洞窟の死闘! 打て、5連釘パンチ!
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デビル大蛇の解体を終わらせると同時にココさんも動けるくらい体力が回復し、ターバンと包帯を巻いた。
「5連まで可能になっていたとは……。さすが、あの超越の食材を目指しているだけあるな。それに瑞貴ちゃん、君は本当に毒が効かないんだね」
「その代わり抗体がないから不便ですけど」
「フフッ。さっ、急いで小松くんを探しに――」
「う~ん。どうやって運ぶか……」
「何やってんの、あんたは!」
危ない目に遭っているかもしれない小松さんより、目の前の肉を優先かよ!
「そんなこと、あとでいいから!」
「置いてけないだろ。他の奴に食われるかもしれないし」
「僕の毒が入っているから、火を通さないと食べられない。猛獣たちは見向きもしないよ」
「それよりも早く、小松さんを――」
「う~ん。火を通せばいいのか」
「「おい! トリコ!」」
どんだけマイペースなんだ! コンビじゃないとここまで無関心になるのか!
「小松なら大丈夫って言ったろ」
「えっ?」
「あいつにはちゃんと、一人でピンチになったときの『秘密兵器』を渡してあるからよ」
「……ああ、『アレ』か!」
「?」
思い当たった私が手の平に拳をポンッと叩くと、詳細がわからないココさんは首を傾げる。
「でも、デビル大蛇はこいつだけじゃなく他にもいるかもしれないし、秘密兵器で倒れると思えない! 私は先に行くから!」
「おい瑞貴!」
暗闇が見えるから明かりがなくてもココさんを先頭にしなくても進める。私がいることで原作が崩れるかもしれないし、万が一のことがあったら……!
「小松を連れて行く提案した責任もあるんだろうな。無事だって信じりゃいいのに」
「優しい子なんだよ。お前も、彼女の優しさに甘えて振り回すのはやめないと嫌われるぞ」
「余計なお世話だ!」
……ココも瑞貴を追って走り出すと、トリコは一つ溜息を吐いてデビル大蛇の肉を二つ持って走り出した。
☆☆☆☆☆
「バ、バカな! 何故ここにも……!?」
「う、嘘っ!」
……小松と誘拐した美食屋の前に、瑞貴たちが倒したデビル大蛇よりも格上のデーモンデビル大蛇が現れた。
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!!」
「5連まで可能になっていたとは……。さすが、あの超越の食材を目指しているだけあるな。それに瑞貴ちゃん、君は本当に毒が効かないんだね」
「その代わり抗体がないから不便ですけど」
「フフッ。さっ、急いで小松くんを探しに――」
「う~ん。どうやって運ぶか……」
「何やってんの、あんたは!」
危ない目に遭っているかもしれない小松さんより、目の前の肉を優先かよ!
「そんなこと、あとでいいから!」
「置いてけないだろ。他の奴に食われるかもしれないし」
「僕の毒が入っているから、火を通さないと食べられない。猛獣たちは見向きもしないよ」
「それよりも早く、小松さんを――」
「う~ん。火を通せばいいのか」
「「おい! トリコ!」」
どんだけマイペースなんだ! コンビじゃないとここまで無関心になるのか!
「小松なら大丈夫って言ったろ」
「えっ?」
「あいつにはちゃんと、一人でピンチになったときの『秘密兵器』を渡してあるからよ」
「……ああ、『アレ』か!」
「?」
思い当たった私が手の平に拳をポンッと叩くと、詳細がわからないココさんは首を傾げる。
「でも、デビル大蛇はこいつだけじゃなく他にもいるかもしれないし、秘密兵器で倒れると思えない! 私は先に行くから!」
「おい瑞貴!」
暗闇が見えるから明かりがなくてもココさんを先頭にしなくても進める。私がいることで原作が崩れるかもしれないし、万が一のことがあったら……!
「小松を連れて行く提案した責任もあるんだろうな。無事だって信じりゃいいのに」
「優しい子なんだよ。お前も、彼女の優しさに甘えて振り回すのはやめないと嫌われるぞ」
「余計なお世話だ!」
……ココも瑞貴を追って走り出すと、トリコは一つ溜息を吐いてデビル大蛇の肉を二つ持って走り出した。
☆☆☆☆☆
「バ、バカな! 何故ここにも……!?」
「う、嘘っ!」
……小松と誘拐した美食屋の前に、瑞貴たちが倒したデビル大蛇よりも格上のデーモンデビル大蛇が現れた。
「トリコさ――ん!! 瑞貴さ――ん!!」