ウワーッ! 仰天ビックリアップル!
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「スゴい……! 脅迫した……!」
「こんな驚かし方もあるんだね……!」
「ああ。ビックリアップルを驚かすのは単純じゃない。音や衝撃じゃあ、決してビビらねぇ個体もあるって話だからな」
「まあ、ええ塩梅やなぁ」
「さすがつららママ! いつか店にも行ってみてぇもんだ!」
ああやってトリコが女性を褒めると、リンちゃんが黙っていられないだろうな。……って、案の定やる気満々だ。
「ウチもトリコに褒められるし! スーパーリラクゼーション!!」
〈フワ~〉
リンちゃんがスーパーリラクゼーションをかけると、ビックリアップルはとてもリラックスした表情をしている。
「メチャクチャリラックスさせてかーらーの――スゥ~……ウヒョ――ッ!!」
〈うぎゃっぴー!〉
「フム……LV19!」
「あ~! つららママに負けたしー!」
「でも、リンちゃんスゴいよ! ビックリアップルをここまでびっくりさせるなんて!」
「それはそうかもしれないけど……――なんで驚かないし? これじゃあトリコに褒められないし!」
〈ウヒー!〉
リンちゃんがスゴい形相で迫ると、ビックリアップルがさらに青ざめた。
「レベールアップ! LV20!」
「あっ、やったしー! つららママとおんなじレベル~! このアップル売って、ウチもお店出そうかな~? ンフフ~お客はトリコ、オンリーの~!」
「「オイオイ……」」
〈クポクポ〉
店を出すにしてもそれってどうよ、と思わずにいられなかった私とティナさんは半目になってツッコんだ。クルッポーも肩(いや、羽根?)をすかして呆れているし。
「いやさ~……俺に力をつけさせたいって師匠の気持ちもわかるよ? だからこうして、俺一人で生態調査行かせてるんだろうし。でも~『ビックリアップルを驚かせて調査しろ』って言われても困るんだよね~。物静かなもので驚かせるとか性に合わないからさ」
〈グ~……――ハッ!〉
おいおい、まだしゃべっているよ! さっきまで寝ていたビックリアップルが起きる時間になるほどに!
「あっ、もちろん。師匠の言いつけだしやるよ? けどさ~……」
〈ワギャー!?〉
「ホー! あまりーにもながーいこと話してたのーに、おーどろいたよーだー! LV30!」
「またまた本日最高! レベル30!」
「あれでもいいの!?」
「えっ?」
アポロンさんが出した評価に私は驚かずにはいられなかった。だって当の本人がやっと我に返ってキョトンとしているほどだよ!?
「わー! わわー! わっ! わー!」
〈…………〉
「ハァ……ハァ……」
〈フッ〉
「あー! 笑われたー!」
小松さんはダメだったみたい……。あっ、テリーも挑戦するようで、ゆっくりビックリアップルに近づいて顔を伏せると――。
〈ワウッ!!〉
〈ギャ――ッ!!〉
「スゴーい! バトールウルーフ! LV40!」
「スゲーじゃんかテリー!」
「ひと吠えだけで最高レベルなんてスゴいよ!」
〈クゥ~ン〉
〈ユン!〉
……トリコと瑞貴に褒められたテリーを見て、『よーし自分も!』と思ったユンはビックリアップルの前で体を左右に揺らす。
〈ユユユユ、ユン!〉
「いやいや、君にはムリだよ」
「「アハハ……」」
ユンちゃんも挑戦しているようだけど、小松さんやリンちゃんやティナさんは苦笑するばかりだ。確かにユンちゃんの両親を思い出すと大人になったらいけるかもしれないけど、あんなに愛らしい動きをするユンちゃんはビビるどころか可愛いしかないもんね。
〈…………〉
「ん?」
