ウワーッ! 仰天ビックリアップル!
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〈ヒッ! アア……ッ!〉
「LV25!」
〈ユーユユン!〉
急に青ざめたビックリアップルにアポロンさんが判定を出した! まさかのLV25!?
「えー!?」
「何したし……!?」
「ウォールペンギンの片鱗が、1グラム見えた気が……!?」
〈クーポ……!〉
ユンちゃんは嬉しそうに振り向いて体を揺らすけど、なんとなく影があるのは気のせいだろうか……!?
「瑞貴――じゃなかった、舞獣姫。お前も挑戦したらどうだ? まだやってないんだろ?」
「そうだね……――よし、やってみる!」
私はいくつか近い位置で実ってあるビックリアップルの中心となる場所に立った。
みんなのを見学したおかげで爆発とか爆音じゃなくてもできるってわかったしね。右手首にあるブレスレットを左手で軽く抑え、目を閉じて意識を集中させる。
「舞獣姫さん、どうやって驚かせるんでしょうか?」
「テリーみたいに静かにして急に驚かせる方法だし?」
「それでも、瑞貴ならてんこ盛りいいレベルを期待できそう!」
……小松やリンやティナたちは、瑞貴がどうするか見守っている。彼女ならいい線は確実にいくだろうとワクワクしていた。
ゴゴゴゴゴ――……!!
〈〈〈ヒッ!〉〉〉
「「「「「なっ!?」」」」」
……なんと瑞貴の周りから四色のオーラが現れた。しかもそれは四神の姿をかたどっており、ゆっくり目を開いた瑞貴にも獲物を決して逃がさないような鋭い瞳をしていた。その全てがビックリアップルだけじゃなく見た人にとっては恐怖の他にしかならず、声も出ないほどだ。
「LV55!」
「フゥ……」
アポロンさんが判定を出したので、私はすかさずビックリアップルを三つもぎ採るとオーラを仕舞って息を吐いた。
「なななななんと! LV55です! 舞獣姫の圧倒的な威圧で今まで以上の最高レベルが出ました!」
「スッゲーな、舞獣姫!」
「あ、あんなオーラ、離れている僕たちにまで伝わってきました!」
「ウチも鳥肌モンだったしー!」
「まさか四神の力で驚かすなんてね。相当力を使いこなしているんじゃない?」
「いやいや、このオーラを出すのだって長時間はできないの。これでビックリアップルが驚かなきゃどうするかとヒヤヒヤしたよ」
あの空間から目覚めてから、また少し四神と私が一体になったような感覚がした。そのおかげで力のコントロールの仕方が少しずつわかって来た気がするんだよね。
……腕に嵌めているブレスレットを見て思う瑞貴に対し、トリコと鉄平も思う所があった。
(ただ瑞貴の姿でオーラしか出してねぇのに。まるで、青龍と白虎と対面したときのようだったな。残る二つは俺が会ったことのねぇ四神か)
(あれは力の片鱗に過ぎないんだろう。瑞貴ちゃんは本当にその小さな体に対して巨大過ぎる力を持ってしまった。いつか、あの力に食われないといいけど……)
……そうなる前に自分たちが止めればいい、トリコと鉄平は心の中でそう誓った。
「よーし! じゃあ次は俺が力で脅かそう! 17連…釘パンチ!!」
〈ギャ――ッ!!〉
右腕の筋肉を膨らましたトリコがビックリアップルの前に拳を寸止めした。それでも威力は強く、ペペロンアッチーノを食べたとき以上の余波が周りにも襲い掛かり、何人も吹き飛ばされたり木にしがみついている。
〈ウッギャ――……ガクッ〉
「あっ、いけね」
「あーもったいなーい! 今ーのLV50はいってたのーに、失神しーた!」
「拳を止めるのが近過ぎたか……勢いもあり過ぎた。ホントにごめんよ、ビックリアップル!」
「し、失格となりましたが、パンチがミサイル顔負けの破壊力! さすが美食屋トリコです!」
〈クルッポッポー!〉
あんなに多く釘パンチができるようになってるなんて……反動もあまりないようだし、トリコのグルメ細胞は着実に進化している証拠だね!
「フゥ、がんばってLV50ってとこか。今回は舞獣姫に負けちまったな、大したモンだよ」
「エヘヘ」
特殊ケースとはいえ、美食屋四天王であるトリコに勝ったのはちょっと嬉しいかも。あとでこのビックリアップルで何かお菓子を作ってみんなと食べよう!
