現れた脅威! 波乱、グルメコロシアム!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「おいおい、興奮し過ぎだろ!」
「バトフレの影響が強過ぎなんだよ!」
トリコが右腕を、私は薙刀を構えてデーモンデビル大蛇に向かって飛ぶ。
「ナーイフ!!」
「疾風斬!!」
腕を合わせて四本斬り落としたけど、当然再生して私たちに狙いを定めて来た。
「ったく、リンの奴!」
「…………」
「ん? 兄ちゃん逃げないのか?」
「えっ? あ、ああ。トリコさんと瑞貴さんといるといつもこんな感じですから、もう慣れちゃいました。つーか、慣れてる自分も怖いですけど……」
「フッ…フハハハハッ! そいつはいい度胸だ!」
小松さんの答えにマンサム所長は高笑いすると、未だにバトルウルフのそばから移動しないティナさんを見る。
「あそこの姉ちゃんといい、お前ら大したモンだ。各国のトップがこのザマだってのによ。権力を振りかざす大金持ち共が。丸腰じゃあ情けないモンだ。フハハハハッ――ん? あれは……」
……次にマンサムがふと目にしたのは、逃げるどころか慌てることもなく座っている一人の老人だった。マンサムはその老人の前に移動する。
「これはこれは、ロト共和国のドヘム大統領。せっかくのお楽しみがこんな状況になって、申し訳ない」
「っ、あれは……!」
嫌な予感がしたのと同時にマンサム所長の声が聞こえて私は振り向くと、さらにドヘム大統領も見えて目を見開いた。
「落胆の極み、お察ししますがここは身の安全を第一に一刻も早い避難を――」
「マンサム所長! 離れて!」
「何?」
グシャッ!
「ぐわっ!!」
「「所長――っ!!」」
なんとドヘム大統領がマンサム所長のお腹に腕を貫通させた。私と小松さんが悲鳴を上げるけど、マンサム所長は平気な顔をして逆に右腕にパワーを溜めている。
「フライパーンチ!!」
攻撃と同時に貫通させた腕も抜けてドヘム大統領は吹っ飛んだが、壁に叩きつけられても平然として立っている。そして取れたて顔の皮から現れた素顔は、緑の毛並みをしたGTロボだった。
「バトフレの影響が強過ぎなんだよ!」
トリコが右腕を、私は薙刀を構えてデーモンデビル大蛇に向かって飛ぶ。
「ナーイフ!!」
「疾風斬!!」
腕を合わせて四本斬り落としたけど、当然再生して私たちに狙いを定めて来た。
「ったく、リンの奴!」
「…………」
「ん? 兄ちゃん逃げないのか?」
「えっ? あ、ああ。トリコさんと瑞貴さんといるといつもこんな感じですから、もう慣れちゃいました。つーか、慣れてる自分も怖いですけど……」
「フッ…フハハハハッ! そいつはいい度胸だ!」
小松さんの答えにマンサム所長は高笑いすると、未だにバトルウルフのそばから移動しないティナさんを見る。
「あそこの姉ちゃんといい、お前ら大したモンだ。各国のトップがこのザマだってのによ。権力を振りかざす大金持ち共が。丸腰じゃあ情けないモンだ。フハハハハッ――ん? あれは……」
……次にマンサムがふと目にしたのは、逃げるどころか慌てることもなく座っている一人の老人だった。マンサムはその老人の前に移動する。
「これはこれは、ロト共和国のドヘム大統領。せっかくのお楽しみがこんな状況になって、申し訳ない」
「っ、あれは……!」
嫌な予感がしたのと同時にマンサム所長の声が聞こえて私は振り向くと、さらにドヘム大統領も見えて目を見開いた。
「落胆の極み、お察ししますがここは身の安全を第一に一刻も早い避難を――」
「マンサム所長! 離れて!」
「何?」
グシャッ!
「ぐわっ!!」
「「所長――っ!!」」
なんとドヘム大統領がマンサム所長のお腹に腕を貫通させた。私と小松さんが悲鳴を上げるけど、マンサム所長は平気な顔をして逆に右腕にパワーを溜めている。
「フライパーンチ!!」
攻撃と同時に貫通させた腕も抜けてドヘム大統領は吹っ飛んだが、壁に叩きつけられても平然として立っている。そして取れたて顔の皮から現れた素顔は、緑の毛並みをしたGTロボだった。