衝撃対決! サラマンダースフィンクス!
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「あの獲物は、特殊調理食材だったんだ。狙ってはいなかったが、偶然うま味が増す倒し方ができていたってわけか! ピラミッド内にいた猛獣のほとんどに、うまくなる仕留め方があったんだ!」
……それだけじゃなくミミックミノムシやイービルハンターなどの他の猛獣も、ハズレや当たりがあった。
「小娘! 小僧! てめぇら、その訳のわからん文字が読めるってぇのか? ああ?」
「「いえ、まったく……」」
「あ?」
「でも、絵と文の長さで大体の予想はできます」
「ホントかよ?」
「うん! 年間、何百冊も料理本を読んでるからかもしれない。ねっ、小松さん」
「はい!」
料理人としての一環でもある料理本の研究……私もより多く寄付ができる料理の研究としていろんな料理本を読んでいたから、それがこんな形でも役に立つなんて思わなかった。
「フッ。ゼブラ」
「あ?」
「俺たちがここに来れたのは、瑞貴と小松のおかげでと言える」
「「えっ?」」
急に私たちのおかげなんて言うトリコに、私と小松さんは思わず顔を見合わせてキョトンとした。
「偶然じゃねぇ……二人が俺たちをメロウコーラへ導いてくれた。瑞貴も小松も食材に好かれる才能を持っている。――二人を信じろ!」
「ハッ! いくら食材に好かれようが、捕らえられなきゃ意味はねぇ!」
「はい! なので、それはお二人にお願いします!」
「面目ないことに私は技を出す力がもうありません。だから私たちは調理法を……メロウコーラの出し方をお教えますから!」
「ハンッ! チョーシのいい奴らだ」
今の私は薙刀で対抗するのが精一杯で、四神を出すとグルメピラミッドが崩壊しかねないしね。でも、トリコとゼブラならやってくれる!
「小娘! 小僧! てめぇら、ちゃんと指示しろよ」
「「!」」
ゼブラが親指を動かした途端、私たちに何かが纏った感覚がした。これってもしかして……!
「でねぇと殺すからな!」
「「はい!」」
「よーし! やるか!」
「お願いします!」
「トリコ! ゼブラさん!」
動きやすいようにトリコはマントを脱ぎ、ゼブラと共にサラマンダースフィンクスを前にする。
「このレベルを相手に、体力が保(モ)つかどうかだな……」
……トリコのカロリーはあと220万キロカロリー……約73.3パーセント。ゼブラが300万キロカロリー……約66.6パーセントってところだ。瑞貴と小松の指示だけじゃなく、自分たちがどう動くかで消費スピードが決まる。
「いくぜぇ!」
「フハハハハッ!」
「いくよ、小松さん!」
「はい、瑞貴さん!」
トリコとゼブラが走り出し、私と小松さんは一緒にサラマンダースフィンクスのページを開いた。
「「調理、開始!」」
……それだけじゃなくミミックミノムシやイービルハンターなどの他の猛獣も、ハズレや当たりがあった。
「小娘! 小僧! てめぇら、その訳のわからん文字が読めるってぇのか? ああ?」
「「いえ、まったく……」」
「あ?」
「でも、絵と文の長さで大体の予想はできます」
「ホントかよ?」
「うん! 年間、何百冊も料理本を読んでるからかもしれない。ねっ、小松さん」
「はい!」
料理人としての一環でもある料理本の研究……私もより多く寄付ができる料理の研究としていろんな料理本を読んでいたから、それがこんな形でも役に立つなんて思わなかった。
「フッ。ゼブラ」
「あ?」
「俺たちがここに来れたのは、瑞貴と小松のおかげでと言える」
「「えっ?」」
急に私たちのおかげなんて言うトリコに、私と小松さんは思わず顔を見合わせてキョトンとした。
「偶然じゃねぇ……二人が俺たちをメロウコーラへ導いてくれた。瑞貴も小松も食材に好かれる才能を持っている。――二人を信じろ!」
「ハッ! いくら食材に好かれようが、捕らえられなきゃ意味はねぇ!」
「はい! なので、それはお二人にお願いします!」
「面目ないことに私は技を出す力がもうありません。だから私たちは調理法を……メロウコーラの出し方をお教えますから!」
「ハンッ! チョーシのいい奴らだ」
今の私は薙刀で対抗するのが精一杯で、四神を出すとグルメピラミッドが崩壊しかねないしね。でも、トリコとゼブラならやってくれる!
「小娘! 小僧! てめぇら、ちゃんと指示しろよ」
「「!」」
ゼブラが親指を動かした途端、私たちに何かが纏った感覚がした。これってもしかして……!
「でねぇと殺すからな!」
「「はい!」」
「よーし! やるか!」
「お願いします!」
「トリコ! ゼブラさん!」
動きやすいようにトリコはマントを脱ぎ、ゼブラと共にサラマンダースフィンクスを前にする。
「このレベルを相手に、体力が保(モ)つかどうかだな……」
……トリコのカロリーはあと220万キロカロリー……約73.3パーセント。ゼブラが300万キロカロリー……約66.6パーセントってところだ。瑞貴と小松の指示だけじゃなく、自分たちがどう動くかで消費スピードが決まる。
「いくぜぇ!」
「フハハハハッ!」
「いくよ、小松さん!」
「はい、瑞貴さん!」
トリコとゼブラが走り出し、私と小松さんは一緒にサラマンダースフィンクスのページを開いた。
「「調理、開始!」」