メリーイタダキマス! グルメサンタの贈り物!
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……行方不明になったパッチ氏を捜索するトリコや瑞貴たち。極寒の森でパッチ氏と甘露の木を発見。
そして、トリコや瑞貴たちは甘露の木に様々な食材を飾り付け、クリスマスツリーに見立て、料理を完成させた!
☆☆☆☆☆
クリスマスツリーが完成した数日後の夜、私たちはマンサム所長に呼ばれて懐かしのグルメ研究所にやってきた。何故かパートナーアニマルも連れて来いと言うので、今回はサンに来てもらっている。
どうして呼ばれたのかはわからにけど、私にとってはちょうどよかった。他のみんなも集まっているしね。
「よーし! 準備はできたな!」
「ツリーも食わせてくれない上に、さらに仕事の依頼ってなんだよ? 俺行くとこあんだけど」
「てか、なんでまたサンタの格好だし?」
リンちゃんの言う通り、私たちはまたサンタの格好をしている。だけど今回は色違いで、トリコは朱色、ココさんは黒、サニーは桃色、リンちゃんは赤、小松さんは緑、そして同じようにサンタの格好をしているマンサム所長はワインレッドだ。
そして私は黄色のサンタだけど、髪をくくってマスクをして舞獣姫と同じ格好をしている。なんかマンサム所長にそうしとけって言われたからね。
「ん? 今ハンサムって――」
「「「「「「〈言ってない/ユッユユン!〉」」」」」」
いつものこととはいえ、私たち全員半目で手を横に振って否定した。ユンちゃんも一緒にしてくれて可愛いけど!
「今日は年に一度のクリスマスだぞ? これからIGO非加盟の子供たちに食のプレゼントを届けに行くんだ。その子たちにとって、わしらはまさにサンタクロースそのもの!」
「だから私たちもサンタの格好ってわけですね。私が舞獣姫のマスクを付けるように言ったのも納得です」
「もともとこの配給を始めたのは会長なんだが、会長が留守の間はわしらが配給を任されておる。特に今年はお前たちが完成させた、あのツリーを切り分けて作ったデザートツリーを配ることになっとるんだ。最高のクリスマスケーキになるだろう!」
「そういうことだったのか」
ちなみにケーキの作業は私と小松さんも参加した。種類も豊富だから喜んでもらえるといいな。
「それはそうと……やはり来とらんのかゼブラは」
「あいつはハニープリズンの出所条件が残ってるから、忙しいんだよ」
「とっくに終わっとるよ」
「「「「「「〈えっ/ユン?〉」」」」」」
「あいつの出たあと……まもなく百種類の新種の食材と五百人のグルメ指名手配犯が送られて来たそうだ。その半分以上は瀕死だったらしいがな」
「フンッ! 相変わらず品のねー奴!」
でもゼブラってばメモを渡しておいたとはいえ、すぐに出所条件を終わらせるなんてスゴ過ぎる。美食屋としても感心させられるし、義理堅い面に感動も覚えちゃう!
「なんでも今は、自分のフルコース集めに精を出しとるらしいが……あいつがそんなことに興味を持つとは」
「ゼブラの奴……」
「がんばれ、小松さん」
「アッハハ……」
〈ユ~ン?〉
フルコース集めの原点である小松さんを私とトリコはチラッと目を向けると、小松さんは苦笑するとユンちゃんは不思議そうに見ていた。
「まあいい。リッキー!」
ズンッ!
「「「「「「〈おおっ/ユユン!〉」」」」」」
大きな着地音と共に現れたのは、マンサム所長の相棒のハイアンパンサー・リッキーだ。宝石の肉(ジュエルミート)捕獲のとき以来とはいえ、ずいぶん大きくなっている!
「さらにデカくなってねぇか!?」
「いや、それより……」
「わかるか? 成長して実力も増しとる。今は捕獲レベル70前後ってところか。まだまだ強くなるぞ、リッキーは!」
見ただけで感じ取ったココさんにマンサム所長が嬉しそうに言った。やっぱり自分の相棒が強くなったのは嬉しいもんね。
「リッキー! 久しぶり! 元気だった?」
〈ガウッ!〉
私が大きな声で手を振ると、リッキーはしゃがんで擦り寄って来てくれた。この感触も懐かしい~!
「相変わらずリッキーは嬢ちゃんにも懐いとるな。たまにはリッキーに会いに遊びに来てくれ」
「はい!」
ズンッ!
続いて別の大きな着地音がして顔を向けると、オータムマウンテンのときよりさらに大きくなったテリーだった。
「成長ならテリーも負けてねぇぜ。捕獲レベルは知らねぇけど」
「テリーのDNAはもともとグルメ界の王者……成長は当然だろうな」
〈ア゙ア゙ー!〉
「ココは空の番長・エンペラークロウ」
〈シェアアア!〉
「サニーは伝説の大蛇・マザースネーク。それぞれいいパートナーを持った……いずれグルメ界の猛獣とも、互角以上に渡り合うだろうな!」
テリー同様にキッスもクインも最後に会ったときより成長している。――でも、成長ならうちの子だって負けてないよ!