さっきまで鳴いていたのに、突然ユンちゃんは体の動きを止めて黙ってしまった。私たちにはうしろ姿しか見えないけど、対峙しているビックリアップルがキョトンとして……。
「こんな驚かし方もあるんだね……!」
「ああ。ビックリアップルを驚かすのは単純じゃない。音や衝撃じゃあ、決してビビらねぇ個体もあるって話だからな」
「まあ、ええ塩梅やなぁ」
「さすがつららママ! いつか店にも行ってみてぇもんだ!」
ああやってトリコが女性を褒めると、リンちゃんが黙っていられないだろうな。……って、案の定やる気満々だ。
「ウチもトリコに褒められるし! スーパーリラクゼーション!!」
〈フワ~〉
リンちゃんがスーパーリラクゼーションをかけると、ビックリアップルはとてもリラックスした表情をしている。
「メチャクチャリラックスさせてかーらーの――スゥ~……ウヒョ――ッ!!」
〈うぎゃっぴー!〉
「フム……LV19!」
「あ~! つららママに負けたしー!」
「でも、リンちゃんスゴいよ! ビックリアップルをここまでびっくりさせるなんて!」
「それはそうかもしれないけど……――なんで驚かないし? これじゃあトリコに褒められないし!」
〈ウヒー!〉
リンちゃんがスゴい形相で迫ると、ビックリアップルがさらに青ざめた。
「レベールアップ! LV20!」
「あっ、やったしー! つららママとおんなじレベル~! このアップル売って、ウチもお店出そうかな~? ンフフ~お客はトリコ、オンリーの~!」
「「オイオイ……」」
〈クポクポ〉
店を出すにしてもそれってどうよ、と思わずにいられなかった私とティナさんは半目になってツッコんだ。クルッポーも肩(いや、羽根?)をすかして呆れているし。
「いやさ~……俺に力をつけさせたいって師匠の気持ちもわかるよ? だからこうして、俺一人で生態調査行かせてるんだろうし。でも~『ビックリアップルを驚かせて調査しろ』って言われても困るんだよね~。物静かなもので驚かせるとか性に合わないからさ」
〈グ~……――ハッ!〉
おいおい、まだしゃべっているよ! さっきまで寝ていたビックリアップルが起きる時間になるほどに!
「あっ、もちろん。師匠の言いつけだしやるよ? けどさ~……」
〈ワギャー!?〉
「ホー! あまりーにもながーいこと話してたのーに、おーどろいたよーだー! LV30!」
「またまた本日最高! レベル30!」
「あれでもいいの!?」
「えっ?」
アポロンさんが出した評価に私は驚かずにはいられなかった。だって当の本人がやっと我に返ってキョトンとしているほどだよ!?
「わー! わわー! わっ! わー!」
〈…………〉
「ハァ……ハァ……」
〈フッ〉
「あー! 笑われたー!」
小松さんはダメだったみたい……。あっ、テリーも挑戦するようで、ゆっくりビックリアップルに近づいて顔を伏せると――。
〈ワウッ!!〉
〈ギャ――ッ!!〉
「スゴーい! バトールウルーフ! LV40!」
「スゲーじゃんかテリー!」
「ひと吠えだけで最高レベルなんてスゴいよ!」
〈クゥ~ン〉
〈ユン!〉
……トリコと瑞貴に褒められたテリーを見て、『よーし自分も!』と思ったユンはビックリアップルの前で体を左右に揺らす。
〈ユユユユ、ユン!〉
「いやいや、君にはムリだよ」
「「アハハ……」」
ユンちゃんも挑戦しているようだけど、小松さんやリンちゃんやティナさんは苦笑するばかりだ。確かにユンちゃんの両親を思い出すと大人になったらいけるかもしれないけど、あんなに愛らしい動きをするユンちゃんはビビるどころか可愛いしかないもんね。
〈…………〉
「ん?」
さっきまで鳴いていたのに、突然ユンちゃんは体の動きを止めて黙ってしまった。私たちにはうしろ姿しか見えないけど、対峙しているビックリアップルがキョトンとして……。