トリコ突入! グルメ界の真実!
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ベジタブルスカイに行ってから数日後、私と小松さんはトリコに呼び出された。
「テリー! 久しぶりー!」
〈ワウッ!〉
待ち合わせ場所に来たらトリコの他にもテリーがいたので、私はさっそく駆け寄って抱きしめた。相変わらず肌触りがいい綺麗な毛並みに惚れ惚れしちゃう!
「おいおい、目的忘れてんじゃねぇよ。俺の進化したグルメ細胞の力を見てもらうために来たんだろうが」
「ぶぅー! ケチー!」
「ブタが吠えてるようにしか聞こえねー」
「…………」
チャキッ。
「み、瑞貴さん! 落ち着いて!」
肩をすくめて笑うトリコに私はブレスレットから薙刀にして構えると、小松さんが慌てて止めた。
「よし、これだな。どうだ、この岩! 力を試すのにちょうどいいだろ!」
「なんですかー!? その大きさー!」
トリコが手を置く石は、子供のリーガルマンモスくらいある。でもこれはただの石じゃない。
「それ、鉄鉱石だよね。製鉄の原料となる鉱石っていう」
「ああ。このサイズの鉄鉱石はなかなかねぇ。硬さ、耐久力共に申し分ないナシだ!」
「じゃあ私たちは当たらないようにしないとね。守護壁!!」
私は小松さんとテリーも含めて大きな守護壁を作った。そしてトリコは鉄鉱石を前にして構えると、右腕の筋肉がパワーを溜めるように膨らんでいく。
「オゾン草でさらに進化した俺の細胞……そのパワーを図るのにもってこいだぜ! 13…14…15連釘パンチ!!」
一龍会長と戦ったときは13連だったのに、さらに二段階も追加した。その威力を表すかのように鉄鉱石は側面がヘコむほど空中に浮いていく。
「ヒエー!」
「おおっ!」
「いけー!」
そしてついに最後まで鉄鉱石は粉々に砕かれた。少し前までのトリコならできなかったかもしれないけど、細胞のレベルアップはダテじゃない。
「おっしゃ――っ!! へへっ、どうだ小松! 瑞貴! テリー!」
「ス、スゴ過ぎます!」
「なかなかやるじゃん!」
〈アォ――ンッ……!〉
「へへへっ! よし、メシにするか!」
太い木の枝をクロスしたのを二つ用意して支えにし、その上に鉄板を乗せる。そしてトリコが鉄板の下で火を起こして即席バーベキュー台の完成だ。
私が持って来たグルメケースの肉を焼いて、できあがった肉を前に私たちは目を閉じて手を合わせる。テリーなは大きめのを丸ごと渡してある。
「この世の全ての食材に感謝を込めて」
「「「いただきます!」」」
〈アォ――ンッ……!〉
挨拶するとトリコはさっそく肉に手を伸ばして食べていく。
「テリー! 久しぶりー!」
〈ワウッ!〉
待ち合わせ場所に来たらトリコの他にもテリーがいたので、私はさっそく駆け寄って抱きしめた。相変わらず肌触りがいい綺麗な毛並みに惚れ惚れしちゃう!
「おいおい、目的忘れてんじゃねぇよ。俺の進化したグルメ細胞の力を見てもらうために来たんだろうが」
「ぶぅー! ケチー!」
「ブタが吠えてるようにしか聞こえねー」
「…………」
チャキッ。
「み、瑞貴さん! 落ち着いて!」
肩をすくめて笑うトリコに私はブレスレットから薙刀にして構えると、小松さんが慌てて止めた。
「よし、これだな。どうだ、この岩! 力を試すのにちょうどいいだろ!」
「なんですかー!? その大きさー!」
トリコが手を置く石は、子供のリーガルマンモスくらいある。でもこれはただの石じゃない。
「それ、鉄鉱石だよね。製鉄の原料となる鉱石っていう」
「ああ。このサイズの鉄鉱石はなかなかねぇ。硬さ、耐久力共に申し分ないナシだ!」
「じゃあ私たちは当たらないようにしないとね。守護壁!!」
私は小松さんとテリーも含めて大きな守護壁を作った。そしてトリコは鉄鉱石を前にして構えると、右腕の筋肉がパワーを溜めるように膨らんでいく。
「オゾン草でさらに進化した俺の細胞……そのパワーを図るのにもってこいだぜ! 13…14…15連釘パンチ!!」
一龍会長と戦ったときは13連だったのに、さらに二段階も追加した。その威力を表すかのように鉄鉱石は側面がヘコむほど空中に浮いていく。
「ヒエー!」
「おおっ!」
「いけー!」
そしてついに最後まで鉄鉱石は粉々に砕かれた。少し前までのトリコならできなかったかもしれないけど、細胞のレベルアップはダテじゃない。
「おっしゃ――っ!! へへっ、どうだ小松! 瑞貴! テリー!」
「ス、スゴ過ぎます!」
「なかなかやるじゃん!」
〈アォ――ンッ……!〉
「へへへっ! よし、メシにするか!」
太い木の枝をクロスしたのを二つ用意して支えにし、その上に鉄板を乗せる。そしてトリコが鉄板の下で火を起こして即席バーベキュー台の完成だ。
私が持って来たグルメケースの肉を焼いて、できあがった肉を前に私たちは目を閉じて手を合わせる。テリーなは大きめのを丸ごと渡してある。
「この世の全ての食材に感謝を込めて」
「「「いただきます!」」」
〈アォ――ンッ……!〉
挨拶するとトリコはさっそく肉に手を伸ばして食べていく。