大空の告白! 不滅のコンビとチーム結成!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
……オゾン草捕獲を目指し、スカイプラントを登るトリコと瑞貴と小松。積乱雲の中を進むが、そのあまりに過酷な自然の猛威にトリコはピンチに陥る。
しかしトリコは厳しい環境に呼応できる呼吸法を編み出し、局面を打開。そして見事積乱雲を抜けることに成功し、頂上で待っていた瑞貴と再会する。三人はベジタブルスカイへと辿り着き、数多の野菜を堪能した。
そのとき、瑞貴と小松は崖下にオゾン草を発見した。一方トリコはGTロボのような足跡を見つけていた!
☆☆☆☆☆
「この、足跡は……!」
「トリコー!」
「ついに発見しましたよー! オゾン草ー!」
「何!? マジか!」
「うん! 間違いないよ!」
「こっちです!」
トリコを呼びに行くと私と小松さん先頭にして、再び崖までやってきた。でも……。
「「あ、あれ?」」
「こ、これが! 野菜の王様・オゾン草!」
「おっかしーな……?」
「さっきは葉が開いていたんですけど……?」
私と小松さんが発見したときは花のように葉が開いていた。でも、今は固く閉じられた蕾みたいになっている。
「時間によって閉じるのかな? もしくは――」
「葉が重なってる野菜だな。キャベツや白菜みたいなタイプ!」
「あー!」
「コラー! 人の話を聞けー!」
さっきと今の違いを考えていたら、トリコが飛び降りてオゾン草に引っ付いた。食虫植物だったらどうするつもりだったんだよ!
でも、動きからして匂いを嗅いだトリコは固まったまま動かない。私と小松さんはどうしたのかと顔を見合わせ首を傾げ、再びトリコを見ると……。
「~~っ! び、びっくりしたぜ……鼻に殺虫剤でも吹き込まれたのかと思った……」
「あの、大丈夫ですかー?」
「ああ、平気だ!」
「それにしては涙目なんだけど……」
トリコは嗅覚が人の数倍はあるから尚更キツかったんだろうな。今度は匂いを嗅がずに調べてみる。
「この強烈な匂い……これだけの太陽光の中だ。生物にとっちゃ、刺激が強過ぎるモノを大量に吸収してるのかもな。周りの葉がそうやって守ってるんだ、中にある――オゾン草を! よーし! さっそく葉を開くぜ!」
「お願いします!」
「気をつけてね!」
「よっ!」
「「!」」
するとトリコが一枚の葉をつかんだとき、私ら何か違和感がした。隣を見ると様子からして小松さんもだろう。トリコは何も感じてないみたい。
「おっ、かったいな! この手応え、BBコーンを思い出すぜ! よっ!」
さらに葉を広げようと引っ張るトリコを見て、再び何かを感じ取った。
「なんだろう……この感じ……?」
「やっぱり、小松さをも気づいた?」
「はい。食材がそっぽ向くような……」
センチュリースープを作っていたときとは違う感じがする……。そう思っていたらトリコがつかんだ葉を下に引っ張ってしまい、同時にあきらかな拒絶を感じた。
しかしトリコは厳しい環境に呼応できる呼吸法を編み出し、局面を打開。そして見事積乱雲を抜けることに成功し、頂上で待っていた瑞貴と再会する。三人はベジタブルスカイへと辿り着き、数多の野菜を堪能した。
そのとき、瑞貴と小松は崖下にオゾン草を発見した。一方トリコはGTロボのような足跡を見つけていた!
☆☆☆☆☆
「この、足跡は……!」
「トリコー!」
「ついに発見しましたよー! オゾン草ー!」
「何!? マジか!」
「うん! 間違いないよ!」
「こっちです!」
トリコを呼びに行くと私と小松さん先頭にして、再び崖までやってきた。でも……。
「「あ、あれ?」」
「こ、これが! 野菜の王様・オゾン草!」
「おっかしーな……?」
「さっきは葉が開いていたんですけど……?」
私と小松さんが発見したときは花のように葉が開いていた。でも、今は固く閉じられた蕾みたいになっている。
「時間によって閉じるのかな? もしくは――」
「葉が重なってる野菜だな。キャベツや白菜みたいなタイプ!」
「あー!」
「コラー! 人の話を聞けー!」
さっきと今の違いを考えていたら、トリコが飛び降りてオゾン草に引っ付いた。食虫植物だったらどうするつもりだったんだよ!
でも、動きからして匂いを嗅いだトリコは固まったまま動かない。私と小松さんはどうしたのかと顔を見合わせ首を傾げ、再びトリコを見ると……。
「~~っ! び、びっくりしたぜ……鼻に殺虫剤でも吹き込まれたのかと思った……」
「あの、大丈夫ですかー?」
「ああ、平気だ!」
「それにしては涙目なんだけど……」
トリコは嗅覚が人の数倍はあるから尚更キツかったんだろうな。今度は匂いを嗅がずに調べてみる。
「この強烈な匂い……これだけの太陽光の中だ。生物にとっちゃ、刺激が強過ぎるモノを大量に吸収してるのかもな。周りの葉がそうやって守ってるんだ、中にある――オゾン草を! よーし! さっそく葉を開くぜ!」
「お願いします!」
「気をつけてね!」
「よっ!」
「「!」」
するとトリコが一枚の葉をつかんだとき、私ら何か違和感がした。隣を見ると様子からして小松さんもだろう。トリコは何も感じてないみたい。
「おっ、かったいな! この手応え、BBコーンを思い出すぜ! よっ!」
さらに葉を広げようと引っ張るトリコを見て、再び何かを感じ取った。
「なんだろう……この感じ……?」
「やっぱり、小松さをも気づいた?」
「はい。食材がそっぽ向くような……」
センチュリースープを作っていたときとは違う感じがする……。そう思っていたらトリコがつかんだ葉を下に引っ張ってしまい、同時にあきらかな拒絶を感じた。