直観料理! ##NAME1##と小松とサンサングラミー!
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「どんな味だか気になってたんだ。――お前らが教えてくんなかったからな!」
「後半やけにトゲのある言い方だね……。でもごめんね、サニー。味を教えなかった訳があるんだ」
「訳?」
「メルクの星屑には――強い中毒性があるんだ」
「まさか、麻薬食材!?」
「いや、そういうモンじゃねぇ。とにかくうま過ぎるんだ」
「えっ!?」
「新種のアミノ酸で合成された圧倒的なうま味成分が、まるで食欲に直撃する魔法のスパイス! 一度食べたら止まらないほどのクセがあるの」
「なっ!?」
「これでーす!」
「うおー! 美(ツク)しいー!」
トリコと私の説明に続くように小松さんがメルクの星屑が入ったビンを取り出した。それを見て、サニーは目の一部がハートになるほど見惚れていた。
「初めて食べたときは僕もメルクさんも、もう夢中になって舐め続けちゃいましたよ! 瑞貴さんが途中で守護結界をかけてくれたおかげで底が尽きるのを阻止できましたけど」
「包丁を作ってもらったとき、トリコがつまみ食いしたら間違いなくなくなっていただろうね」
「うっせ。問題はどんな食材に振り掛けても、その食材を支配しちまうってことだ。並の食材じゃダメだ。宝石の肉(ジュエルミート)並にインパクトのある食材じゃねぇとな」
「で、サンサングラミーに?」
「はい。もしかしたら負けないかも」
「ただ揚げただけでも、これほどの味わいがあるからね」
「釣り合い……調和するかも!」
「試す価値はあるな!」
満場一致ということで小松さんが広げた布の上にメルクの星屑を出し、私たちはひとつまみしてサンサングラミーに振り掛けた。
「銀色の身に金色のスパイス……この巡り合いは芸術だ……!」
パアアァァアアア――!
メルクの星屑を振り掛けた途端、サンサングラミーはさらに輝きを増した。それは本当に芸術と呼べるほどの美しさだよ!
「間違いねー、この調和は! まさに、運命の出会い! あぐっ!」
見た目だけでも食欲をそそられ、サニーを始め私たちはサンサングラミーにかぶりついた。するとサニーの髪が限界まで伸びて宝石の肉(ジュエルミート)のように体全体が輝き始める。
「この感じ、イイ――ッ!! 適合――っ!! 足りなかったパズルのピースのように、俺(レ)の体にぴったりハマりやがった! 力が、一気に満タンゲージにもなるこの実感! ハッハッハッハッ!!」
「ウッ…ウウッ……」
「えっ? トリコ?」
「ウウ~!」
「キモー!」
「思った通りだ……おいしい……!」
「大成功だね……!」
喜びの声を上げるサニーに対し、感動のあまり涙と鼻水を垂れ流していたのでサニーは声を上げる。そして小松さんと私は予想通り――いや、それ以上の味に感動していた。
そして地上800メートルという最高のシチュエーションもあり、私たちの心は満たされている。サニーが調和にこだわる理由も少しわかったかもしれない。
「デスフォール……四人で力を合わせなけりゃ、サンサングラミーは捕獲できなかったな」
「グルメ界にはさらにキモい激流の滝もあるだろう……もっと力をつけねーと」
「今回はクインちゃんの活躍も大きいですよ」
「そうだね。クインがいなかったら無事に帰ることもできなかったし、こうやって最高のシチュエーションで食事もできなかったもん。ありがとう、クイン」
〈シェアア!〉
感謝の意味も込めて頭を撫でたらクインが嬉しそうに鳴いてくれた。かしこいし優しいし強いし、サニーは本当にいいパートナーを見つけたね!
「後半やけにトゲのある言い方だね……。でもごめんね、サニー。味を教えなかった訳があるんだ」
「訳?」
「メルクの星屑には――強い中毒性があるんだ」
「まさか、麻薬食材!?」
「いや、そういうモンじゃねぇ。とにかくうま過ぎるんだ」
「えっ!?」
「新種のアミノ酸で合成された圧倒的なうま味成分が、まるで食欲に直撃する魔法のスパイス! 一度食べたら止まらないほどのクセがあるの」
「なっ!?」
「これでーす!」
「うおー! 美(ツク)しいー!」
トリコと私の説明に続くように小松さんがメルクの星屑が入ったビンを取り出した。それを見て、サニーは目の一部がハートになるほど見惚れていた。
「初めて食べたときは僕もメルクさんも、もう夢中になって舐め続けちゃいましたよ! 瑞貴さんが途中で守護結界をかけてくれたおかげで底が尽きるのを阻止できましたけど」
「包丁を作ってもらったとき、トリコがつまみ食いしたら間違いなくなくなっていただろうね」
「うっせ。問題はどんな食材に振り掛けても、その食材を支配しちまうってことだ。並の食材じゃダメだ。宝石の肉(ジュエルミート)並にインパクトのある食材じゃねぇとな」
「で、サンサングラミーに?」
「はい。もしかしたら負けないかも」
「ただ揚げただけでも、これほどの味わいがあるからね」
「釣り合い……調和するかも!」
「試す価値はあるな!」
満場一致ということで小松さんが広げた布の上にメルクの星屑を出し、私たちはひとつまみしてサンサングラミーに振り掛けた。
「銀色の身に金色のスパイス……この巡り合いは芸術だ……!」
パアアァァアアア――!
メルクの星屑を振り掛けた途端、サンサングラミーはさらに輝きを増した。それは本当に芸術と呼べるほどの美しさだよ!
「間違いねー、この調和は! まさに、運命の出会い! あぐっ!」
見た目だけでも食欲をそそられ、サニーを始め私たちはサンサングラミーにかぶりついた。するとサニーの髪が限界まで伸びて宝石の肉(ジュエルミート)のように体全体が輝き始める。
「この感じ、イイ――ッ!! 適合――っ!! 足りなかったパズルのピースのように、俺(レ)の体にぴったりハマりやがった! 力が、一気に満タンゲージにもなるこの実感! ハッハッハッハッ!!」
「ウッ…ウウッ……」
「えっ? トリコ?」
「ウウ~!」
「キモー!」
「思った通りだ……おいしい……!」
「大成功だね……!」
喜びの声を上げるサニーに対し、感動のあまり涙と鼻水を垂れ流していたのでサニーは声を上げる。そして小松さんと私は予想通り――いや、それ以上の味に感動していた。
そして地上800メートルという最高のシチュエーションもあり、私たちの心は満たされている。サニーが調和にこだわる理由も少しわかったかもしれない。
「デスフォール……四人で力を合わせなけりゃ、サンサングラミーは捕獲できなかったな」
「グルメ界にはさらにキモい激流の滝もあるだろう……もっと力をつけねーと」
「今回はクインちゃんの活躍も大きいですよ」
「そうだね。クインがいなかったら無事に帰ることもできなかったし、こうやって最高のシチュエーションで食事もできなかったもん。ありがとう、クイン」
〈シェアア!〉
感謝の意味も込めて頭を撫でたらクインが嬉しそうに鳴いてくれた。かしこいし優しいし強いし、サニーは本当にいいパートナーを見つけたね!