受け継がれるもの! 活性、グルメ細胞!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「いつも人間だけだな……俺を本気で怒らせるのは! おい、そこのアリクイ面!」
《ハァ? ハァー? ハテハテ、誰ダ?》
「お前だよ!」
先ほどまで私の隣にいたトリコがGTロボの胸倉をつかんでいた。それに対しGTロボは顔を開いてキャノン砲を発射するためにパワーを溜める。
「ふんっ!」
もちろん発射を待つわけもなくトリコは殴り飛ばし、GTロボは闘技場に落ちてくる。それを私は狙っていた。
「疾風斬!!」
私の疾風斬もGTロボに命中したけど、斬れたのは奴が着ていたローブだけだった。トリコも私の隣に降りてくる。
「怒りでグルメ細胞が活性化しとるな。やはり、あの嬢ちゃんもグルメ細胞を持っておるか」
「グルメ細胞……?」
マンサム所長の言う通り、今のグルメ細胞の威力の源は私たちの怒りだ。理不尽に母ウルフへ致命傷を与えたあいつへのね。
《ソノ女ハウマソウダナ。ダガ四天王トリコ……オ前ガ一番マズソウ! ブチノメス!》
「失敬な。ぶちのめすのはこっちの台詞よ!」
「今回は捕獲じゃねぇ……駆除だ!」
「初めて見ました……。トリコさんと瑞貴さんが本気で怒っているとこ……」
「生きる目的とは全く関係ない無益な殺生……トリコの、そして嬢ちゃんの逆鱗に触れたのはそこだろう」
《デヤアァァアアア!》
「はあっ! おらっ!」
「てええい!」
次いで飛びかかるGTロボ。それにトリコは殴って攻撃を防ぎ、私が薙刀で特殊超強化アクリル版の瓦礫へ吹き飛ばした。
「二酸化チタン、そしてわずかなカーボンの匂い……体はカーボンファイバー配合のチタン合金か!」
「トリコの打撃、私の薙刀をマトモにくらったけど……効いてないね」
GTロボはすぐに体を起き上がらせた。様子からしてどこも壊れたりしてない。
「打撃でのダメージはナシか」
「疾風斬も傷一つ付けられないなんて、よっぽど性能にできているみたい。厄介だね……」
疾風斬は鋼鉄のダイヤモンドだって斬れる威力を持つ。GTロボに効かないのは私の成長が足りないってことか……。するとGTロボは両腕をクロスさせて構える。
《ピーラーショット!!》
「させるか! 守護壁!!」
私はトリコの前に出て守護壁を発動させ、ピーラーショットを弾き飛ばしていく。
《ハッハッハッハッ! 人間皮ムキ器! 体中削ギ落トシテヤル!》
「この守りの壁も破れないくせに、いい気になるな! トリコ!」
「ああ! ナーイフ!!」
奴が防ぐ私に集中攻撃していたせいで、すでに至近距離に来ていたトリコに気づかずナイフを受けた。でもこれも全く効いてない。
《ハーハッハッハッ! 食材加工ノ技、食技・人間オロシ!!》
「うわあ!」
「トリコ!」
攻撃のために私の守護壁から離れたから、トリコはマトモに攻撃をくらっている。
《超高分子特殊ポリエチレンデデキタ関節ニ、強化アラミド繊維ヲ体毛デ覆ッタボディ! 隙間ナンカネェンダヨ!》
「本当に隙間がねぇか試してやる!」
《グオッ!?》
瞬時に攻撃の隙を見切ったトリコはGTロボを殴り、相手の技を封じた。
《ハァ? ハァー? ハテハテ、誰ダ?》
「お前だよ!」
先ほどまで私の隣にいたトリコがGTロボの胸倉をつかんでいた。それに対しGTロボは顔を開いてキャノン砲を発射するためにパワーを溜める。
「ふんっ!」
もちろん発射を待つわけもなくトリコは殴り飛ばし、GTロボは闘技場に落ちてくる。それを私は狙っていた。
「疾風斬!!」
私の疾風斬もGTロボに命中したけど、斬れたのは奴が着ていたローブだけだった。トリコも私の隣に降りてくる。
「怒りでグルメ細胞が活性化しとるな。やはり、あの嬢ちゃんもグルメ細胞を持っておるか」
「グルメ細胞……?」
マンサム所長の言う通り、今のグルメ細胞の威力の源は私たちの怒りだ。理不尽に母ウルフへ致命傷を与えたあいつへのね。
《ソノ女ハウマソウダナ。ダガ四天王トリコ……オ前ガ一番マズソウ! ブチノメス!》
「失敬な。ぶちのめすのはこっちの台詞よ!」
「今回は捕獲じゃねぇ……駆除だ!」
「初めて見ました……。トリコさんと瑞貴さんが本気で怒っているとこ……」
「生きる目的とは全く関係ない無益な殺生……トリコの、そして嬢ちゃんの逆鱗に触れたのはそこだろう」
《デヤアァァアアア!》
「はあっ! おらっ!」
「てええい!」
次いで飛びかかるGTロボ。それにトリコは殴って攻撃を防ぎ、私が薙刀で特殊超強化アクリル版の瓦礫へ吹き飛ばした。
「二酸化チタン、そしてわずかなカーボンの匂い……体はカーボンファイバー配合のチタン合金か!」
「トリコの打撃、私の薙刀をマトモにくらったけど……効いてないね」
GTロボはすぐに体を起き上がらせた。様子からしてどこも壊れたりしてない。
「打撃でのダメージはナシか」
「疾風斬も傷一つ付けられないなんて、よっぽど性能にできているみたい。厄介だね……」
疾風斬は鋼鉄のダイヤモンドだって斬れる威力を持つ。GTロボに効かないのは私の成長が足りないってことか……。するとGTロボは両腕をクロスさせて構える。
《ピーラーショット!!》
「させるか! 守護壁!!」
私はトリコの前に出て守護壁を発動させ、ピーラーショットを弾き飛ばしていく。
《ハッハッハッハッ! 人間皮ムキ器! 体中削ギ落トシテヤル!》
「この守りの壁も破れないくせに、いい気になるな! トリコ!」
「ああ! ナーイフ!!」
奴が防ぐ私に集中攻撃していたせいで、すでに至近距離に来ていたトリコに気づかずナイフを受けた。でもこれも全く効いてない。
《ハーハッハッハッ! 食材加工ノ技、食技・人間オロシ!!》
「うわあ!」
「トリコ!」
攻撃のために私の守護壁から離れたから、トリコはマトモに攻撃をくらっている。
《超高分子特殊ポリエチレンデデキタ関節ニ、強化アラミド繊維ヲ体毛デ覆ッタボディ! 隙間ナンカネェンダヨ!》
「本当に隙間がねぇか試してやる!」
《グオッ!?》
瞬時に攻撃の隙を見切ったトリコはGTロボを殴り、相手の技を封じた。