そして、トリコや瑞貴たちは甘露の木に様々な食材を飾り付け、クリスマスツリーに見立て、料理を完成させた!
☆☆☆☆☆
クリスマスツリーが完成した数日後の夜、私たちはマンサム所長に呼ばれて懐かしのグルメ研究所にやってきた。何故かパートナーアニマルも連れて来いと言うので、今回はサンに来てもらっている。
どうして呼ばれたのかはわからにけど、私にとってはちょうどよかった。他のみんなも集まっているしね。
「よーし! 準備はできたな!」
「ツリーも食わせてくれない上に、さらに仕事の依頼ってなんだよ? 俺行くとこあんだけど」
「てか、なんでまたサンタの格好だし?」
リンちゃんの言う通り、私たちはまたサンタの格好をしている。だけど今回は色違いで、トリコは朱色、ココさんは黒、サニーは桃色、リンちゃんは赤、小松さんは緑、そして同じようにサンタの格好をしているマンサム所長はワインレッドだ。
そして私は黄色のサンタだけど、髪をくくってマスクをして舞獣姫と同じ格好をしている。なんかマンサム所長にそうしとけって言われたからね。
「ん? 今ハンサムって――」
「「「「「「〈言ってない/ユッユユン!〉」」」」」」
いつものこととはいえ、私たち全員半目で手を横に振って否定した。ユンちゃんも一緒にしてくれて可愛いけど!
「今日は年に一度のクリスマスだぞ? これからIGO非加盟の子供たちに食のプレゼントを届けに行くんだ。その子たちにとって、わしらはまさにサンタクロースそのもの!」
「だから私たちもサンタの格好ってわけですね。私が舞獣姫のマスクを付けるように言ったのも納得です」
「もともとこの配給を始めたのは会長なんだが、会長が留守の間はわしらが配給を任されておる。特に今年はお前たちが完成させた、あのツリーを切り分けて作ったデザートツリーを配ることになっとるんだ。最高のクリスマスケーキになるだろう!」
「そういうことだったのか」
ちなみにケーキの作業は私と小松さんも参加した。種類も豊富だから喜んでもらえるといいな。
「それはそうと……やはり来とらんのかゼブラは」
「あいつはハニープリズンの出所条件が残ってるから、忙しいんだよ」
「とっくに終わっとるよ」
「「「「「「〈えっ/ユン?〉」」」」」」
「あいつの出たあと……まもなく百種類の新種の食材と五百人のグルメ指名手配犯が送られて来たそうだ。その半分以上は瀕死だったらしいがな」
「フンッ! 相変わらず品のねー奴!」
でもゼブラってばメモを渡しておいたとはいえ、すぐに出所条件を終わらせるなんてスゴ過ぎる。美食屋としても感心させられるし、義理堅い面に感動も覚えちゃう!
「なんでも今は、自分のフルコース集めに精を出しとるらしいが……あいつがそんなことに興味を持つとは」
「ゼブラの奴……」
「がんばれ、小松さん」
「アッハハ……」
〈ユ~ン?〉
フルコース集めの原点である小松さんを私とトリコはチラッと目を向けると、小松さんは苦笑するとユンちゃんは不思議そうに見ていた。
「まあいい。リッキー!」
ズンッ!
「「「「「「〈おおっ/ユユン!〉」」」」」」
大きな着地音と共に現れたのは、マンサム所長の相棒のハイアンパンサー・リッキーだ。宝石の肉(ジュエルミート)捕獲のとき以来とはいえ、ずいぶん大きくなっている!
「さらにデカくなってねぇか!?」
「いや、それより……」
「わかるか? 成長して実力も増しとる。今は捕獲レベル70前後ってところか。まだまだ強くなるぞ、リッキーは!」
見ただけで感じ取ったココさんにマンサム所長が嬉しそうに言った。やっぱり自分の相棒が強くなったのは嬉しいもんね。
「リッキー! 久しぶり! 元気だった?」
〈ガウッ!〉
私が大きな声で手を振ると、リッキーはしゃがんで擦り寄って来てくれた。この感触も懐かしい~!
「相変わらずリッキーは嬢ちゃんにも懐いとるな。たまにはリッキーに会いに遊びに来てくれ」
「はい!」
ズンッ!
続いて別の大きな着地音がして顔を向けると、オータムマウンテンのときよりさらに大きくなったテリーだった。
「成長ならテリーも負けてねぇぜ。捕獲レベルは知らねぇけど」
「テリーのDNAはもともとグルメ界の王者……成長は当然だろうな」
〈ア゙ア゙ー!〉
「ココは空の番長・エンペラークロウ」
〈シェアアア!〉
「サニーは伝説の大蛇・マザースネーク。それぞれいいパートナーを持った……いずれグルメ界の猛獣とも、互角以上に渡り合うだろうな!」
テリー同様にキッスもクインも最後に会ったときより成長している。――でも、成長ならうちの子だって負けてないよ!