##NAME1##と小松失踪! 魔のデザートラビリンス!
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……メロウコーラを捕獲するため、瑞貴、トリコ、小松、ゼブラはサンドガーデンへと向かった。その道中、ゼブラは瑞貴と小松に忠告する。
『俺にうまく適応できなきゃ、その生物は絶滅することになる』
サンドガーデンへと到着した瑞貴やトリコたち。そこで小松は思いきってゼブラの同行を反対する。しかし、砂漠の町の人たちはゼブラを慕っていた。そして突然現れたヤマタノサソリをゼブラはボイスカッターで倒した。
☆☆☆☆☆
「じゃあ、二頭用意してくれ」
「はい」
ヤマタノサソリの収拾が終わったあと、トリコはおばさんにレンタルラクダの用意をお願いした。その間に私たちは待っているんだけど……。
「「ん?」」
「おい、小僧」
「ヒエエェェエエエ!」
私たちよりデカい影が見えたから顔を上げると、いつもより(いつもかもしれないけど)怖い顔をしたゼブラが私たちを見降ろした。
「聞こえたぜぇ? 俺が同行すんのは反対だと?」
「も、申し訳ありませんでした! ぼ、僕、ゼブラさんのこと何も知らないので…つい…その……チョ、チョ」
「ああ?」
「チョ……――チョーシに乗ったこと言ってしまいました!」
「ああ!?」
ゼブラは目をつり上げて青筋を立てると、持ち前の超聴覚で小松さんを診断(?)する。
(脈拍…呼吸音…嘘はついてねぇな……)
顔は青いが今の小松さんはどんなことを言われてもいいよう覚悟している。言い逃げなんてせずにゼブラの真正面に留まっていた。
「つまり、俺を目の前に堂々と『チョーシに乗ってました』だと!?」
「ヒイッ!」
「久しぶりだな、こんなド直球な奴は!」
リフトハウスを降りた場所だって、小松さんは私たちにゼブラの同行は反対だと正直に言った。いくらゼブラが住民に尋ねて(?)いたとはいえ、全て聞こえているってわかっているのにだ。
「フッ、さすがにトリコの相棒と仲間だ。なかなかいい根性してやがる……」
「私も?」
「ごめんなさい…です……」
「いいか、小僧! 小娘もよく聞け!」
「はい!」
今まで小松さんと話していたから気を抜いていたけど、いきなり呼ばれたので思わず背筋を伸ばしてしまった。
「世の中で最もチョーシに乗ってる行為は『嘘をつくこと』だ。人のいないとこで陰口を言っておきながら本人の前では心にもないおべっかを使う。そうやってなんでもバレなきゃいいと思ってのぼせ上がっている態度のことだ」
確かに、そういう奴らってムカつくよね。それにしても、こういうのが嫌いになったのって子供時代の名残なのかな。ココさんも研究員に追い回されたせいで美食屋から離れて隠遁生活をしていたし……。
『俺にうまく適応できなきゃ、その生物は絶滅することになる』
サンドガーデンへと到着した瑞貴やトリコたち。そこで小松は思いきってゼブラの同行を反対する。しかし、砂漠の町の人たちはゼブラを慕っていた。そして突然現れたヤマタノサソリをゼブラはボイスカッターで倒した。
☆☆☆☆☆
「じゃあ、二頭用意してくれ」
「はい」
ヤマタノサソリの収拾が終わったあと、トリコはおばさんにレンタルラクダの用意をお願いした。その間に私たちは待っているんだけど……。
「「ん?」」
「おい、小僧」
「ヒエエェェエエエ!」
私たちよりデカい影が見えたから顔を上げると、いつもより(いつもかもしれないけど)怖い顔をしたゼブラが私たちを見降ろした。
「聞こえたぜぇ? 俺が同行すんのは反対だと?」
「も、申し訳ありませんでした! ぼ、僕、ゼブラさんのこと何も知らないので…つい…その……チョ、チョ」
「ああ?」
「チョ……――チョーシに乗ったこと言ってしまいました!」
「ああ!?」
ゼブラは目をつり上げて青筋を立てると、持ち前の超聴覚で小松さんを診断(?)する。
(脈拍…呼吸音…嘘はついてねぇな……)
顔は青いが今の小松さんはどんなことを言われてもいいよう覚悟している。言い逃げなんてせずにゼブラの真正面に留まっていた。
「つまり、俺を目の前に堂々と『チョーシに乗ってました』だと!?」
「ヒイッ!」
「久しぶりだな、こんなド直球な奴は!」
リフトハウスを降りた場所だって、小松さんは私たちにゼブラの同行は反対だと正直に言った。いくらゼブラが住民に尋ねて(?)いたとはいえ、全て聞こえているってわかっているのにだ。
「フッ、さすがにトリコの相棒と仲間だ。なかなかいい根性してやがる……」
「私も?」
「ごめんなさい…です……」
「いいか、小僧! 小娘もよく聞け!」
「はい!」
今まで小松さんと話していたから気を抜いていたけど、いきなり呼ばれたので思わず背筋を伸ばしてしまった。
「世の中で最もチョーシに乗ってる行為は『嘘をつくこと』だ。人のいないとこで陰口を言っておきながら本人の前では心にもないおべっかを使う。そうやってなんでもバレなきゃいいと思ってのぼせ上がっている態度のことだ」
確かに、そういう奴らってムカつくよね。それにしても、こういうのが嫌いになったのって子供時代の名残なのかな。ココさんも研究員に追い回されたせいで美食屋から離れて隠遁生活をしていたし……。