分かれ道! 料理人のめざす先
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……トリコはIGO会長・一龍のフルコースを目指し、テリーと共に第8ビオトープへと向かう。
珍しくトリコに同行を断られた瑞貴は複雑な思いを抱えながらも、舞獣姫の寄付活動のためにとある島にやってきた。そこの村長と話している間、昔を思い出して悲しげな表情を浮かべる。
小松は雑誌を見て料理人ランキング100位以内に大竹の名前を見つける。それは小松が昔共に修業した仲間であった。久しぶりの再会を果たす小松と大竹。しかし小松は大竹が野心的な人物に変わり、舞獣姫を――瑞貴を強く否定していることに戸惑いを感じる。
その頃、美食會では奴隷としてグルメ界に連れて行く料理人について話し合われる。
そしてトリコはココと合流し洞窟を進む。すると行く手に巨大な宝箱が出現。しかしそのとき、宝箱を守る巨大な猛獣・バジュルコッコが洞窟の奥から現れた!
☆☆☆☆☆
……宝箱を開けると同時にバジュルコッコを倒さなくてはならない。この二つのミッションをクリアするためトリコとココは分散することにした。
〈〈ゴギョ――ッ!!〉
「ほら、食糧だ。トリコ」
「ああ、サンキュ! んじゃあ、あいつは頼んだぜ」
「トリコも開けてくれよ、宝箱」
「任せろ!」
ココが持って来てくれた食糧の入ったリュックを受け取り、トリコは崖から降りて宝箱を目指した。そして水分補給をしたココも崖から降りるとバジュルコッコの前に立つ。
「さてと、子供の頃は全く歯が立たなかったが……今は違うぞ」
〈ゴギョー!〉
バジュルコッコの一つの頭がココに向かって降りかかるが、ココはジャンプしてかわした。
「こっちだ!」
宝箱を開ける妨害をさせないためにも、ココは宝箱から離れるようバジュルコッコを誘導する。
「相変わらずデケェ箱だなぁ。いったいどんな食材が入ってんだぁ? さて、俺も子供のころとは違うぜ……――目に物見せてやる!」
一方トリコは子供のときより成長したにも関わらず自分の何倍もある宝箱を前にした。そしてココからもらったリュックを置くと、両腕に力を入れて腰を落とし力を溜めるように構える。
「ぐううっ……! 36連…ツイン釘パンチ!!」
デスフォールで編み出した新技・トリコのツイン釘パンチが宝箱に大きな衝撃を与える。
☆☆☆☆☆
……時は少しさかのぼる。オトギの城で大竹に取材班が来たが、小松は彼の誘いで食事をいただくことになった。そして取材用に並べられた料理は見た目も可愛らしくメルヘンで、どれもおいしそうで小松も感動してしまう。
「うわ~!」
「――わあおっ! これがオトギの城のメルヘン料理! ぬわ~んてメルヘンチック! まるで、本当にオトギの国に来たようだ!」
「まあざっと、こんなモンですよ」
「いや~素晴らしい~! さっそく撮影を始めますね! ――ん?」
「ん?」
グルメ雑誌『Calorie』の編集者・森田は、カメラマン・としぴこと、記者でアシスタント・のぶるを引き連れて大竹の取材に来ていた。そして並べられた料理に感動していると小松の存在に気づく。
珍しくトリコに同行を断られた瑞貴は複雑な思いを抱えながらも、舞獣姫の寄付活動のためにとある島にやってきた。そこの村長と話している間、昔を思い出して悲しげな表情を浮かべる。
小松は雑誌を見て料理人ランキング100位以内に大竹の名前を見つける。それは小松が昔共に修業した仲間であった。久しぶりの再会を果たす小松と大竹。しかし小松は大竹が野心的な人物に変わり、舞獣姫を――瑞貴を強く否定していることに戸惑いを感じる。
その頃、美食會では奴隷としてグルメ界に連れて行く料理人について話し合われる。
そしてトリコはココと合流し洞窟を進む。すると行く手に巨大な宝箱が出現。しかしそのとき、宝箱を守る巨大な猛獣・バジュルコッコが洞窟の奥から現れた!
☆☆☆☆☆
……宝箱を開けると同時にバジュルコッコを倒さなくてはならない。この二つのミッションをクリアするためトリコとココは分散することにした。
〈〈ゴギョ――ッ!!〉
「ほら、食糧だ。トリコ」
「ああ、サンキュ! んじゃあ、あいつは頼んだぜ」
「トリコも開けてくれよ、宝箱」
「任せろ!」
ココが持って来てくれた食糧の入ったリュックを受け取り、トリコは崖から降りて宝箱を目指した。そして水分補給をしたココも崖から降りるとバジュルコッコの前に立つ。
「さてと、子供の頃は全く歯が立たなかったが……今は違うぞ」
〈ゴギョー!〉
バジュルコッコの一つの頭がココに向かって降りかかるが、ココはジャンプしてかわした。
「こっちだ!」
宝箱を開ける妨害をさせないためにも、ココは宝箱から離れるようバジュルコッコを誘導する。
「相変わらずデケェ箱だなぁ。いったいどんな食材が入ってんだぁ? さて、俺も子供のころとは違うぜ……――目に物見せてやる!」
一方トリコは子供のときより成長したにも関わらず自分の何倍もある宝箱を前にした。そしてココからもらったリュックを置くと、両腕に力を入れて腰を落とし力を溜めるように構える。
「ぐううっ……! 36連…ツイン釘パンチ!!」
デスフォールで編み出した新技・トリコのツイン釘パンチが宝箱に大きな衝撃を与える。
☆☆☆☆☆
……時は少しさかのぼる。オトギの城で大竹に取材班が来たが、小松は彼の誘いで食事をいただくことになった。そして取材用に並べられた料理は見た目も可愛らしくメルヘンで、どれもおいしそうで小松も感動してしまう。
「うわ~!」
「――わあおっ! これがオトギの城のメルヘン料理! ぬわ~んてメルヘンチック! まるで、本当にオトギの国に来たようだ!」
「まあざっと、こんなモンですよ」
「いや~素晴らしい~! さっそく撮影を始めますね! ――ん?」
「ん?」
グルメ雑誌『Calorie』の編集者・森田は、カメラマン・としぴこと、記者でアシスタント・のぶるを引き連れて大竹の取材に来ていた。そして並べられた料理に感動していると小松の存在に気づく。