サニーの新技! 華麗なる修業の成果!
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……IGO会長・一龍から依頼された修業食材は残り四つ。トリコと瑞貴たちはサンサングラミーを捕獲するためにモルス山脈の巨大な滝・デスフォールにやってきた。サンサングラミーが住むデスフォールの中の洞窟に向かおうとするが、容赦なく滝がトリコたちを襲う。
そしてトリコたちはなんとか滝の前に到達。いよいよデスフォールの中へ。果たして、洞窟の中へ辿り着くことはできるのだろうか!?
☆☆☆☆☆
サニーが触覚を使い襲いかかる水飛沫を私たちに当たらないようにしてくれる。これがサニーの修業の成果……そして、触発されたのかトリコが右足を大きく振り上げた。
「レッグ…ナイフ!!」
トリコのレッグナイフが当たると、洞窟はまだ見えない物の滝は真っ二つに割れて行った。
「え――っ!! 滝が割れていくー!?」
「へぇ、レッグナイフか。大した威力だな。いつかこの技も、跳ね返してみてぇな」
「よし、いくぞ!」
滝が割れている間に少しでも進もうとサニーがヘアラフトを動かしてくれる。だけど、デスフォールはすぐに元の状態に戻そうと亀裂を塞いでいく。
「何っ!? レッグナイフを押し戻しやがった!」
「ということは……やっぱり!」
押し戻した衝撃で巨大な波が私たちに襲い掛かろうとして来る。レッグナイフの効果もあるから最初の水飛沫より何百倍も威力があるだろう。
「うわー! 潰されますよー!」
「上等だ! 18連……」
「じゅ、18!?」
「待って、トリコ。ここは私が!」
トリコがさらに進化した釘パンチを撃とうとしたけど、私はあえてそれを止めた。
「水なら水で押し返す! 激流乱舞!!」
私は水面の水を利用して水の竜巻を生み出し、私たちに襲い掛かってくる波を撃破することに成功した。――だけど。
「お~! 瑞貴さん、こんなこともできるんですね!」
「ゼブラやサンの雷を利用したのと、同じことをしているのか!」
「ホッホォ~。デスフォールの水に、デスフォールの水で撃ち返すか……なかなかやるじゃん」
「だけど、まだダメ! 押し返されている! 突発の技だからというより、水の重さだけで数億トン……それに加えてデカい山や木、リーガルマンモス級の猛獣が紛れている!」
私が出している水だって鋭利な刃物も同然だから攻撃しているけど、上昇する水と違って下降する水は落下のスピードも加わっている。だからどっちの威力が強いかなんて比べる間でもない。
「サニー! なんとかなんねぇのか!?」
「……フッ」
慌てるトリコと違ってサニーは笑っていた。っていうか、余裕なの?
「おい! ボーッと笑って見てる場合じゃねぇだろ!?」
「フンッ。『ボーッと』ね……」
……サニーはトリコの言葉で、どこか懐かしむかのように思い出して笑っていた。
そしてトリコたちはなんとか滝の前に到達。いよいよデスフォールの中へ。果たして、洞窟の中へ辿り着くことはできるのだろうか!?
☆☆☆☆☆
サニーが触覚を使い襲いかかる水飛沫を私たちに当たらないようにしてくれる。これがサニーの修業の成果……そして、触発されたのかトリコが右足を大きく振り上げた。
「レッグ…ナイフ!!」
トリコのレッグナイフが当たると、洞窟はまだ見えない物の滝は真っ二つに割れて行った。
「え――っ!! 滝が割れていくー!?」
「へぇ、レッグナイフか。大した威力だな。いつかこの技も、跳ね返してみてぇな」
「よし、いくぞ!」
滝が割れている間に少しでも進もうとサニーがヘアラフトを動かしてくれる。だけど、デスフォールはすぐに元の状態に戻そうと亀裂を塞いでいく。
「何っ!? レッグナイフを押し戻しやがった!」
「ということは……やっぱり!」
押し戻した衝撃で巨大な波が私たちに襲い掛かろうとして来る。レッグナイフの効果もあるから最初の水飛沫より何百倍も威力があるだろう。
「うわー! 潰されますよー!」
「上等だ! 18連……」
「じゅ、18!?」
「待って、トリコ。ここは私が!」
トリコがさらに進化した釘パンチを撃とうとしたけど、私はあえてそれを止めた。
「水なら水で押し返す! 激流乱舞!!」
私は水面の水を利用して水の竜巻を生み出し、私たちに襲い掛かってくる波を撃破することに成功した。――だけど。
「お~! 瑞貴さん、こんなこともできるんですね!」
「ゼブラやサンの雷を利用したのと、同じことをしているのか!」
「ホッホォ~。デスフォールの水に、デスフォールの水で撃ち返すか……なかなかやるじゃん」
「だけど、まだダメ! 押し返されている! 突発の技だからというより、水の重さだけで数億トン……それに加えてデカい山や木、リーガルマンモス級の猛獣が紛れている!」
私が出している水だって鋭利な刃物も同然だから攻撃しているけど、上昇する水と違って下降する水は落下のスピードも加わっている。だからどっちの威力が強いかなんて比べる間でもない。
「サニー! なんとかなんねぇのか!?」
「……フッ」
慌てるトリコと違ってサニーは笑っていた。っていうか、余裕なの?
「おい! ボーッと笑って見てる場合じゃねぇだろ!?」
「フンッ。『ボーッと』ね……」
……サニーはトリコの言葉で、どこか懐かしむかのように思い出して笑っていた。