連携調理! ##NAME1##と小松が操るトリコとゼブラ!
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〈ゴアアァァアアア!!〉
「うわっ!」
「なっ!?」
サラマンダースフィンクスが乱れ引っ掻きをすると、床にヒビが入って地震が起きて二人は腰を落とした。
「トリコ!」
「ゼブラさん!」
「瑞貴、小松、調理に集中しろ! 食材が暴れたくらいで料理人がうろたえんな!」
「トリコさん……!」
「さあ、調理を続けるぜ!」
「ゼブラさん……!」
小松さんと私は、トリコとゼブラにそれぞれ顔を向ける。ノーダメージってわけでもないのに、二人は挑もうとしてくれているんだ。
「俺たちをお前たちの調理道具と思え、瑞貴! 小松!」
「トリコ……! ゼブラさん……!」
「感謝します……!」
もう一度私たちは目を閉じて使う調理器具をイメージする。集中するんだ……トリコとゼブラを信じるんだ!
「次は背中の鱗を少し削ぎ取るよ!」
(普通のナイフじゃムリだな……。俺の残りは190万キロカロリー、ゼブラのほうは255万キロカロリーってとこか。相手は手強い食材、この先の調理時間を予測して使う技を選らばねぇとな!)
……瑞貴から出された次の指示を受け、トリコは思考を巡らせた。瑞貴が戦えないので自分たちが倒れたら終わりなのだ。
「ゼブラ、奴の気を引いてくれ!」
「ああ!」
ゼブラがまた音のパワーを口に溜めたのでサラマンダースフィンクスが警戒する。その隙にトリコがジャンプして背中の上を取った。
「レッグナイフ!!」
うまく鱗を削ぎ落として翼に着地したものの、一発50万キロカロリーも消費するので、さすがにキツかった。残りのカロリーは半分を切っているし、レッグナイフはこれ以上撃てない。
「次は足の裏を刺激します! 右足から時計回りに!」
「任せろ! はあっ!」
……小松の指示でゼブラはマシンガンボイスを右前足から時計回りに伝うように撃った。器用にしなくちゃいけない分、カロリーの消費は激しい。今ので10万キロカロリーの消費だ。
「次に、両方の翼の羽を一枚ずつ同時に抜いて!」
「へっ、同時だってよ! ゼブラ、俺に合わせろよ!」
「アホがぁ! お前が俺に合わせんだよ!」
私が出した指示を聞いてトリコとは逆の翼に乗ったゼブラ。そして二人は一枚ずつ羽を持った。
「「せーの!」」
どちらが合わせるかと言いながら、二人共ちょうど同時に羽を抜き取った。サラマンダースフィンクスを見れば、瞳の中の涙腺が肥大化してきた。
「うわっ!」
「なっ!?」
サラマンダースフィンクスが乱れ引っ掻きをすると、床にヒビが入って地震が起きて二人は腰を落とした。
「トリコ!」
「ゼブラさん!」
「瑞貴、小松、調理に集中しろ! 食材が暴れたくらいで料理人がうろたえんな!」
「トリコさん……!」
「さあ、調理を続けるぜ!」
「ゼブラさん……!」
小松さんと私は、トリコとゼブラにそれぞれ顔を向ける。ノーダメージってわけでもないのに、二人は挑もうとしてくれているんだ。
「俺たちをお前たちの調理道具と思え、瑞貴! 小松!」
「トリコ……! ゼブラさん……!」
「感謝します……!」
もう一度私たちは目を閉じて使う調理器具をイメージする。集中するんだ……トリコとゼブラを信じるんだ!
「次は背中の鱗を少し削ぎ取るよ!」
(普通のナイフじゃムリだな……。俺の残りは190万キロカロリー、ゼブラのほうは255万キロカロリーってとこか。相手は手強い食材、この先の調理時間を予測して使う技を選らばねぇとな!)
……瑞貴から出された次の指示を受け、トリコは思考を巡らせた。瑞貴が戦えないので自分たちが倒れたら終わりなのだ。
「ゼブラ、奴の気を引いてくれ!」
「ああ!」
ゼブラがまた音のパワーを口に溜めたのでサラマンダースフィンクスが警戒する。その隙にトリコがジャンプして背中の上を取った。
「レッグナイフ!!」
うまく鱗を削ぎ落として翼に着地したものの、一発50万キロカロリーも消費するので、さすがにキツかった。残りのカロリーは半分を切っているし、レッグナイフはこれ以上撃てない。
「次は足の裏を刺激します! 右足から時計回りに!」
「任せろ! はあっ!」
……小松の指示でゼブラはマシンガンボイスを右前足から時計回りに伝うように撃った。器用にしなくちゃいけない分、カロリーの消費は激しい。今ので10万キロカロリーの消費だ。
「次に、両方の翼の羽を一枚ずつ同時に抜いて!」
「へっ、同時だってよ! ゼブラ、俺に合わせろよ!」
「アホがぁ! お前が俺に合わせんだよ!」
私が出した指示を聞いてトリコとは逆の翼に乗ったゼブラ。そして二人は一枚ずつ羽を持った。
「「せーの!」」
どちらが合わせるかと言いながら、二人共ちょうど同時に羽を抜き取った。サラマンダースフィンクスを見れば、瞳の中の涙腺が肥大化してきた。