合体30倍! 36連ツイン釘パンチ!
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「っ! サニー。お前のスーパーフライ返し、力を逆方向に跳ね返すことしかできねぇのか?」
「あ? どういうこと?」
「力を返す方向を自在に変えられるか?」
「力の方向?」
「もしかして、正面に返すんじゃなくて右に返したり左に返したりできるかって訊いているの?」
「そういうことだ!」
するとトリコが両腕をサニーに向かって構え始めた。それでサニーもやっとトリコが言わんとしていることがわかったらしい。
「まさか! お前のパンチを上に跳ね返せと!? やったことねーぞ、俺!」
「やるんだ、サニー! もうこれしかねぇ! 俺ら四人潰されちまうぞ!」
「迷っている暇はなさそうだよ!」
そうこうしている間にも山はどんどん迫って来ている。滝の流れに完全に乗ったら一気に落ちてくるよ!
「クッ……わかったよ、やってみるよ! 触覚30万本使ってな!」
「当然だ! じゃなきゃあの山はビクともしねぇ!」
「フッ、懐かしいモンだな。合体技ってぇのも」
「もちろん私も力になる。私も、私の直観を信じてる!」
そう言うとトリコとサニーはフッと笑ってくれた。
考えるんじゃない……感じるんだ。私ならできる……あの山を砕くために!
「激流乱舞!!」
初めて使ったときよりも複数の水の竜巻が山を攻撃し始める。もちろんこれだけじゃ亀裂を少しずつ入れるのが精一杯だ。二人の合体技が決め手になる!
「いくぞ、サニー! 36連ツイン釘パンチ!!」
「うおおぉぉおおお! 30倍スーパーフライ返し!!」
私の激流乱舞とは比べ物にならない二人の合体技が山に当たった。ここからでも少しずつ破壊される音が聞こえてくる。
「二人の技が、私の激流乱舞で作った亀裂にダメ押ししてくれた!」
「俺の釘パンチは奥まで振動して内側から破壊する技だ……。しかもサニーのスーパーフライ返しでその威力はさらに大きくなっている!」
「36連の30倍だ! 砕けろオラァ!!」
ビキバキ……ドッカ――ン!!
私たちの祈りが通じたのか、山が大岩ほどの大きさで粉砕されていく。見事成功してトリコもサニーも私も小松さんも大喜びだ!
「やった!」
「山を砕いて、弾き返したぞ!」
「ということは、あそこにあるのが!」
私が指差した先を小松さんとサニーとトリコも見る。この衝撃で一気に滝の奥にある壁が現れた。
「あっ!」
「見えた!」
「滝の中の洞窟だ!」
しかし喜びも束の間、上流に残っている山が砕けて大岩となってやって来る!
「あ? どういうこと?」
「力を返す方向を自在に変えられるか?」
「力の方向?」
「もしかして、正面に返すんじゃなくて右に返したり左に返したりできるかって訊いているの?」
「そういうことだ!」
するとトリコが両腕をサニーに向かって構え始めた。それでサニーもやっとトリコが言わんとしていることがわかったらしい。
「まさか! お前のパンチを上に跳ね返せと!? やったことねーぞ、俺!」
「やるんだ、サニー! もうこれしかねぇ! 俺ら四人潰されちまうぞ!」
「迷っている暇はなさそうだよ!」
そうこうしている間にも山はどんどん迫って来ている。滝の流れに完全に乗ったら一気に落ちてくるよ!
「クッ……わかったよ、やってみるよ! 触覚30万本使ってな!」
「当然だ! じゃなきゃあの山はビクともしねぇ!」
「フッ、懐かしいモンだな。合体技ってぇのも」
「もちろん私も力になる。私も、私の直観を信じてる!」
そう言うとトリコとサニーはフッと笑ってくれた。
考えるんじゃない……感じるんだ。私ならできる……あの山を砕くために!
「激流乱舞!!」
初めて使ったときよりも複数の水の竜巻が山を攻撃し始める。もちろんこれだけじゃ亀裂を少しずつ入れるのが精一杯だ。二人の合体技が決め手になる!
「いくぞ、サニー! 36連ツイン釘パンチ!!」
「うおおぉぉおおお! 30倍スーパーフライ返し!!」
私の激流乱舞とは比べ物にならない二人の合体技が山に当たった。ここからでも少しずつ破壊される音が聞こえてくる。
「二人の技が、私の激流乱舞で作った亀裂にダメ押ししてくれた!」
「俺の釘パンチは奥まで振動して内側から破壊する技だ……。しかもサニーのスーパーフライ返しでその威力はさらに大きくなっている!」
「36連の30倍だ! 砕けろオラァ!!」
ビキバキ……ドッカ――ン!!
私たちの祈りが通じたのか、山が大岩ほどの大きさで粉砕されていく。見事成功してトリコもサニーも私も小松さんも大喜びだ!
「やった!」
「山を砕いて、弾き返したぞ!」
「ということは、あそこにあるのが!」
私が指差した先を小松さんとサニーとトリコも見る。この衝撃で一気に滝の奥にある壁が現れた。
「あっ!」
「見えた!」
「滝の中の洞窟だ!」
しかし喜びも束の間、上流に残っている山が砕けて大岩となってやって来る!