奇々怪々! 謎の古文書と棺の中の生き物!
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「瑞貴さん、下がっててください!」
「小松さん!?」
「しょ、食材を……食材を……捌く!」
私の前に出てメルク包丁を構えた小松さん。すると包丁の素材のせいなのか、竜王・デロウスのオーラを感じ取る。それはエスカルアゴも同じなのか一歩下がった。
「食材を、捌くんだ――っ!!」
ザンッ! ガラガラガラ――……!
「っ、マズい! 小松さん!」
「うわあぁぁあああ!」
山を割るほどの切れ味だ。それがグルメピラミッド内で使うとエスカルアゴは逃げたものの、天井や床を一閃したので崩れてしまった。私は小松さんを抱えて共に下に落ちていくしかない。
「瑞貴さん!」
「絶対に離れないでね!」
万が一逸れないために言うと、小松さんはギュッとしがみついててくれたので、私も小松さんを抱きしめた。
☆☆☆☆☆
ゴゴゴゴゴ――……!
……まるでグルメピラミッド全体が揺れるかのような地震が起こり、トリコは瑞貴と小松への不安が高まった。
「なんだ……? 瑞貴と小松の身に何かあったのか?」
「…………」
「あ? どうした、ゼブラ?」
止まって手を上げ、トリコを立ち止まるように制したゼブラ。
最初は不思議に思ったトリコだが、奥から来る大量の音でゼブラが制した理由がわかった。それはまるでアルマジロのように体を丸め、回転しながらこちらにやってくる複数の猛獣だ。
「な、なんだ!?」
〈キシャ――ッ!!〉
それは捕獲レベル40の甲殻獣類・ダンゴールだ。丸めた体を解いても大きさは変わらないが、その口からは鋭い牙がある。
「スゲェ数だ! フライングフォーク!!」
フライングフォークで一木に全て仕留めたトリコだが、今ので3万キロカロリーは使ってしまった。
「小松さん!?」
「しょ、食材を……食材を……捌く!」
私の前に出てメルク包丁を構えた小松さん。すると包丁の素材のせいなのか、竜王・デロウスのオーラを感じ取る。それはエスカルアゴも同じなのか一歩下がった。
「食材を、捌くんだ――っ!!」
ザンッ! ガラガラガラ――……!
「っ、マズい! 小松さん!」
「うわあぁぁあああ!」
山を割るほどの切れ味だ。それがグルメピラミッド内で使うとエスカルアゴは逃げたものの、天井や床を一閃したので崩れてしまった。私は小松さんを抱えて共に下に落ちていくしかない。
「瑞貴さん!」
「絶対に離れないでね!」
万が一逸れないために言うと、小松さんはギュッとしがみついててくれたので、私も小松さんを抱きしめた。
☆☆☆☆☆
ゴゴゴゴゴ――……!
……まるでグルメピラミッド全体が揺れるかのような地震が起こり、トリコは瑞貴と小松への不安が高まった。
「なんだ……? 瑞貴と小松の身に何かあったのか?」
「…………」
「あ? どうした、ゼブラ?」
止まって手を上げ、トリコを立ち止まるように制したゼブラ。
最初は不思議に思ったトリコだが、奥から来る大量の音でゼブラが制した理由がわかった。それはまるでアルマジロのように体を丸め、回転しながらこちらにやってくる複数の猛獣だ。
「な、なんだ!?」
〈キシャ――ッ!!〉
それは捕獲レベル40の甲殻獣類・ダンゴールだ。丸めた体を解いても大きさは変わらないが、その口からは鋭い牙がある。
「スゲェ数だ! フライングフォーク!!」
フライングフォークで一木に全て仕留めたトリコだが、今ので3万キロカロリーは使ってしまった。