「LV25!」
〈ユーユユン!〉
急に青ざめたビックリアップルにアポロンさんが判定を出した! まさかのLV25!?
「えー!?」
「何したし……!?」
「ウォールペンギンの片鱗が、1グラム見えた気が……!?」
〈クーポ……!〉
ユンちゃんは嬉しそうに振り向いて体を揺らすけど、なんとなく影があるのは気のせいだろうか……!?
「瑞貴――じゃなかった、舞獣姫。お前も挑戦したらどうだ? まだやってないんだろ?」
「そうだね……――よし、やってみる!」
私はいくつか近い位置で実ってあるビックリアップルの中心となる場所に立った。
みんなのを見学したおかげで爆発とか爆音じゃなくてもできるってわかったしね。右手首にあるブレスレットを左手で軽く抑え、目を閉じて意識を集中させる。
「舞獣姫さん、どうやって驚かせるんでしょうか?」
「テリーみたいに静かにして急に驚かせる方法だし?」
「それでも、瑞貴ならてんこ盛りいいレベルを期待できそう!」
……小松やリンやティナたちは、瑞貴がどうするか見守っている。彼女ならいい線は確実にいくだろうとワクワクしていた。
ゴゴゴゴゴ――……!!
〈〈〈ヒッ!〉〉〉
「「「「「なっ!?」」」」」
……なんと瑞貴の周りから四色のオーラが現れた。しかもそれは四神の姿をかたどっており、ゆっくり目を開いた瑞貴にも獲物を決して逃がさないような鋭い瞳をしていた。その全てがビックリアップルだけじゃなく見た人にとっては恐怖の他にしかならず、声も出ないほどだ。
「LV55!」
「フゥ……」
アポロンさんが判定を出したので、私はすかさずビックリアップルを三つもぎ採るとオーラを仕舞って息を吐いた。
「なななななんと! LV55です! 舞獣姫の圧倒的な威圧で今まで以上の最高レベルが出ました!」
「スッゲーな、舞獣姫!」
「あ、あんなオーラ、離れている僕たちにまで伝わってきました!」
「ウチも鳥肌モンだったしー!」
「まさか四神の力で驚かすなんてね。相当力を使いこなしているんじゃない?」
「いやいや、このオーラを出すのだって長時間はできないの。これでビックリアップルが驚かなきゃどうするかとヒヤヒヤしたよ」
あの空間から目覚めてから、また少し四神と私が一体になったような感覚がした。そのおかげで力のコントロールの仕方が少しずつわかって来た気がするんだよね。
……腕に嵌めているブレスレットを見て思う瑞貴に対し、トリコと鉄平も思う所があった。
(ただ瑞貴の姿でオーラしか出してねぇのに。まるで、青龍と白虎と対面したときのようだったな。残る二つは俺が会ったことのねぇ四神か)
(あれは力の片鱗に過ぎないんだろう。瑞貴ちゃんは本当にその小さな体に対して巨大過ぎる力を持ってしまった。いつか、あの力に食われないといいけど……)
……そうなる前に自分たちが止めればいい、トリコと鉄平は心の中でそう誓った。
「よーし! じゃあ次は俺が力で脅かそう! 17連…釘パンチ!!」
〈ギャ――ッ!!〉
右腕の筋肉を膨らましたトリコがビックリアップルの前に拳を寸止めした。それでも威力は強く、ペペロンアッチーノを食べたとき以上の余波が周りにも襲い掛かり、何人も吹き飛ばされたり木にしがみついている。
〈ウッギャ――……ガクッ〉
「あっ、いけね」
「あーもったいなーい! 今ーのLV50はいってたのーに、失神しーた!」
「拳を止めるのが近過ぎたか……勢いもあり過ぎた。ホントにごめんよ、ビックリアップル!」
「し、失格となりましたが、パンチがミサイル顔負けの破壊力! さすが美食屋トリコです!」
〈クルッポッポー!〉
あんなに多く釘パンチができるようになってるなんて……反動もあまりないようだし、トリコのグルメ細胞は着実に進化している証拠だね!
「フゥ、がんばってLV50ってとこか。今回は舞獣姫に負けちまったな、大したモンだよ」
「エヘヘ」
特殊ケースとはいえ、美食屋四天王であるトリコに勝ったのはちょっと嬉しいかも。あとでこのビックリアップルで何かお菓子を作ってみんなと食べよう!