衝撃の出会い! 謎の生物現る!
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「って言うことで、小松くん」
「あっ、はい!」
「君が来るのも楽しみに待っとるぞ」
「はい! ありがとうございます!」
「瑞貴ちゃんも、さらに強くなって会えるのを願っているぞ」
「はい! 美食屋としても料理人としても、腕を上げて行きます!」
一龍会長からの言葉に緊張はあったものの、小松さんはグルメ界に好奇心を膨らませて立ち上がった。
「グルメ界かぁ……! まだ見ぬおいしい食材と山ほど出会いそうですね~!」
「おっ、食いモンの話になると急に元気になってきたな?」
「はい! もうワクワクして来ましたよ~!」
「フフッ。小松さんってばトリコに似てきたね」
「って言っても、あのグルメ界だぞ? 怖くねぇのかよ」
「トリコさんと瑞貴さんと一緒に、デビル大蛇が住む洞窟とか、極寒のアイスヘルだって行って来たんですから、僕だって!」
「自信あり気だな。だが、グルメ界じゃ滝は毎分1兆リットルが1キロメートルの厚みで落ちて、砂漠では気温60度の環境で砂嵐や流砂が発生する。過酷さはよりハンパねぇと聞くぞ?」
「マ、マジですか……? 瑞貴さん……?」
「…………」
小松さんが尋ねたけど、私は正解とも言えるし、それ以上過酷だと伝えにくいので黙って目を逸らした。その反応でよく伝わったようで、小松さんのテンションは一気に落ちた。
「わ~……。か、勘弁してくださいよ~……」
「結局いつものテンションかよ、小松」
「す、すみません……」
「フフッ。まあ、それが小松さんらしいけどね」
……賑やかな三人を見て、一龍はどこか懐かしく、どこか期待を込めた目を細める。
(トリコと小松くんか……アカシア先生とフローゼ様に似た雰囲気だ。瑞貴ちゃんも異世界から来たせいか、どこか不思議な雰囲気を持っている。この三人なら、もしかしたらいつの日か……――)
「あっ、そうだ。ベジタブルスカイで奇妙な生物を見たぜ?」
「ん?」
ベジタブルスカイで起こった出来事をトリコは思い出して一龍会長に報告する。
「見かけは美食會のGTロボに瓜二つだったが、あれは絶対ロボットなんかじゃねぇ。間違いなく、野生の獣だった」
「何っ!?」
「会長(オヤジ)?」
「……修業に励めよ、トリコ」
一龍会長は間違いなく今までにないくらい驚いていた。そしてトリコにまるで『余計なことは気にするな』と言っているように、私は思った。トリコも只事ではないとわかるみたい。
きっとこの日、一龍会長と同等の実力を持つ人たちは胸騒ぎを感じていただろう……私はそう感じた。
「あっ、はい!」
「君が来るのも楽しみに待っとるぞ」
「はい! ありがとうございます!」
「瑞貴ちゃんも、さらに強くなって会えるのを願っているぞ」
「はい! 美食屋としても料理人としても、腕を上げて行きます!」
一龍会長からの言葉に緊張はあったものの、小松さんはグルメ界に好奇心を膨らませて立ち上がった。
「グルメ界かぁ……! まだ見ぬおいしい食材と山ほど出会いそうですね~!」
「おっ、食いモンの話になると急に元気になってきたな?」
「はい! もうワクワクして来ましたよ~!」
「フフッ。小松さんってばトリコに似てきたね」
「って言っても、あのグルメ界だぞ? 怖くねぇのかよ」
「トリコさんと瑞貴さんと一緒に、デビル大蛇が住む洞窟とか、極寒のアイスヘルだって行って来たんですから、僕だって!」
「自信あり気だな。だが、グルメ界じゃ滝は毎分1兆リットルが1キロメートルの厚みで落ちて、砂漠では気温60度の環境で砂嵐や流砂が発生する。過酷さはよりハンパねぇと聞くぞ?」
「マ、マジですか……? 瑞貴さん……?」
「…………」
小松さんが尋ねたけど、私は正解とも言えるし、それ以上過酷だと伝えにくいので黙って目を逸らした。その反応でよく伝わったようで、小松さんのテンションは一気に落ちた。
「わ~……。か、勘弁してくださいよ~……」
「結局いつものテンションかよ、小松」
「す、すみません……」
「フフッ。まあ、それが小松さんらしいけどね」
……賑やかな三人を見て、一龍はどこか懐かしく、どこか期待を込めた目を細める。
(トリコと小松くんか……アカシア先生とフローゼ様に似た雰囲気だ。瑞貴ちゃんも異世界から来たせいか、どこか不思議な雰囲気を持っている。この三人なら、もしかしたらいつの日か……――)
「あっ、そうだ。ベジタブルスカイで奇妙な生物を見たぜ?」
「ん?」
ベジタブルスカイで起こった出来事をトリコは思い出して一龍会長に報告する。
「見かけは美食會のGTロボに瓜二つだったが、あれは絶対ロボットなんかじゃねぇ。間違いなく、野生の獣だった」
「何っ!?」
「会長(オヤジ)?」
「……修業に励めよ、トリコ」
一龍会長は間違いなく今までにないくらい驚いていた。そしてトリコにまるで『余計なことは気にするな』と言っているように、私は思った。トリコも只事ではないとわかるみたい。
きっとこの日、一龍会長と同等の実力を持つ人たちは胸騒ぎを感じていただろう……私はそう感じた。