衝撃対決! サラマンダースフィンクス!
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「瑞貴さん! これを見てください!」
「えっ?」
本を読んでいたのか小松さんがページを開いて私に見せた。最初はなんのことかと思ったけどページを目で追うほど驚きが増す。
「あのサラマンダースフィンクスが記されている! メロウコーラについても!」
「ス、スゴいですね、この本……! 字は読めないけど、何を記しているかはわかります! これは――」
「「料理のレシピ本だ!」」
思わぬ大発見に私たちは顔を見合わせて声を上げた。まさかこんな本がグルメピラミッドにあるなんて!
「はああぁぁあああ!」
「うおおぉぉおおお!」
……その一方で、トリコとゼブラは自分たちの威嚇に全く怯まないサラマンダースフィンクスを前にしている。
「奴の体内でコーラが熟成か……ってことか、こいつの血がメロウコーラってわけか!」
「うおおぉぉおおお!」
ゼブラとトリコは一撃ずつ攻撃をくらわしてみるが、まるで蚊でも止まったかのようにサラマンダースフィンクスは首を傾げる。
「効いちゃいねぇ!」
……サラマンダースフィンクスはもう一度腕を振ると、現れた一閃を二人はジャンプしてかわす。しかしそのせいで、グルメ細胞のオーラも消えてしまった。
本の内容に私たちは夢中になっており、小松さんと一緒に本を持ってページを開いていく。
「相当古い本だ……けど、新しいね」
「どれもこれも、全く見たことのない食材と仕込みの方法ばかりですね。これはきっと、古代の人が残した食の遺産に違いありません」
「ん? ねぇ、小松さん。この絵ってどこかで見たことない……?」
「えっ?」
「「……ああっ!」」
ふと見覚えのあるミノムシのような食材を見て思考を巡らせたけど、小松さんも同時に気が付いた。
「あの壁画も食の遺産……!」
「レシピだったんですね!」
ドッカ――ンッ!!
「うわあっ!」
「しまった! 夢中になってたせいで忘れてた!」
人間界で出会った過去最高の猛獣をトリコとゼブラが相手にしているのに、すっかり意識が本に集中していた。
「トリコ!」
「ゼブラさん!」
この本にはサラマンダースフィンクスのことも書かれている。それを伝えようと声を上げたけど、二人共戦いに夢中だ。
「フライングフォーク!!」
〈ゴアッ!〉
トリコの放ったフライングフォークを、なんとサラマンダースフィンクスは噛みついて止めた。そのままペッと吐き出されたフォークは壁に突き刺さって壊してしまう。
危うくその衝撃が瓦礫となって、私たちの所に落ちて来るから危なかったけどね!
「どりゃあ! マシンガンボイス!!」
続いてゼブラは至近距離でマシンガンボイスを撃ち込むが、サラマンダースフィンクスはマトモに受けたはずなのに顔を振るだけで倒れなかった。
「えっ?」
本を読んでいたのか小松さんがページを開いて私に見せた。最初はなんのことかと思ったけどページを目で追うほど驚きが増す。
「あのサラマンダースフィンクスが記されている! メロウコーラについても!」
「ス、スゴいですね、この本……! 字は読めないけど、何を記しているかはわかります! これは――」
「「料理のレシピ本だ!」」
思わぬ大発見に私たちは顔を見合わせて声を上げた。まさかこんな本がグルメピラミッドにあるなんて!
「はああぁぁあああ!」
「うおおぉぉおおお!」
……その一方で、トリコとゼブラは自分たちの威嚇に全く怯まないサラマンダースフィンクスを前にしている。
「奴の体内でコーラが熟成か……ってことか、こいつの血がメロウコーラってわけか!」
「うおおぉぉおおお!」
ゼブラとトリコは一撃ずつ攻撃をくらわしてみるが、まるで蚊でも止まったかのようにサラマンダースフィンクスは首を傾げる。
「効いちゃいねぇ!」
……サラマンダースフィンクスはもう一度腕を振ると、現れた一閃を二人はジャンプしてかわす。しかしそのせいで、グルメ細胞のオーラも消えてしまった。
本の内容に私たちは夢中になっており、小松さんと一緒に本を持ってページを開いていく。
「相当古い本だ……けど、新しいね」
「どれもこれも、全く見たことのない食材と仕込みの方法ばかりですね。これはきっと、古代の人が残した食の遺産に違いありません」
「ん? ねぇ、小松さん。この絵ってどこかで見たことない……?」
「えっ?」
「「……ああっ!」」
ふと見覚えのあるミノムシのような食材を見て思考を巡らせたけど、小松さんも同時に気が付いた。
「あの壁画も食の遺産……!」
「レシピだったんですね!」
ドッカ――ンッ!!
「うわあっ!」
「しまった! 夢中になってたせいで忘れてた!」
人間界で出会った過去最高の猛獣をトリコとゼブラが相手にしているのに、すっかり意識が本に集中していた。
「トリコ!」
「ゼブラさん!」
この本にはサラマンダースフィンクスのことも書かれている。それを伝えようと声を上げたけど、二人共戦いに夢中だ。
「フライングフォーク!!」
〈ゴアッ!〉
トリコの放ったフライングフォークを、なんとサラマンダースフィンクスは噛みついて止めた。そのままペッと吐き出されたフォークは壁に突き刺さって壊してしまう。
危うくその衝撃が瓦礫となって、私たちの所に落ちて来るから危なかったけどね!
「どりゃあ! マシンガンボイス!!」
続いてゼブラは至近距離でマシンガンボイスを撃ち込むが、サラマンダースフィンクスはマトモに受けたはずなのに顔を振るだけで倒れなかった。