デッドヒート! ココVSライブベアラー!
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ライブベアラーは厨房でメロンエッグを真っ二つに切ったあと、そのまま食べていった。マスクメロンよりも甘く上質な味わいを持つメロンエッグはさぞかしおいしいだろうね! めっちゃニヤけているし!
《楽々完食!! さあこのカードでライブベアラー様、合計220ポイント獲得! 手番がココに移ります!!》
「「「「「ぐぬぬぬ……っ!」」」」」
グルメマフィアのみなさんから、今にも飛び出さんばかりの怒りが伝わってくる……。それでも飛び出さないのはマッチさんの指示がないだろうね。
「いきなり220ポイントって……!」
「頼むぜ、ココ!」
「ココさん、がんばってください!」
「…………!」
(イカサマ野郎のライブベアラーと違って、ココは実力でヒットさせてる。問題ないはずだ)
モニターに映るポイントに小松さんが愕然としているけど、トリコと私はテーブルのカードを見据えるココさんを応援した。きっとココさんならこの状況を打破してくれる! マッチさんも立場上はディーラーだけど味方だから期待しているしね!
……カードから沸き立つ微量の電磁波、その違いを色や形としてイメージする。数字や文字を見るのと同時に色を感じる……いわゆる共感覚。ココはカードが放つ電磁波をこの共感覚で感じ分けて、色と形が同じカードをヒットさせてる。ただし、この方法では食材の種類とポイントまではわからない。
(でも、僕とライブベアラーがこれまでに引いた十二枚で、ポイントの高いカードのイメージはだいたいわかってきた。奴は、全てのカードの食材とポイントを知ってる……序盤からどんどん攻めていかなきゃ、ポイントで離されるな)
「ココ、おいマジで頼むぜ!」
「トリコ、瑞貴ちゃん、小松くん」
「「「?」」」
「頼むのは僕のほうだ。――なんとか完食してくれよ」
「わかりました!」
「はい!」
「任せとけ!」
ココさんの頼みに私も小松さんもトリコも了承した。グルメテイスティングは完食しないとポイントが取れない……そのために私たち三人の連携が必要なんだ。
「23番と44番だ」
ココさんに言われてマッチさんがめくったカードは150ポイントのカード! でも、このカードの食材は……!
《出たープリン山!! 150ポイントの高得点食材をヒットしました!》
「「「「「おおっ!」」」」」
「バニラとカスタードの、強烈に甘い匂いがしてきたぜ! ――えっ?」
「うえっ!?」
「わみゃ!?」
天井が二つに開いていくだけじゃなく、床の一部が大きく円状に下へ行ってしまった。そこから出て来たのは巨大なお皿で、しかも割れた天井から巨大な容器がひっくり返って落ちて来たのは……文字通り山のようなプリン、プリン山だ!
《楽々完食!! さあこのカードでライブベアラー様、合計220ポイント獲得! 手番がココに移ります!!》
「「「「「ぐぬぬぬ……っ!」」」」」
グルメマフィアのみなさんから、今にも飛び出さんばかりの怒りが伝わってくる……。それでも飛び出さないのはマッチさんの指示がないだろうね。
「いきなり220ポイントって……!」
「頼むぜ、ココ!」
「ココさん、がんばってください!」
「…………!」
(イカサマ野郎のライブベアラーと違って、ココは実力でヒットさせてる。問題ないはずだ)
モニターに映るポイントに小松さんが愕然としているけど、トリコと私はテーブルのカードを見据えるココさんを応援した。きっとココさんならこの状況を打破してくれる! マッチさんも立場上はディーラーだけど味方だから期待しているしね!
……カードから沸き立つ微量の電磁波、その違いを色や形としてイメージする。数字や文字を見るのと同時に色を感じる……いわゆる共感覚。ココはカードが放つ電磁波をこの共感覚で感じ分けて、色と形が同じカードをヒットさせてる。ただし、この方法では食材の種類とポイントまではわからない。
(でも、僕とライブベアラーがこれまでに引いた十二枚で、ポイントの高いカードのイメージはだいたいわかってきた。奴は、全てのカードの食材とポイントを知ってる……序盤からどんどん攻めていかなきゃ、ポイントで離されるな)
「ココ、おいマジで頼むぜ!」
「トリコ、瑞貴ちゃん、小松くん」
「「「?」」」
「頼むのは僕のほうだ。――なんとか完食してくれよ」
「わかりました!」
「はい!」
「任せとけ!」
ココさんの頼みに私も小松さんもトリコも了承した。グルメテイスティングは完食しないとポイントが取れない……そのために私たち三人の連携が必要なんだ。
「23番と44番だ」
ココさんに言われてマッチさんがめくったカードは150ポイントのカード! でも、このカードの食材は……!
《出たープリン山!! 150ポイントの高得点食材をヒットしました!》
「「「「「おおっ!」」」」」
「バニラとカスタードの、強烈に甘い匂いがしてきたぜ! ――えっ?」
「うえっ!?」
「わみゃ!?」
天井が二つに開いていくだけじゃなく、床の一部が大きく円状に下へ行ってしまった。そこから出て来たのは巨大なお皿で、しかも割れた天井から巨大な容器がひっくり返って落ちて来たのは……文字通り山のようなプリン、プリン山だ!