒性の芽を出しちゃいます! 地面に打ち込まれる前にキャッチしてください!」
「…………」
トリコは小松さんの声に返事をしないけど、その間に弾丸ドングリの木がトリコの前に到着した。そしてその揺れでトリコをめがけて弾丸ドングリが撃たれる。
ドドドドドッ!!
「トリコさん!」
「大丈夫だよ、小松さん。トリコなら……ほら」
撃たれた衝撃で起きた煙が晴れていくと、トリコは目を閉じて悠然と立っており、次に目を開けると同時に右手を見せた。その全ての指の間には弾丸ドングリが残さず挟まれている。