##NAME1##と小松失踪! 魔のデザートラビリンス!
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「俺はそういうチョーシに乗ってる奴らが最高にムカつくのさ! 一人残らずケチョンケチョンに捻り潰したくなる!」
「僕は、その……」
「あん?」
「決して嘘なんか!」
「私だって嘘をついた覚えはありません。ゼブラさんが料理をおいしそうに食べてくれたことも嬉しかったし、リフトハウスで一番調子に乗っているのはゼブラさんだって思ったし!」
「ハッハッハッハッ! だからだよ! 俺の顔を見ながら『チョーシに乗ってました』や『一番チョーシに乗っているのは俺』だと? 久々に見たぜ、そんな正直な奴らはよ!」
結構笑っているけど、これは褒められているのだろうか? ゼブラなりに褒めているんだよね?
「ハッ! 正直過ぎて……――少しくらい気ぃ使って嘘つけよコラ、って感じでもある」
「「なんでー!?」」
さっきと言っていることが全然違うぞ! あんた『嘘は嫌い』とか言ってなかったか!?
「まあ今回はお前らのその猛烈な図太さに免じてやるが、ただし条件がある」
「えっ?」
「条件?」
「俺は今トリコの依頼を受けてる立場だが、その報酬はまだ決めてなかったと思ってな」
「「えっ?」」
ゼブラは私たちを見てニヤリと笑った。なんで私たちを見るの!?
「おーい! ラクダの準備ができたぞー! 早くしろー!」
……瑞貴と小松がゼブラに条件を突きつけられている間、トリコもラクダを用意し終えたようだ。
☆☆☆☆☆
トリコと小松さん、ゼブラと私のペアでラクダに乗ることになった。さすがにこの先は厳しいからゼブラもターバンとマントを着ている。
「スゴい! トリコさん、このラクダって……」
「ああ、貯水ラクダだ。背中のコブに大量の水を蓄えている巨大ラクダ。その水はいつでも飲める希少動物さ」
「そんな希少動物、よく貸してくれたね」
「ゼブラの件で町にこいつしかいないのに貸してくれた」
「そうなんですか。あっ、ゼブラさんと瑞貴さんのはワインキャメルですね」
私たちが乗っているラクダはトリコと小松さんのと違ってラベンダー色のラクダだ。てかゼブラってば、ヤマタノサソリ焼きを食ってるよ。
「ハッハッハッ。俺は大人(アダルト)だからよ、飲みながら優雅に旅を楽しむぜ。あぐ……ヤマタノサソリもいいツマミになる」
「私はお酒とか苦手なんだけどな……」
いくら暑さが平気でも喉は渇く。飲むときはトリコのラクダのを分けてもらうか、こっちのワインと交換してもらおう。
「そういえば町のおばさん、ラクダは返さなくてもいいって……レンタルなのにどうしてだろう?」
「俺たちの旅の行き先を聞いたからだろう」
「「えっ?」」
……トリコが三人に合流するように呼んだあと、レンタルラクダの店主・ハデスに行き先を告げた。
『グルメピラミッド……!?』
『ああ。ある食材を探しにな』
『行ってはなりません!』
『ん?』
トリコが言う行き先に、長く営んでいるハデスはグルメピラミッドのことを知っているのか止めた。
「僕は、その……」
「あん?」
「決して嘘なんか!」
「私だって嘘をついた覚えはありません。ゼブラさんが料理をおいしそうに食べてくれたことも嬉しかったし、リフトハウスで一番調子に乗っているのはゼブラさんだって思ったし!」
「ハッハッハッハッ! だからだよ! 俺の顔を見ながら『チョーシに乗ってました』や『一番チョーシに乗っているのは俺』だと? 久々に見たぜ、そんな正直な奴らはよ!」
結構笑っているけど、これは褒められているのだろうか? ゼブラなりに褒めているんだよね?
「ハッ! 正直過ぎて……――少しくらい気ぃ使って嘘つけよコラ、って感じでもある」
「「なんでー!?」」
さっきと言っていることが全然違うぞ! あんた『嘘は嫌い』とか言ってなかったか!?
「まあ今回はお前らのその猛烈な図太さに免じてやるが、ただし条件がある」
「えっ?」
「条件?」
「俺は今トリコの依頼を受けてる立場だが、その報酬はまだ決めてなかったと思ってな」
「「えっ?」」
ゼブラは私たちを見てニヤリと笑った。なんで私たちを見るの!?
「おーい! ラクダの準備ができたぞー! 早くしろー!」
……瑞貴と小松がゼブラに条件を突きつけられている間、トリコもラクダを用意し終えたようだ。
☆☆☆☆☆
トリコと小松さん、ゼブラと私のペアでラクダに乗ることになった。さすがにこの先は厳しいからゼブラもターバンとマントを着ている。
「スゴい! トリコさん、このラクダって……」
「ああ、貯水ラクダだ。背中のコブに大量の水を蓄えている巨大ラクダ。その水はいつでも飲める希少動物さ」
「そんな希少動物、よく貸してくれたね」
「ゼブラの件で町にこいつしかいないのに貸してくれた」
「そうなんですか。あっ、ゼブラさんと瑞貴さんのはワインキャメルですね」
私たちが乗っているラクダはトリコと小松さんのと違ってラベンダー色のラクダだ。てかゼブラってば、ヤマタノサソリ焼きを食ってるよ。
「ハッハッハッ。俺は大人(アダルト)だからよ、飲みながら優雅に旅を楽しむぜ。あぐ……ヤマタノサソリもいいツマミになる」
「私はお酒とか苦手なんだけどな……」
いくら暑さが平気でも喉は渇く。飲むときはトリコのラクダのを分けてもらうか、こっちのワインと交換してもらおう。
「そういえば町のおばさん、ラクダは返さなくてもいいって……レンタルなのにどうしてだろう?」
「俺たちの旅の行き先を聞いたからだろう」
「「えっ?」」
……トリコが三人に合流するように呼んだあと、レンタルラクダの店主・ハデスに行き先を告げた。
『グルメピラミッド……!?』
『ああ。ある食材を探しにな』
『行ってはなりません!』
『ん?』
トリコが言う行き先に、長く営んでいるハデスはグルメピラミッドのことを知っているのか止めた。