ウワーッ! 仰天ビックリアップル!
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「なんか期待かけられちゃってるな~」
「鉄平さん!」
「まっ、俺もそこそこ顔を知られちゃってる再生屋だし? 仕方ないって言えば仕方がないんだけどさ~。これも有名声って奴かね? 別に俺は望んじゃいないんだけど」
「相変わらず話長っ!」
「小松さん、ほっとこ。自慢してないようで自慢している奴はめんどくさいからさ」
「ちょっ、失礼じゃない!? てか、瑞貴ちゃん――じゃなかった、舞獣姫ってば相変わらず俺に対して辛辣だよね!? 俺に何か恨みでも!?」
「アイスヘルで危うく帰れなくなったときとか」
「その節は誠に申し訳ありませんでした」
鉄平は綺麗に90度の角度で謝った。忘れてないし、めんどくさいことはホントだからね。
「――わっ!」
「っ、リン!」
「リンちゃん!」
私とトリコのうしろから声を上げて来たのはリンちゃんだった。
「びっくりした?」
「お前も来たのかよ」
「フフ~ン。トリコと瑞貴――じゃなかった。舞獣姫が来ると思って、びっくりさせようとコッソリ来たし~!」
「私はリンちゃんに会えて大歓迎だよ!」
「きゃー! 嬉しいしー!」
……両手を取って喜び合う女子組を見て、鉄平は溜息をついて肩を落とした。
「俺との温度差が激しい……」
「あのー……鉄平さんはどうして?」
「ん? ああ、師匠に言われてね。ビックリアップルの生態調査さ。今に始まったことじゃないんだけど、師匠も人使い荒くてさ~」
「与作さんまで注目してるんですね~!」
「――となると、もちろん私もいるわ!」
〈クルッポー!〉
探検帽子をかぶってカメラを構えたティナさん、そして肩にはクルッポーもいる!
「ティナさん!」
「クルッポーも!」
〈ユーン!〉
〈クーポー!〉
ティナさんの肩から飛んだクルッポーはユンちゃんの元へ行き、楽しそうにお話している。相変わらずこの光景は和むな~。
「なーんか最近、みんなによく会い過ぎじゃね?」
「偶然ですよ、トリコさん」
「私はこうして会えるのはスッゴく嬉しいよ!」
ハントとかに行ったら会える日が少なくなるし、この偶然に感謝しなくちゃね。
「みんな頼むわよ。てんこ盛りレベルが高いアップルをスクープするんだからー!」
「でーはみーなさん、健とーうをいーのりますー」
そう挨拶してアポロンさんはグルメSPと共にどこかへ行ってしまった。この農園を回っているのかな?
「でもなんで味覚マスターが……?」
「ビックリアップルの味のチェックのためだろう」
「味のチェック?」
「ビックリアップルは人間のような顔――表情があってね、別名・『人面リンゴ』とも呼ばれているのよ」
「じ、人面リンゴ……?」
「なんか嫌な響き……」
トリコに続いてティナさんが説明に入ってくれたけど、普段果実は顔がないから別の意味で怖い感じがする。思わず小松さんと一緒に半目になって軽く青ざめたよ。
「ビックリ度合いはだいたい見た目で判断できるんだけど、実際、味やレベルはどれくらいかはやっぱ食べないとわからないからね」
「だから味覚マスターが来てるってこと?」
「そういうこと」
ドッカ――ンッ!!
「どわっ!」
〈ミギャ――ッ!!〉
「ぎゃー! 何これー!」
「リンゴに顔が! リンゴが驚いてる!」
誰かが投げたダイナマイトの爆発音で騒ぎ声が聞こえると思ったら、あちこちで驚いた顔のリンゴがあった。
「そいつがビックリアップルさ」
「ホ、ホントに顔がある! 生きてますよ、これ! てか、これ……果物ですかー! 本当にー!?」
「本当に文字通り人面リンゴだー! 怖いってー!」
「爆発音に驚いたのね。でもビックリアップルに驚く瑞貴っててんこ盛り新鮮かも!」
「猛獣よりビックリアップルを怖がるってどうなんだよ」
そういえば原作でこう言うのがあった気がするけど……実際見ると怖い! 安くても本当のリンゴのほうがマシだって!
