つながる絆! 絶品ガツガツカレー!
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「っ、瑞貴! ゼブラのときのようにサンの雷を薙刀に集め、攻撃にできるか!?」
「えっ? 一応できるけど……」
「じゃあ準備しておいてくれ! こっちだ! 追いかけて来い!」
〈ガオオッ!〉
急にトリコが走ってウォータイガーを誘導し出した。トリコがどんな作戦を閃いたのかはわからないけど、私とサンは顔を見合わせて頷き、急降下してくれたサンに私は飛びのってトリコたちを追いかける。
そしてトリコは森を抜けて少し深めの崖下に飛び降りる。この場所は炎天下とも言えるほど日差しが高い……まさか!
「今だ、瑞貴!」
「サン!」
〈アオオォォオオオ!!〉
サンが全身に雷を帯び、私はそのエネルギーを薙刀に集め、ウォータイガーの頭上へ飛び出した。
「雷光弾!!」
ウォータイガーの全身に雷の弾を浴びせた。それをマトモに受けたウォータイガーはトリコのいる崖下に落ちていく。私とサンの雷が必要だったのは、体を麻痺させて確実に崖下に落とすためだったんだ。
「トリコ!?」
〈ウォン!〉
リンちゃんもテリーも追いついたので私もその隣に着地し、崖下の様子を見るとウォータイガーが苦しがって水を噴射させた。
「敵が弱まったし!」
「そうか、トリコは蒸発を狙って!」
「水の溢れ出る体……熱に弱かったようだな。この灼熱の太陽を照りつける炎天下。そして、俺の鼻が嗅ぎつけたこの場所は、お前の体の水を蒸発させて奪うには充分な灼熱地獄!」
これじゃあウォータイガーは蒸発を防ぐために、体を液体から固体にせずにはいられない。トリコも大量の汗を流しているこの場所は、ウォータイガーの弱点だったんだ。
「ウォータイガー――変幻自在に水を操る海の王者、お前に敬意を表す! この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
両手を合わせたあと、その両手を広げてトリコはウォータイガーの元へ走り出した。
「15連…釘パンチ!!」
トリコは眉間を狙い、液体化ができないウォータイガーは全ての釘パンチを受け、崖に叩きつけられた。
「ごちそうさまでした!」
☆☆☆☆☆
ウォータイガーを始め全ての食材を手に入れたので、私たちはグルメビーチに戻りクミンさんの屋台へ向かった。節乃さんと次郎さんがカウンターにいたのはびっくりしたけど。
「サフラ~! 無事だったのか! よかった~!」
「ったく、泣くのはタマネギ切るだときだけにしろって!」
サフラちゃんが無事だったことにクミンさんが嬉し泣きした。それをサフラちゃんは憎まれ口を叩きながらもタオルを渡したから、やっぱり仲が良い兄妹なんだね。
トリコと私と小松さんは顔を見合わせて頷くと、改めてクミンさんとサフラちゃんを見る。
「さっ、こっからが勝負だ。うまいカレーを作れるかはクミンの腕にかかってる!」
「!」
「ほら」
「あ、ありがとう……」
ハッと目を見開いたクミンさん。サフラちゃんはまだクミンさんの目尻に残った涙を拭いてあげた。
「僕も手伝います、クミンさん」
「小松シェフ……ありがとうございます!」
「私も、お手伝いします!」
「瑞貴さんは美食屋でありながら、腕のいい料理人なんです。僕が保証します!」
「そうですか……。ありがとうございます! お願いします!」
「えっ? 一応できるけど……」
「じゃあ準備しておいてくれ! こっちだ! 追いかけて来い!」
〈ガオオッ!〉
急にトリコが走ってウォータイガーを誘導し出した。トリコがどんな作戦を閃いたのかはわからないけど、私とサンは顔を見合わせて頷き、急降下してくれたサンに私は飛びのってトリコたちを追いかける。
そしてトリコは森を抜けて少し深めの崖下に飛び降りる。この場所は炎天下とも言えるほど日差しが高い……まさか!
「今だ、瑞貴!」
「サン!」
〈アオオォォオオオ!!〉
サンが全身に雷を帯び、私はそのエネルギーを薙刀に集め、ウォータイガーの頭上へ飛び出した。
「雷光弾!!」
ウォータイガーの全身に雷の弾を浴びせた。それをマトモに受けたウォータイガーはトリコのいる崖下に落ちていく。私とサンの雷が必要だったのは、体を麻痺させて確実に崖下に落とすためだったんだ。
「トリコ!?」
〈ウォン!〉
リンちゃんもテリーも追いついたので私もその隣に着地し、崖下の様子を見るとウォータイガーが苦しがって水を噴射させた。
「敵が弱まったし!」
「そうか、トリコは蒸発を狙って!」
「水の溢れ出る体……熱に弱かったようだな。この灼熱の太陽を照りつける炎天下。そして、俺の鼻が嗅ぎつけたこの場所は、お前の体の水を蒸発させて奪うには充分な灼熱地獄!」
これじゃあウォータイガーは蒸発を防ぐために、体を液体から固体にせずにはいられない。トリコも大量の汗を流しているこの場所は、ウォータイガーの弱点だったんだ。
「ウォータイガー――変幻自在に水を操る海の王者、お前に敬意を表す! この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
両手を合わせたあと、その両手を広げてトリコはウォータイガーの元へ走り出した。
「15連…釘パンチ!!」
トリコは眉間を狙い、液体化ができないウォータイガーは全ての釘パンチを受け、崖に叩きつけられた。
「ごちそうさまでした!」
☆☆☆☆☆
ウォータイガーを始め全ての食材を手に入れたので、私たちはグルメビーチに戻りクミンさんの屋台へ向かった。節乃さんと次郎さんがカウンターにいたのはびっくりしたけど。
「サフラ~! 無事だったのか! よかった~!」
「ったく、泣くのはタマネギ切るだときだけにしろって!」
サフラちゃんが無事だったことにクミンさんが嬉し泣きした。それをサフラちゃんは憎まれ口を叩きながらもタオルを渡したから、やっぱり仲が良い兄妹なんだね。
トリコと私と小松さんは顔を見合わせて頷くと、改めてクミンさんとサフラちゃんを見る。
「さっ、こっからが勝負だ。うまいカレーを作れるかはクミンの腕にかかってる!」
「!」
「ほら」
「あ、ありがとう……」
ハッと目を見開いたクミンさん。サフラちゃんはまだクミンさんの目尻に残った涙を拭いてあげた。
「僕も手伝います、クミンさん」
「小松シェフ……ありがとうございます!」
「私も、お手伝いします!」
「瑞貴さんは美食屋でありながら、腕のいい料理人なんです。僕が保証します!」
「そうですか……。ありがとうございます! お願いします!」