隠された真実! 初代メルク現る!
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「小松さん」
「あったまったかい? ――えっ!?」
「いや~、もうポッカポカですな~」
小松さんは首にタオルを掛けてパンツ一丁でやって来たんだけど、プリントされた柄が骨付き肉だった。いろんな意味で衝撃的だったのかメルクは顔を赤くして小松さんから背を向けた。
「うわっ! なんだ、そのパンツ!」
「えっ? ああ、ごめんなさい。包丁タイプもあるんですけど、逆にそっちだと狙い過ぎかな~と思って肉バージョンに」
「いや、そんなの狙わなくていいよ!」
小松さんってばメルクさんがまだ男だと思っているから普通にしているけど、免疫がないメルクさんにとって、たまったものではないだろう。
「とりあえず小松さん、早く着替えたほうがいいよ。湯冷めする」
「ああ、はい。今日は温泉であったまったし、グッスリ眠れそうです。あっ、メルクさんもムリしないで休んでくださいね」
小松さんが二階に行ったのを見届けると、私はメルクに顔を向けて声をかける。
「……メルクさん、大丈夫?」
「なななななんとか。それにしても、瑞貴はよく普通でいられるな……」
「私はその~……戦いの中で免疫ができちゃって」
トリコとかよく上半身が裸になるし、むしろあんな肉体美を見せられた小松さんの裸なんて(失礼だけど)平気に思えてしまう。メルクさんは小松さんでその反応だと、トリコのを見たときはスゴいことになっているだろうな。
――人里離れた場所で生活しているせいかな。出発前のトリコの会話を思い出す。
『あの~トリコさん? 今回は分業って、僕らは具体的に何をすれば?』
『何もしなくていい』
『『えっ?』』
『お前らはただ、メルクと一緒にいてやればいいのさ。俺にはできねぇお前たちだけの重要な仕事だ。特に瑞貴、お前は別の意味でもがんばってくれ』
『別の意味……?』
――あのときはなんのことかわからなかったけど、もし『別の意味』が『同性として』という意味なら……小松さんと共に本来の役目を果たさなくてはいけないだろう。
「な、なんでこんなに動揺しているんだろう……。男の裸をみたぐらいで……!」
「メルクさん、大丈夫?」
「瑞貴はよく堂々としているな……スゴいよ……」
「いや、メルクさんのが普通の反応だから」
むしろ、無反応になってしまった私が少し悲しいよ……。
「あったまったかい? ――えっ!?」
「いや~、もうポッカポカですな~」
小松さんは首にタオルを掛けてパンツ一丁でやって来たんだけど、プリントされた柄が骨付き肉だった。いろんな意味で衝撃的だったのかメルクは顔を赤くして小松さんから背を向けた。
「うわっ! なんだ、そのパンツ!」
「えっ? ああ、ごめんなさい。包丁タイプもあるんですけど、逆にそっちだと狙い過ぎかな~と思って肉バージョンに」
「いや、そんなの狙わなくていいよ!」
小松さんってばメルクさんがまだ男だと思っているから普通にしているけど、免疫がないメルクさんにとって、たまったものではないだろう。
「とりあえず小松さん、早く着替えたほうがいいよ。湯冷めする」
「ああ、はい。今日は温泉であったまったし、グッスリ眠れそうです。あっ、メルクさんもムリしないで休んでくださいね」
小松さんが二階に行ったのを見届けると、私はメルクに顔を向けて声をかける。
「……メルクさん、大丈夫?」
「なななななんとか。それにしても、瑞貴はよく普通でいられるな……」
「私はその~……戦いの中で免疫ができちゃって」
トリコとかよく上半身が裸になるし、むしろあんな肉体美を見せられた小松さんの裸なんて(失礼だけど)平気に思えてしまう。メルクさんは小松さんでその反応だと、トリコのを見たときはスゴいことになっているだろうな。
――人里離れた場所で生活しているせいかな。出発前のトリコの会話を思い出す。
『あの~トリコさん? 今回は分業って、僕らは具体的に何をすれば?』
『何もしなくていい』
『『えっ?』』
『お前らはただ、メルクと一緒にいてやればいいのさ。俺にはできねぇお前たちだけの重要な仕事だ。特に瑞貴、お前は別の意味でもがんばってくれ』
『別の意味……?』
――あのときはなんのことかわからなかったけど、もし『別の意味』が『同性として』という意味なら……小松さんと共に本来の役目を果たさなくてはいけないだろう。
「な、なんでこんなに動揺しているんだろう……。男の裸をみたぐらいで……!」
「メルクさん、大丈夫?」
「瑞貴はよく堂々としているな……スゴいよ……」
「いや、メルクさんのが普通の反応だから」
むしろ、無反応になってしまった私が少し悲しいよ……。