「鉄平さん!」
「まっ、俺もそこそこ顔を知られちゃってる再生屋だし? 仕方ないって言えば仕方がないんだけどさ~。これも有名声って奴かね? 別に俺は望んじゃいないんだけど」
「相変わらず話長っ!」
「小松さん、ほっとこ。自慢してないようで自慢している奴はめんどくさいからさ」
「ちょっ、失礼じゃない!? てか、瑞貴ちゃん――じゃなかった、舞獣姫ってば相変わらず俺に対して辛辣だよね!? 俺に何か恨みでも!?」
「アイスヘルで危うく帰れなくなったときとか」
「その節は誠に申し訳ありませんでした」
鉄平は綺麗に90度の角度で謝った。忘れてないし、めんどくさいことはホントだからね。
「――わっ!」
「っ、リン!」
「リンちゃん!」
私とトリコのうしろから声を上げて来たのはリンちゃんだった。
「びっくりした?」
「お前も来たのかよ」
「フフ~ン。トリコと瑞貴――じゃなかった。舞獣姫が来ると思って、びっくりさせようとコッソリ来たし~!」
「私はリンちゃんに会えて大歓迎だよ!」
「きゃー! 嬉しいしー!」
……両手を取って喜び合う女子組を見て、鉄平は溜息をついて肩を落とした。
「俺との温度差が激しい……」
「あのー……鉄平さんはどうして?」
「ん? ああ、師匠に言われてね。ビックリアップルの生態調査さ。今に始まったことじゃないんだけど、師匠も人使い荒くてさ~」
「与作さんまで注目してるんですね~!」
「――となると、もちろん私もいるわ!」
〈クルッポー!〉
探検帽子をかぶってカメラを構えたティナさん、そして肩にはクルッポーもいる!
「ティナさん!」
「クルッポーも!」
〈ユーン!〉
〈クーポー!〉
ティナさんの肩から飛んだクルッポーはユンちゃんの元へ行き、楽しそうにお話している。相変わらずこの光景は和むな~。
「なーんか最近、みんなによく会い過ぎじゃね?」
「偶然ですよ、トリコさん」
「私はこうして会えるのはスッゴく嬉しいよ!」
ハントとかに行ったら会える日が少なくなるし、この偶然に感謝しなくちゃね。
「みんな頼むわよ。てんこ盛りレベルが高いアップルをスクープするんだからー!」
「でーはみーなさん、健とーうをいーのりますー」
そう挨拶してアポロンさんはグルメSPと共にどこかへ行ってしまった。この農園を回っているのかな?
「でもなんで味覚マスターが……?」
「ビックリアップルの味のチェックのためだろう」
「味のチェック?」
「ビックリアップルは人間のような顔――表情があってね、別名・『人面リンゴ』とも呼ばれているのよ」
「じ、人面リンゴ……?」
「なんか嫌な響き……」
トリコに続いてティナさんが説明に入ってくれたけど、普段果実は顔がないから別の意味で怖い感じがする。思わず小松さんと一緒に半目になって軽く青ざめたよ。
「ビックリ度合いはだいたい見た目で判断できるんだけど、実際、味やレベルはどれくらいかはやっぱ食べないとわからないからね」
「だから味覚マスターが来てるってこと?」
「そういうこと」
ドッカ――ンッ!!
「どわっ!」
〈ミギャ――ッ!!〉
「ぎゃー! 何これー!」
「リンゴに顔が! リンゴが驚いてる!」
誰かが投げたダイナマイトの爆発音で騒ぎ声が聞こえると思ったら、あちこちで驚いた顔のリンゴがあった。
「そいつがビックリアップルさ」
「ホ、ホントに顔がある! 生きてますよ、これ! てか、これ……果物ですかー! 本当にー!?」
「本当に文字通り人面リンゴだー! 怖いってー!」
「爆発音に驚いたのね。でもビックリアップルに驚く瑞貴っててんこ盛り新鮮かも!」
「猛獣よりビックリアップルを怖がるってどうなんだよ」
そういえば原作でこう言うのがあった気がするけど……実際見ると怖い! 安くても本当のリンゴのほうがマシだって!