爆音解放! 死刑囚ゼブラの出所!
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「コラッ! 俺のパートナーに手ぇ出すんじゃねぇぞ、この不良が」
「ああ? 誰の頭つかんでんだよ、てめぇ」
「だいぶ髪伸びたじゃなねぇか」
「おいおい……あんまりナメた真似してんじゃねぇぞ、コラァ」
「小松さん、大丈夫?」
「は、はいぃ……!」
小松さんは腰を抜かしているので、私が差し出した手を取ると立ち上がった。さて、こっちは……。
「せっかく迎えに来てやってんだ。大人しくしてろ!」
「嫌だね」
ゼブラは頭に乗ったトリコの手首をつかんで正面を向いた。力が強いのかトリコの腕に血管が見える。
「だったらトリコ。てめぇが俺のストレス発散の相手してくれや。なぁ、ケンカしようぜ」
「ああ?」
「ええっ!? ちょっと……!」
「二人共、もうその辺で――」
「うらやましいわねぇ。ケンカするほど仲がいい……」
私が止めようとすると色っぽい声が聞こえたので、振り向けばラブ所長が美女バージョンに変身していた。
「ウッフッフッフッ、鎮静フェロモン!!」
「ん? はい…は~い……」
「さっ、仲良くみんなで食事しましょ」
「ああ?」
またしてもアッサリとラブ所長のフェロモンが効いたトリコに対し、ゼブラは変わらない表情で睨んでいた。
「もぉ~! どうしてゼブラちゃんには効かないの!?」
「何がだ?」
「フェロモンよ!」
「なんだそれ? 食えるのか?」
「もぉ~!」
ゼブラは間違いなく素で尋ねているのだろう。誰にも防ぐことができないフェロモンが平気なんてスゴい。それにしても――。
「ラブ所長のフェロモンが通用しないなんて……! この難攻不落さ、ラブ所長が惹かれる理由がわかります!」
「でしょでしょ!? 今までどんな男もフェロモンで落ちけど、ゼブラちゃんには全く効かないの! だからこそ恋しちゃうのよ~!」
「今までにない男なんですね! 誰かさんたちと大違い」
「「ウッ!」」
後半の台詞はジト目でトリコと小松さんを見たので、アッサリとフェロモンにかかった二人はギクリと肩を跳ねた。
「お、おいゼブラ!」
「あ?」
「メシにしようぜ!」
「ああ。じゃあケンカはあとでするか」
「しねぇよ、ケンカは」
ゼブラもようやく席に座ったので、私もラブ所長と小松さんの間に座った。なんか気に入られたので「瑞貴ちゃんはあちしの隣ね!」と言われたんだ。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
「「「「いただきます!」」」」
食事を始める中、ラブ所長がゼブラに出所の条件を提示した。だけど肝心のゼブラは……。
「だーかーらー! 五百人の指名手配犯の確保と、百種類の新食材の発見! それが出所の条件よ!」
「うめぇな、これ」
「おい、俺の出所祝いだろうが。チョーシに乗ってガツガツ食ってんじゃねぇよ」
「わかった!?」
全く聞いていない。それどころかトリコも普通に話しているから完全スルー状態になっている。
「ああ? 誰の頭つかんでんだよ、てめぇ」
「だいぶ髪伸びたじゃなねぇか」
「おいおい……あんまりナメた真似してんじゃねぇぞ、コラァ」
「小松さん、大丈夫?」
「は、はいぃ……!」
小松さんは腰を抜かしているので、私が差し出した手を取ると立ち上がった。さて、こっちは……。
「せっかく迎えに来てやってんだ。大人しくしてろ!」
「嫌だね」
ゼブラは頭に乗ったトリコの手首をつかんで正面を向いた。力が強いのかトリコの腕に血管が見える。
「だったらトリコ。てめぇが俺のストレス発散の相手してくれや。なぁ、ケンカしようぜ」
「ああ?」
「ええっ!? ちょっと……!」
「二人共、もうその辺で――」
「うらやましいわねぇ。ケンカするほど仲がいい……」
私が止めようとすると色っぽい声が聞こえたので、振り向けばラブ所長が美女バージョンに変身していた。
「ウッフッフッフッ、鎮静フェロモン!!」
「ん? はい…は~い……」
「さっ、仲良くみんなで食事しましょ」
「ああ?」
またしてもアッサリとラブ所長のフェロモンが効いたトリコに対し、ゼブラは変わらない表情で睨んでいた。
「もぉ~! どうしてゼブラちゃんには効かないの!?」
「何がだ?」
「フェロモンよ!」
「なんだそれ? 食えるのか?」
「もぉ~!」
ゼブラは間違いなく素で尋ねているのだろう。誰にも防ぐことができないフェロモンが平気なんてスゴい。それにしても――。
「ラブ所長のフェロモンが通用しないなんて……! この難攻不落さ、ラブ所長が惹かれる理由がわかります!」
「でしょでしょ!? 今までどんな男もフェロモンで落ちけど、ゼブラちゃんには全く効かないの! だからこそ恋しちゃうのよ~!」
「今までにない男なんですね! 誰かさんたちと大違い」
「「ウッ!」」
後半の台詞はジト目でトリコと小松さんを見たので、アッサリとフェロモンにかかった二人はギクリと肩を跳ねた。
「お、おいゼブラ!」
「あ?」
「メシにしようぜ!」
「ああ。じゃあケンカはあとでするか」
「しねぇよ、ケンカは」
ゼブラもようやく席に座ったので、私もラブ所長と小松さんの間に座った。なんか気に入られたので「瑞貴ちゃんはあちしの隣ね!」と言われたんだ。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
「「「「いただきます!」」」」
食事を始める中、ラブ所長がゼブラに出所の条件を提示した。だけど肝心のゼブラは……。
「だーかーらー! 五百人の指名手配犯の確保と、百種類の新食材の発見! それが出所の条件よ!」
「うめぇな、これ」
「おい、俺の出所祝いだろうが。チョーシに乗ってガツガツ食ってんじゃねぇよ」
「わかった!?」
全く聞いていない。それどころかトリコも普通に話しているから完全スルー状態になっている。