秋山に集合! テリー・ユン・フィル・キッス・クイン!
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「毒は弱めてあるから、すぐに動けるようになるよ」
「ココさん!」
「やあ、小松くん、トリコ」
「久しぶりだな」
「ココさーん!」
「おっと」
グルメ馬車以来会ってなかったから、感極まって私はココさんに飛び付いた。驚きながらも受け止めて抱き上げてくれるなんてさすが!
「瑞貴ちゃんも久しぶりだね」
「はい! って、ずいぶん髪が伸びましたね」
「修業ばかりで切る暇がなかなかなくてね」
「てか、瑞貴! 今すぐココから降りろ!」
「そうですよ! 降りてください!」
なんだかスゴい剣幕でトリコと小松さんが言うもんだから、とりあえず降りようとする。けど、ココさんに抱え直された挙げ句にギュッと抱きしめられた。
「僕はこのままでも大歓迎だよ」
「えっ!」
「「ココ/さん!」」
甘く囁かれるものだから私は思わず顔が真っ赤になってしまう。それでトリコと小松さんがまた怒鳴るから、今度こそココさんは降ろしてくれた。
〈ア゙ァ゙ー!〉
「わー! キッス、ものっそいおっきくなってるー!」
「キッスも久しぶりー! 元気だったー?」
上空を旋回するキッスは最後に会ったときよりもさらに成長している。小松さんは驚き、私は大きく手を振ってキッスに挨拶した。
〈クウッ?〉
「フィルは初めましてだったね。ココさんのパートナー・キッスだよ。キッス、私のパートナーのフィルだよ! よろしくね!」
〈クウッ!〉
〈ア゙ァ゙ー!〉
空からキッスが挨拶してくれた。フィルもまたグルメ界の仲間に出会えて嬉しそう。
「で、どうだ? 修業のほうは」
「順調だよ。そっちも順調そうだね。前よりもグルメ細胞が活性化されている」
「まあな。お前もスプナッシュを?」
「ああ。占いによればスプナッシュを採りに来たのは僕らだけじゃないみたいだけど」
〈――シェアァァアアア!〉
ココさんが顔を上げて言うと聞き覚えのある鳴き声がした。見ればやっぱりクインで、その頭の上にはサニーが乗っている。
「クインちゃん!」
「サニーも来ていたんだね――……って、あれ? なんか不機嫌?」
何故かサニーは頬を膨らませて、ココさんをうらめしそうに見ている。どうした、いったい?
「ココ……お前(マ)、また美(ツク)しい登場を! おいしいとこ持っていきやがるし瑞貴に抱きつかれるし、マジムカつく!」
「相変わらずだね」
どうやらヘビークリフと同じようにココさんがいいタイミングで現れたから不機嫌のようだ。だから毎回そういう考え方をするからいけないんじゃないの?
〈ウォン! ウォン! グルルルル……!〉
「おっ?」
〈クウウッ?〉
「ん?」
〈シェアアア……〉
そっか、テリーとフィルはクインに初めて会うもんね。テリーはあからさまだけど、フィルは首を傾げている。トリコと私は二頭を安心させるように撫でる。
「大丈夫だ、テリー」
「フィルも安心して。この子はサニーのパートナーでクインっていうの」
「ホォ……バトルウルフ。デカくなったな」
サニーは触覚を使ったのかクインの頭の上から飛び出すと、静かに華麗に着地した。
「で、そっちの鹿は? 初めて見るが瑞貴のパートナーか?」
「僕も気になってたんだよね。確かグルメ界に生息するって言われているスカイディアだろ?」
「はい! フィルっていいます。私の頼れる仲間でとっても優しい子なんです」
〈クウッ、クウッ〉
フィルはこちらも初対面だから、サニーとココさんにお辞儀をして挨拶した。サンもウォーもいい子だけど、この子が一番穏やかなんだよね。
「フフッ、礼儀正しい子なんだね」
「毛並みといい、森のようなツノといい……美(ツク)しい!」
〈クウッ!〉
「ありゃりゃ。照れてる?」
どうやらフィルは二人に褒められて嬉しそうだ。でも少し恥ずかしいようで照れ隠しに私に擦り寄ってくる。
「俺(レ)は美(ツク)しいクインの運動がてら、スプナッシュの捕獲に来た。お前らの狙いも……まっ、聞くまでもねぇか」
「さすがスプナッシュ! ココさん、サニーさんも狙っているんですね~」
「ゼブラがいないのは残念だけど、四天王がこうやって集結するのも珍しいよね」
「じゃ、手分けして探すとすっか」
「いや、せっかくの秋の味覚狩りだ。もっと楽しまね?」
「「えっ/ハァ?」」
「どのパーティーが早くスプナッシュを見つけるか勝負! どう?」
「えっ?」
「パーティーって……」
突然のサニーの提案にトリコもココさんも声を上げ、私と小松さんも思わず顔を見合わせた。
「ココさん!」
「やあ、小松くん、トリコ」
「久しぶりだな」
「ココさーん!」
「おっと」
グルメ馬車以来会ってなかったから、感極まって私はココさんに飛び付いた。驚きながらも受け止めて抱き上げてくれるなんてさすが!
