大空の告白! 不滅のコンビとチーム結成!
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「ぐぅ~! 眉間にくるぜー! 瑞貴、小松、食材の声を聞いてみろ!」
「うん!」
「はい!」
私は周りの全ての葉を順番に、小松さんはじっくり一枚の葉に耳を当てて澄ましてみる。結果は……。
「「何も聞こえません」」
「なんでだよ! さっきはいったいなんだったんだー!?」
「とりあえず、一枚剥いてみましょうか」
「運が良ければ当たるかも」
「そうだな」
トリコの力で一枚剥いてみたものの……煙を吹き出して種になってしまった。
プシュ――……。
「「「…………」」」
気を取り直して他のオゾン草も試してみる。一緒に剥いたり、葉の法則性がないか調べたり、声を聞こうと耳を澄ませたり……結果は惨敗、剥いたそばから次々と種になってしまった。
別のオゾン草の先端にトリコと小松さんがそれぞれつかまり、私は風舞で浮きながら、失敗の証であるオゾン草の種を眺める。
「ダメだ……全く法則性がつかめんぞ」
「葉脈の数や流れも関係ないみたいだし……困りましたねぇ」
「まだ数があるとはいえ、これ以上ムダに種を残すわけにはいかないし……――っ!」
トリコの持つ葉と、小松さんの持つ葉を見たとき――今までと違う感覚がした。浮きながら私はトリコと小松さんの持つ葉を交互に手を当ててみる。
「何やってんだ?」
「いや、その……」
「瑞貴さん、感じましたか?」
「小松さんも?」
小松さんもどうやら私と同じのを感じたみたい。なら、話は早いね。
「トリコ、あの~……」
「ん? どうした?」
「今、その手に持ってる葉っぱ……僕と一緒に剥いてもらってもいいですか……?」
「あ? これをか?」
「瑞貴さん、合図をお願いします!」
「うん! トリコ、構えて」
「オ、オウッ」
「せーの!」
「なっ!? 軽い!?」
私の合図で二人は葉を持ちながら一気に下へと剥いていく。さっきまで固かったオゾン草の葉が簡単に剥けていった。
「た、種に戻らねぇ!」
「やっぱり……わかりましたよ! 同時です!」
「全く同時に二枚の葉を開けばいいんだよ!」
「二枚同時か!」
ついにオゾン草の葉を剥く法則を見つけた! 今まで一人で剥いていたから気づかなかったんだ。
「今、二人で別の葉を握っていたときに感じたんです!」
「ほんの少しオゾン草が警戒心を緩めてくれたような、そんな感じが!」
「スゲーな! 瑞貴、小松! ついに聞けたってことか、食材の声が! でかしたぜ! そうと決まれば、一気に葉を取り除くぞ!」
「はい!」
「うん!」
「うん!」
「はい!」
私は周りの全ての葉を順番に、小松さんはじっくり一枚の葉に耳を当てて澄ましてみる。結果は……。
「「何も聞こえません」」
「なんでだよ! さっきはいったいなんだったんだー!?」
「とりあえず、一枚剥いてみましょうか」
「運が良ければ当たるかも」
「そうだな」
トリコの力で一枚剥いてみたものの……煙を吹き出して種になってしまった。
プシュ――……。
「「「…………」」」
気を取り直して他のオゾン草も試してみる。一緒に剥いたり、葉の法則性がないか調べたり、声を聞こうと耳を澄ませたり……結果は惨敗、剥いたそばから次々と種になってしまった。
別のオゾン草の先端にトリコと小松さんがそれぞれつかまり、私は風舞で浮きながら、失敗の証であるオゾン草の種を眺める。
「ダメだ……全く法則性がつかめんぞ」
「葉脈の数や流れも関係ないみたいだし……困りましたねぇ」
「まだ数があるとはいえ、これ以上ムダに種を残すわけにはいかないし……――っ!」
トリコの持つ葉と、小松さんの持つ葉を見たとき――今までと違う感覚がした。浮きながら私はトリコと小松さんの持つ葉を交互に手を当ててみる。
「何やってんだ?」
「いや、その……」
「瑞貴さん、感じましたか?」
「小松さんも?」
小松さんもどうやら私と同じのを感じたみたい。なら、話は早いね。
「トリコ、あの~……」
「ん? どうした?」
「今、その手に持ってる葉っぱ……僕と一緒に剥いてもらってもいいですか……?」
「あ? これをか?」
「瑞貴さん、合図をお願いします!」
「うん! トリコ、構えて」
「オ、オウッ」
「せーの!」
「なっ!? 軽い!?」
私の合図で二人は葉を持ちながら一気に下へと剥いていく。さっきまで固かったオゾン草の葉が簡単に剥けていった。
「た、種に戻らねぇ!」
「やっぱり……わかりましたよ! 同時です!」
「全く同時に二枚の葉を開けばいいんだよ!」
「二枚同時か!」
ついにオゾン草の葉を剥く法則を見つけた! 今まで一人で剥いていたから気づかなかったんだ。
「今、二人で別の葉を握っていたときに感じたんです!」
「ほんの少しオゾン草が警戒心を緩めてくれたような、そんな感じが!」
「スゲーな! 瑞貴、小松! ついに聞けたってことか、食材の声が! でかしたぜ! そうと決まれば、一気に葉を取り除くぞ!」
「はい!」
「うん!」