現れた脅威! 波乱、グルメコロシアム!
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「それにしてもトリコの奴、昔より確実にパワーアップしてるな。うまいメシ食ってる証拠か。しかもあの嬢ちゃんにもトリコと同じぐらいのグルメ細胞があるのか? それにあの動き、まさか……――ん?」
闘技場の中にティナさんとクルッポーが入ってきた。
(バトルウルフは1グラムも群れない一匹狼。子供を生んだその日にだけ、慈愛の限りを尽くすと言うわ。伝説の王者のこんな奇跡的な場面を抑えられるなんて――!)
ティナさんはバトルウルフの親子にカメラを向ける。けど、二匹の愛情ある姿に感動してカメラを降ろした。撮るべきモノではなく心に残すのが一番なのだと判断したみたい。
「ホォ。なかなか見所のある姉ちゃんだ」
「へへっ」
マンサム所長も小松さんもティナさんの行動に感心した。でも……。
「消耗が激しすぎる。改細胞クローンは寿命が短い個体が多いが、そのせいかもしれん」
「とにかく、今はゆっくり休んでて」
これはバトルウルフの一日しかない大切なひとときだ。この親子の時間を誰にも邪魔されないといいな……。
「――マジ! ヤッバいしー!」
ドッカ――ンッ!!
リンさんの焦った声に顔を向ければ、第六ゲートを破壊してデーモンデビル大蛇が現れた。トラウマが甦ったのか小松さんは悲鳴を上げる。
「ウゲ――ッ!!」
「まーたスゲーのが現れたな。デビル大蛇でも厄介だってあうのによ、その上とはな」
「ココさんがいてくれたら、少しはイケるのに……」
「なんでココの名前が出てくんだよ! 俺じゃ不満か!」
「へっ?」
だってデビル大蛇戦だってココさんが大活躍してくれたおかげで助かったし。原作でもトリコは『ココがいてくれたらな』とか言ってたのに何故に不機嫌?
デーモンデビル大蛇は伸ばした腕でガウチやゲロルドを投げ飛ばし、逃げようとしたシルバーバックを髪で巻きつけて振り回すと壁に叩きつけた。
闘技場の中にティナさんとクルッポーが入ってきた。
(バトルウルフは1グラムも群れない一匹狼。子供を生んだその日にだけ、慈愛の限りを尽くすと言うわ。伝説の王者のこんな奇跡的な場面を抑えられるなんて――!)
ティナさんはバトルウルフの親子にカメラを向ける。けど、二匹の愛情ある姿に感動してカメラを降ろした。撮るべきモノではなく心に残すのが一番なのだと判断したみたい。
「ホォ。なかなか見所のある姉ちゃんだ」
「へへっ」
マンサム所長も小松さんもティナさんの行動に感心した。でも……。
「消耗が激しすぎる。改細胞クローンは寿命が短い個体が多いが、そのせいかもしれん」
「とにかく、今はゆっくり休んでて」
これはバトルウルフの一日しかない大切なひとときだ。この親子の時間を誰にも邪魔されないといいな……。
「――マジ! ヤッバいしー!」
ドッカ――ンッ!!
リンさんの焦った声に顔を向ければ、第六ゲートを破壊してデーモンデビル大蛇が現れた。トラウマが甦ったのか小松さんは悲鳴を上げる。
「ウゲ――ッ!!」
「まーたスゲーのが現れたな。デビル大蛇でも厄介だってあうのによ、その上とはな」
「ココさんがいてくれたら、少しはイケるのに……」
「なんでココの名前が出てくんだよ! 俺じゃ不満か!」
「へっ?」
だってデビル大蛇戦だってココさんが大活躍してくれたおかげで助かったし。原作でもトリコは『ココがいてくれたらな』とか言ってたのに何故に不機嫌?
デーモンデビル大蛇は伸ばした腕でガウチやゲロルドを投げ飛ばし、逃げようとしたシルバーバックを髪で巻きつけて振り回すと壁に叩きつけた。