「瑞貴ちゃんも久しぶりだね」
「はい! って、ずいぶん髪が伸びましたね」
「修業ばかりで切る暇がなかなかなくてね」
「てか、瑞貴! 今すぐココから降りろ!」
「そうですよ! 降りてください!」
なんだかスゴい剣幕でトリコと小松さんが言うもんだから、とりあえず降りようとする。けど、ココさんに抱え直された挙げ句にギュッと抱きしめられた。
「僕はこのままでも大歓迎だよ」
「えっ!」
「「ココ/さん!」」
甘く囁かれるものだから私は思わず顔が真っ赤になってしまう。それでトリコと小松さんがまた怒鳴るから、今度こそココさんは降ろしてくれた。
〈ア゙ァ゙ー!〉
「わー! キッス、ものっそいおっきくなってるー!」
「キッスも久しぶりー! 元気だったー?」
上空を旋回するキッスは最後に会ったときよりもさらに成長している。小松さんは驚き、私は大きく手を振ってキッスに挨拶した。
〈クウッ?〉
「フィルは初めましてだったね。ココさんのパートナー・キッスだよ。キッス、私のパートナーのフィルだよ! よろしくね!」
〈クウッ!〉
〈ア゙ァ゙ー!〉
空からキッスが挨拶してくれた。フィルもまたグルメ界の仲間に出会えて嬉しそう。
「で、どうだ? 修業のほうは」
「順調だよ。そっちも順調そうだね。前よりもグルメ細胞が活性化されている」
「まあな。お前もスプナッシュを?」
「ああ。占いによればスプナッシュを採りに来たのは僕らだけじゃないみたいだけど」
〈――シェアァァアアア!〉
ココさんが顔を上げて言うと聞き覚えのある鳴き声がした。見ればやっぱりクインで、その頭の上にはサニーが乗っている。
「クインちゃん!」
「サニーも来ていたんだね――……って、あれ? なんか不機嫌?」
何故かサニーは頬を膨らませて、ココさんをうらめしそうに見ている。どうした、いったい?
「ココ……お前(マ)、また美(ツク)しい登場を! おいしいとこ持っていきやがるし瑞貴に抱きつかれるし、マジムカつく!」
「相変わらずだね」
どうやらヘビークリフと同じようにココさんがいいタイミングで現れたから不機嫌のようだ。だから毎回そういう考え方をするからいけないんじゃないの?
〈ウォン! ウォン! グルルルル……!〉
「おっ?」
〈クウウッ?〉
「ん?」
〈シェアアア……〉
そっか、テリーとフィルはクインに初めて会うもんね。テリーはあからさまだけど、フィルは首を傾げている。トリコと私は二頭を安心させるように撫でる。
「大丈夫だ、テリー」
「フィルも安心して。この子はサニーのパートナーでクインっていうの」
「ホォ……バトルウルフ。デカくなったな」
サニーは触覚を使ったのかクインの頭の上から飛び出すと、静かに華麗に着地した。
「で、そっちの鹿は? 初めて見るが瑞貴のパートナーか?」
「僕も気になってたんだよね。確かグルメ界に生息するって言われているスカイディアだろ?」
「はい! フィルっていいます。私の頼れる仲間でとっても優しい子なんです」
〈クウッ、クウッ〉
フィルはこちらも初対面だから、サニーとココさんにお辞儀をして挨拶した。サンもウォーもいい子だけど、この子が一番穏やかなんだよね。
「フフッ、礼儀正しい子なんだね」
「毛並みといい、森のようなツノといい……美(ツク)しい!」
〈クウッ!〉
「ありゃりゃ。照れてる?」
どうやらフィルは二人に褒められて嬉しそうだ。でも少し恥ずかしいようで照れ隠しに私に擦り寄ってくる。
「俺(レ)は美(ツク)しいクインの運動がてら、スプナッシュの捕獲に来た。お前らの狙いも……まっ、聞くまでもねぇか」
「さすがスプナッシュ! ココさん、サニーさんも狙っているんですね~」
「ゼブラがいないのは残念だけど、四天王がこうやって集結するのも珍しいよね」
「じゃ、手分けして探すとすっか」
「いや、せっかくの秋の味覚狩りだ。もっと楽しまね?」
「「えっ/ハァ?」」
「どのパーティーが早くスプナッシュを見つけるか勝負! どう?」
「えっ?」
「パーティーって……」
突然のサニーの提案にトリコもココさんも声を上げ、私と小松さんも思わず顔を見合わせた。