直観料理! ##NAME1##と小松とサンサングラミー!
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……IGO会長・一龍から依頼された修業食材は残り四つ。トリコや瑞貴たちはサンサングラミーを捕獲するために、モルス山脈の巨大な滝・デスフォールにやって来た。
トリコとサニーの合体技により、岩山を弾きサンサングラミーの住む洞窟に入るトリコたちだが……体力を使い果たしたトリコとサニー。
サンサングラミー捕獲のために、洞窟を進む瑞貴と小松はサンサングラミーが住む池に到着。しかし、捕獲を試みるも失敗してしまう。果たして瑞貴と小松はサンサングラミーを捕獲できるのか!?
☆☆☆☆☆
やっとの思いでサンサングラミーが生息する池に到着したのに、小松さんがタモで捕獲したサンサングラミーは触れた途端に黒ずんで動かなくしまう。
「触れただけで……食べられそうもないです……」
「フグ鯨のときと同じだね。サンサングラミーは『特殊調理食材』なんだ……」
「だとすると、慎重にいかないと……」
今度は私が小松さんのタモを借りてサンサングラミーの捕獲に挑む。しかしさっきの光景を見た緊張があるせいか、自然と捕まえることができない。
「慎重に……そしてサンサングラミーの動きに合わせて……」
私はゆっくりとサンサングラミーの動きを観察しつつタモを動かす。そしてサンサングラミーがタモの中に入ったのを見ると――。
「今です!」
「うん!」
小松さんが声を上げるのと同時に私はタモを引き上げ、サンサングラミーを見事に捕った。
パアアァァアアア――!
「スゴい……!」
「さっきもそうだけど、見事な輝きだね……!」
思わず見惚れてしまう輝きに私たちはひと時だけサンサングラミーを眺める。だけどこれはまだステップ1に過ぎない。
「瑞貴さん、お願いします」
「うん。優しく……丁寧に……」
タモの中にいるサンサングラミーを、私はなるべく刺激しないように手を伸ばす。――しかし、またしてもサンサングラミーは触れた途端に黒ずんで動かなくなってしまった。
「そんな!」
「瑞貴さんでもダメだなんて……!」
☆☆☆☆☆
……あれからずいぶん時間が経ったため、瑞貴と小松の帰りを待つサニーとトリコは立ち上がるぐらいの体力は戻った。
「ハァ……さっきのイモウナギ、食っときゃよかったな」
「あ?」
「そうすりゃ、俺らもサンサングラミー捕獲に行けたかもしんねーし」
「だから言ってんだろ」
「わーったって。直観だろ? 直観」
彼らがそんな話をしている一方で、デスフォールの正面にいるクインは崩れた岩の隙間を観察すると、体を思いっきり引いた。
☆☆☆☆☆
「ハァ……まただ……」
「トリコさんとサニーさんが待ってるのに……」
もう一匹チャレンジしてみたけど、やっぱり黒ずんで動かなくなるだけだ。
サンサングラミーの数にも限りはあるし、これ以上は無闇に捕るわけにはいかない。私たちは一度考えを落ち着かせるために、その場に座り込んで池を眺める。
「いったい、どうしたら……?」
「どうしたらサンサングラミーを捕獲できるんだろう……」
ポチャン……。
「「!」」
天井の一部から山の栄養が落ちる音……滴に気がついて私たちは顔を上げる。普通の水と違って黄金色に見えるのはサンサングラミーの輝きのせいかと思ったけど違った。
トリコとサニーの合体技により、岩山を弾きサンサングラミーの住む洞窟に入るトリコたちだが……体力を使い果たしたトリコとサニー。
サンサングラミー捕獲のために、洞窟を進む瑞貴と小松はサンサングラミーが住む池に到着。しかし、捕獲を試みるも失敗してしまう。果たして瑞貴と小松はサンサングラミーを捕獲できるのか!?
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やっとの思いでサンサングラミーが生息する池に到着したのに、小松さんがタモで捕獲したサンサングラミーは触れた途端に黒ずんで動かなくしまう。
「触れただけで……食べられそうもないです……」
「フグ鯨のときと同じだね。サンサングラミーは『特殊調理食材』なんだ……」
「だとすると、慎重にいかないと……」
今度は私が小松さんのタモを借りてサンサングラミーの捕獲に挑む。しかしさっきの光景を見た緊張があるせいか、自然と捕まえることができない。
「慎重に……そしてサンサングラミーの動きに合わせて……」
私はゆっくりとサンサングラミーの動きを観察しつつタモを動かす。そしてサンサングラミーがタモの中に入ったのを見ると――。
「今です!」
「うん!」
小松さんが声を上げるのと同時に私はタモを引き上げ、サンサングラミーを見事に捕った。
パアアァァアアア――!
「スゴい……!」
「さっきもそうだけど、見事な輝きだね……!」
思わず見惚れてしまう輝きに私たちはひと時だけサンサングラミーを眺める。だけどこれはまだステップ1に過ぎない。
「瑞貴さん、お願いします」
「うん。優しく……丁寧に……」
タモの中にいるサンサングラミーを、私はなるべく刺激しないように手を伸ばす。――しかし、またしてもサンサングラミーは触れた途端に黒ずんで動かなくなってしまった。
「そんな!」
「瑞貴さんでもダメだなんて……!」
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……あれからずいぶん時間が経ったため、瑞貴と小松の帰りを待つサニーとトリコは立ち上がるぐらいの体力は戻った。
「ハァ……さっきのイモウナギ、食っときゃよかったな」
「あ?」
「そうすりゃ、俺らもサンサングラミー捕獲に行けたかもしんねーし」
「だから言ってんだろ」
「わーったって。直観だろ? 直観」
彼らがそんな話をしている一方で、デスフォールの正面にいるクインは崩れた岩の隙間を観察すると、体を思いっきり引いた。
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「ハァ……まただ……」
「トリコさんとサニーさんが待ってるのに……」
もう一匹チャレンジしてみたけど、やっぱり黒ずんで動かなくなるだけだ。
サンサングラミーの数にも限りはあるし、これ以上は無闇に捕るわけにはいかない。私たちは一度考えを落ち着かせるために、その場に座り込んで池を眺める。
「いったい、どうしたら……?」
「どうしたらサンサングラミーを捕獲できるんだろう……」
ポチャン……。
「「!」」
天井の一部から山の栄養が落ちる音……滴に気がついて私たちは顔を上げる。普通の水と違って黄金色に見えるのはサンサングラミーの輝きのせいかと思ったけど違った。