受け継がれるもの! 活性、グルメ細胞!
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「5連…釘パンチ!!」
トリコの5連釘パンチが炸裂しGTロボは闘技場の壁までぶっ飛んだ。その間に私はトリコの元へ駆け寄る。
「トリコ、5連を続けるのはマズいよ! 一気に叩こう!」
「ああ……もう一点集中しかねぇ!」
《テヤアァァアアア! シャラクセェ!》
「「うわあ!」」
守護壁を出す暇もなく、再び放たれたピーラーショットを受けた私とトリコは壁際へ押されてしまった。つか、これ痛い! 原作じゃトリコは『日焼けで皮がめくれたくらい』とか言ってたけど、痛いモンは痛い!
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!!」
「残るは左腕……5連の集中型! さらに貫通力を上げるため、アイスピックに!」
「なるほど……。だったら私が防いでいる間にトリコは集中してて!」
「ああ!」
「守護壁!! ――っ!」
続けざま撃たれるピーラーショットに、私はもう一度トリコの前に出て守護壁を発動させる。
しかし連続で撃ってくるし私自身もダメージがあるから、守護壁を発動しつつ体勢を少し崩してしまうと、トリコもそれに気づいて目を見開いた。
「瑞貴! お前、大丈夫か!?」
「平気だっての! ちったあ同行者のことを信じなさい!」
「っ……! ああ!」
トリコは食事するなら『みんな』といるが、ハントは『一人』でやることが多い。ほとんど一匹狼みたいな感じだ。
最近小松さんが付いて行ってもフグ鯨で『初めてお前を連れてきてよかった』と言ってた。きっと今はまだ付いて来るのに快く思ってないのだろう。
でも――何故か私だけは毎回トリコから問答無用に連れて行く。理由はわからないけど、『心から連れてきてよかった』と思えるぐらいのことはしなくちゃね!
「トリコ……」
……そんな二人の様子を、リンが瞳を揺らして見ていたのには誰も気づいてなかった。
「トリコさん! 瑞貴さん!」
「トリコの奴、嬢ちゃんが防いでいる間に狙ってやがるな!」
「えっ?」
マンサム所長は気づいたみたいだね。GTロボは私が防いでいるおかげで躍起になってるから気づいていない。
「まさか性能を出し切って、その程度じゃねぇよな!?」
《カァッ!? 強ガッテンジャネェゾ!》
トリコがそう叫ぶとピーラーショットが止まった。私も続けてGTロボに向かって言葉を発する。
「あんたみたいな奴に、ハイテクロボを動かせって言うほうがムリじゃない?」
《黙レ!》
「そんな幼稚な技で何千回俺たちの皮膚を撫でようが、一生命までは届かねぇんだよ!」
《ジャア……今スグブッ殺シテヤル!》
「「そいつを待ってたぜ!」」
挑発に乗ったおかげでGTロボがキャノン砲を出すために顔を開いた。狙い通り!
《アノ世ヘ行キナ!》
「お前がな!! 一点集中! 5連アイスピック釘パンチ!!」
キャノン砲の発射口をめがけてトリコが5連アイスピック釘パンチをくらわした。発射し損ねたキャノン砲がGTロボ自らを攻撃する。
「やった!」
「自分のキャノン砲でぶっ飛ぶとは、ざまあねぇな!」
GTロボにはもう顔がない。さすがにあのキャノン砲は防ぎきれなかったみたいだね。
トリコの5連釘パンチが炸裂しGTロボは闘技場の壁までぶっ飛んだ。その間に私はトリコの元へ駆け寄る。
「トリコ、5連を続けるのはマズいよ! 一気に叩こう!」
「ああ……もう一点集中しかねぇ!」
《テヤアァァアアア! シャラクセェ!》
「「うわあ!」」
守護壁を出す暇もなく、再び放たれたピーラーショットを受けた私とトリコは壁際へ押されてしまった。つか、これ痛い! 原作じゃトリコは『日焼けで皮がめくれたくらい』とか言ってたけど、痛いモンは痛い!
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!!」
「残るは左腕……5連の集中型! さらに貫通力を上げるため、アイスピックに!」
「なるほど……。だったら私が防いでいる間にトリコは集中してて!」
「ああ!」
「守護壁!! ――っ!」
続けざま撃たれるピーラーショットに、私はもう一度トリコの前に出て守護壁を発動させる。
しかし連続で撃ってくるし私自身もダメージがあるから、守護壁を発動しつつ体勢を少し崩してしまうと、トリコもそれに気づいて目を見開いた。
「瑞貴! お前、大丈夫か!?」
「平気だっての! ちったあ同行者のことを信じなさい!」
「っ……! ああ!」
トリコは食事するなら『みんな』といるが、ハントは『一人』でやることが多い。ほとんど一匹狼みたいな感じだ。
最近小松さんが付いて行ってもフグ鯨で『初めてお前を連れてきてよかった』と言ってた。きっと今はまだ付いて来るのに快く思ってないのだろう。
でも――何故か私だけは毎回トリコから問答無用に連れて行く。理由はわからないけど、『心から連れてきてよかった』と思えるぐらいのことはしなくちゃね!
「トリコ……」
……そんな二人の様子を、リンが瞳を揺らして見ていたのには誰も気づいてなかった。
「トリコさん! 瑞貴さん!」
「トリコの奴、嬢ちゃんが防いでいる間に狙ってやがるな!」
「えっ?」
マンサム所長は気づいたみたいだね。GTロボは私が防いでいるおかげで躍起になってるから気づいていない。
「まさか性能を出し切って、その程度じゃねぇよな!?」
《カァッ!? 強ガッテンジャネェゾ!》
トリコがそう叫ぶとピーラーショットが止まった。私も続けてGTロボに向かって言葉を発する。
「あんたみたいな奴に、ハイテクロボを動かせって言うほうがムリじゃない?」
《黙レ!》
「そんな幼稚な技で何千回俺たちの皮膚を撫でようが、一生命までは届かねぇんだよ!」
《ジャア……今スグブッ殺シテヤル!》
「「そいつを待ってたぜ!」」
挑発に乗ったおかげでGTロボがキャノン砲を出すために顔を開いた。狙い通り!
《アノ世ヘ行キナ!》
「お前がな!! 一点集中! 5連アイスピック釘パンチ!!」
キャノン砲の発射口をめがけてトリコが5連アイスピック釘パンチをくらわした。発射し損ねたキャノン砲がGTロボ自らを攻撃する。
「やった!」
「自分のキャノン砲でぶっ飛ぶとは、ざまあねぇな!」
GTロボにはもう顔がない。さすがにあのキャノン砲は防ぎきれなかったみたいだね。