水晶の輝き! サンサングラミー!
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最近トリコと一緒にいることが多いから、私はしばらく寄付に回って行った。今回の同行者はスカイディアのフィル。なんだか最近テリー並に大きくなってきたんだよなぁ。これも一種の成長期か?
「今日もありがとうね、フィル。せっかく早めに終わったんだし水浴びでもしようか」
〈クウッ!〉
フィルは私が出す水で水浴びするのがお気に入りだ。川とかに飛び込むんじゃなく、シャワーのように浴びるのがいいらしい。
「水流弾!!」
さっそく私は手を上にかざして弱めの水流弾をたくさん打ち上げた。花火と同じ原料で打ち上げると下に雨のように落ちて来るので、さっそくそれを浴びているフィルはご機嫌だ。
〈クゥ~〉
「フフッ。心ゆくまで浴びててね」
こんな単純な作業でも薙刀ではなく手で使えるようになった。最初は水を少し出すだけで疲れが来ていたのに、薙刀がずっとただの武器として使う日が来るのかな。
トリコたちだって技の精度を上げているんだし、私も負けていられないね!
♪ピリリリ、ピリリリ♪
「あっ、噂をすれば……」
口では言ってないけど、今思っていた人からの連絡が来た。フィルにひと言断って、私は電話を出る――。
☆☆☆☆☆
「全く呼んでおいて……。トリコさん、遅いですね……」
「毎度のことでしょ。どうせどこかで何か食べているんじゃない?」
「ありえそうです……」
海から育った巨大な大樹を使ってできたレストランに、トリコから呼び出された私と小松さん。だけど今回はもう一人……。
「フム。ツチノコエビのハムフィッシュ乗せ……なんてデリシャスな組み合わせ! もう泣けてくる!」
「って、全然聞いてない……」
「こっちはこっちで食べてばかりだね……」
私たちと同じように呼び出されたサニー。トリコが来るまで時間がかかるって言うから、一緒にご飯をすることになったんだけど……相変わらず美意識が強いね、この人。
「真夏の海の潮風が、ハムフィッシュにほどよい塩気を含ませ、それが淡泊だがプリップリの食感のツチノコエビによく合う……!」
「『調和』ですよね、味の調和!」
「でも今回は、ただ雰囲気と味だけが調和しているわけじゃなさそうだよ」
さっきから聞こえる音楽は店内放送とかのBGMじゃなく、ベランダの手擦りに座っている男性が持つレコードのものだからね。
「瑞貴、よくわかってんな。ぽんこち、もう少しボリュームを上げてくんね?」
「Oh Yeah! 了解! それよりどうだい? 一切合切、曲(皿)を変えるのは? 流れているのは陽気なサンバ! 流して準備は陽気でボサノッバー!」
DJ口調で言いながらレコードを変えると、さっきとは違う曲が流れて来る。それにサニーのテンションが上がって来た。
「良ーね、ぽんこち! お前、サイコー!」
「あっ、サニーさん!」
「ん?」
「あの人って……?」
「ああ。フリーのグルメプランナー・ぽんこちさ。あらゆる食事にはその味に合った音楽が存在する。彼は食材に合った音を提供してくれるグルメDJ」
「グルメDJ……初めて聞いたよ」
フリーっていうから会社とかに所属していないんだろうけど、サニーがわざわざ呼び出すんだから相当な音楽を奏でてくれる人なんだね。
「今日もありがとうね、フィル。せっかく早めに終わったんだし水浴びでもしようか」
〈クウッ!〉
フィルは私が出す水で水浴びするのがお気に入りだ。川とかに飛び込むんじゃなく、シャワーのように浴びるのがいいらしい。
「水流弾!!」
さっそく私は手を上にかざして弱めの水流弾をたくさん打ち上げた。花火と同じ原料で打ち上げると下に雨のように落ちて来るので、さっそくそれを浴びているフィルはご機嫌だ。
〈クゥ~〉
「フフッ。心ゆくまで浴びててね」
こんな単純な作業でも薙刀ではなく手で使えるようになった。最初は水を少し出すだけで疲れが来ていたのに、薙刀がずっとただの武器として使う日が来るのかな。
トリコたちだって技の精度を上げているんだし、私も負けていられないね!
♪ピリリリ、ピリリリ♪
「あっ、噂をすれば……」
口では言ってないけど、今思っていた人からの連絡が来た。フィルにひと言断って、私は電話を出る――。
☆☆☆☆☆
「全く呼んでおいて……。トリコさん、遅いですね……」
「毎度のことでしょ。どうせどこかで何か食べているんじゃない?」
「ありえそうです……」
海から育った巨大な大樹を使ってできたレストランに、トリコから呼び出された私と小松さん。だけど今回はもう一人……。
「フム。ツチノコエビのハムフィッシュ乗せ……なんてデリシャスな組み合わせ! もう泣けてくる!」
「って、全然聞いてない……」
「こっちはこっちで食べてばかりだね……」
私たちと同じように呼び出されたサニー。トリコが来るまで時間がかかるって言うから、一緒にご飯をすることになったんだけど……相変わらず美意識が強いね、この人。
「真夏の海の潮風が、ハムフィッシュにほどよい塩気を含ませ、それが淡泊だがプリップリの食感のツチノコエビによく合う……!」
「『調和』ですよね、味の調和!」
「でも今回は、ただ雰囲気と味だけが調和しているわけじゃなさそうだよ」
さっきから聞こえる音楽は店内放送とかのBGMじゃなく、ベランダの手擦りに座っている男性が持つレコードのものだからね。
「瑞貴、よくわかってんな。ぽんこち、もう少しボリュームを上げてくんね?」
「Oh Yeah! 了解! それよりどうだい? 一切合切、曲(皿)を変えるのは? 流れているのは陽気なサンバ! 流して準備は陽気でボサノッバー!」
DJ口調で言いながらレコードを変えると、さっきとは違う曲が流れて来る。それにサニーのテンションが上がって来た。
「良ーね、ぽんこち! お前、サイコー!」
「あっ、サニーさん!」
「ん?」
「あの人って……?」
「ああ。フリーのグルメプランナー・ぽんこちさ。あらゆる食事にはその味に合った音楽が存在する。彼は食材に合った音を提供してくれるグルメDJ」
「グルメDJ……初めて聞いたよ」
フリーっていうから会社とかに所属していないんだろうけど、サニーがわざわざ呼び出すんだから相当な音楽を奏でてくれる人なんだね。