父を超えろ! 真夏のガツガツカレー!
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「ここが島うまの中……」
「っと!」
「ふっ!」
バブーとサフラちゃんの隣に私とトリコが上陸すると、テリーに乗った小松さんとリンちゃんとユンちゃん、そしてサンとフィルも着陸した。
「まるで森の中だね……」
「ここに、ウォータイガーが……!」
サンは上空からウォータイガーを探してくれることになり、小松さんと凛ちゃんとユンちゃんはテリーに乗ったまま、私とトリコはフィルに、サフラちゃんはバブーに乗って島うまの森を探索する。
〈ココココッ!〉
「瑞貴、あそこになんかいるし!」
「あれは、ポテキャロニオン鳥!」
「トリコさん! なんかメチャクチャ迫力あるのがいるんですけど……」
「コンソメナトロス!」
〈ギュー!〉
捕獲レベル18の鳥獣類・ポテキャロニオン鳥に、捕獲レベル19の爬虫獣類・コンソメナトロス……これって!
「全部、カレー食材!?」
「父さんが夏の間だけカレーを出すのはおかしいと思ってたの。きっと父さんのカレー食材は、この島から捕ってたんだ!」
「確かに絶品の食材ばかり! ハリセンカやシュモークサーモンも、恐らくこの島の食材に引き寄せられて来たんだろう」
「あのー……まだものっそい見てるんですけど……」
〈ギュー!〉
「えっ?」
小松さんが私たちを見るコンソメナトロスを指差したら、鳴き声を上げてその場から離れて行った。代わりに森の中から現れたのは――。
「だあ――っ!!」
「〈うわあ――っ/ユ――ンッ!!〉」
「あっ」
〈グルルル……!〉
〈グウウウ……!〉
「「「ぎゃあぁぁあああ!!」」」
突然出てきた三人組に小松さんとユンちゃんが悲鳴を上げたけど、今度は向こうが威嚇するテリーとサンにびっくりして悲鳴を上げた。って、こいつら……。
「って、ボンゲさん!?」
「ゾンゲだ! びっくりさせてんじゃねぇぞ、ゴラアッ!」
やっぱりゾンゲだったか。それに白川も坂巻もいるけど、あんたたちのおかげで小松さんとユンちゃんはびっくりしたんだよね。
「こんな所で何やってるし?」
「あん? 馬車から逃亡したのよ。あのグルメ馬車の倉庫に囚われてた俺たちは、華麗なる脱出に成功した。で、漂流しているときにこの島が通りがかって助かったってわけよ」
「そういえば、ドレスコードに引っ掛かって閉じ込められてたんだっけ」
「グルメ馬車……近くを走ってるんだ」
ということは、ココさんとサニーもこの辺にいるってことかな?
「ゾンゲ様、馬の運持ってるー!」
「ダハハハハッ! そうだろ!?」
「って、話している場合じゃない!」
「おおっ、そうだった! 化けモンが来る!」
白川のおだてにゾンゲが高笑いすると坂巻が止めた。思い出したのかゾンゲがうしろを振り向いて焦り始めたので、私と小松さんは目をパチクリした。
「「えっ? 化けモンって?」」
「そりゃおめぇら――」
ズシンッ!!
島全体が揺れる音がしたと思ったら、木々に止まっていた鳥も一斉に羽ばたいた。その中でこちらに来る一羽はサンだ。
〈アオオオッ!!〉
「サン! ということは、この音はまさか……!」
「こいつは……!」
私もブレスレットを薙刀にして構えると、音はだんだん近くなって木々を倒しながら水を流している。
〈ガオオォォオオオ!!〉
体全体が水になっている巨大な猛獣が、私たちの前に現れて大きな声で吠えた。
「っと!」
「ふっ!」
バブーとサフラちゃんの隣に私とトリコが上陸すると、テリーに乗った小松さんとリンちゃんとユンちゃん、そしてサンとフィルも着陸した。
「まるで森の中だね……」
「ここに、ウォータイガーが……!」
サンは上空からウォータイガーを探してくれることになり、小松さんと凛ちゃんとユンちゃんはテリーに乗ったまま、私とトリコはフィルに、サフラちゃんはバブーに乗って島うまの森を探索する。
〈ココココッ!〉
「瑞貴、あそこになんかいるし!」
「あれは、ポテキャロニオン鳥!」
「トリコさん! なんかメチャクチャ迫力あるのがいるんですけど……」
「コンソメナトロス!」
〈ギュー!〉
捕獲レベル18の鳥獣類・ポテキャロニオン鳥に、捕獲レベル19の爬虫獣類・コンソメナトロス……これって!
「全部、カレー食材!?」
「父さんが夏の間だけカレーを出すのはおかしいと思ってたの。きっと父さんのカレー食材は、この島から捕ってたんだ!」
「確かに絶品の食材ばかり! ハリセンカやシュモークサーモンも、恐らくこの島の食材に引き寄せられて来たんだろう」
「あのー……まだものっそい見てるんですけど……」
〈ギュー!〉
「えっ?」
小松さんが私たちを見るコンソメナトロスを指差したら、鳴き声を上げてその場から離れて行った。代わりに森の中から現れたのは――。
「だあ――っ!!」
「〈うわあ――っ/ユ――ンッ!!〉」
「あっ」
〈グルルル……!〉
〈グウウウ……!〉
「「「ぎゃあぁぁあああ!!」」」
突然出てきた三人組に小松さんとユンちゃんが悲鳴を上げたけど、今度は向こうが威嚇するテリーとサンにびっくりして悲鳴を上げた。って、こいつら……。
「って、ボンゲさん!?」
「ゾンゲだ! びっくりさせてんじゃねぇぞ、ゴラアッ!」
やっぱりゾンゲだったか。それに白川も坂巻もいるけど、あんたたちのおかげで小松さんとユンちゃんはびっくりしたんだよね。
「こんな所で何やってるし?」
「あん? 馬車から逃亡したのよ。あのグルメ馬車の倉庫に囚われてた俺たちは、華麗なる脱出に成功した。で、漂流しているときにこの島が通りがかって助かったってわけよ」
「そういえば、ドレスコードに引っ掛かって閉じ込められてたんだっけ」
「グルメ馬車……近くを走ってるんだ」
ということは、ココさんとサニーもこの辺にいるってことかな?
「ゾンゲ様、馬の運持ってるー!」
「ダハハハハッ! そうだろ!?」
「って、話している場合じゃない!」
「おおっ、そうだった! 化けモンが来る!」
白川のおだてにゾンゲが高笑いすると坂巻が止めた。思い出したのかゾンゲがうしろを振り向いて焦り始めたので、私と小松さんは目をパチクリした。
「「えっ? 化けモンって?」」
「そりゃおめぇら――」
ズシンッ!!
島全体が揺れる音がしたと思ったら、木々に止まっていた鳥も一斉に羽ばたいた。その中でこちらに来る一羽はサンだ。
〈アオオオッ!!〉
「サン! ということは、この音はまさか……!」
「こいつは……!」
私もブレスレットを薙刀にして構えると、音はだんだん近くなって木々を倒しながら水を流している。
〈ガオオォォオオオ!!〉
体全体が水になっている巨大な猛獣が、私たちの前に現れて大きな声で吠えた。