発見! 野菜の王様オゾン草!
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「こんな大根、この世にあったのか!」
「地上では絶対に味わえないおいしさだね!」
「おい、小松!」
「はい! トリコさん! 瑞貴さん!」
「なー!?」
「わみゃー!」
振り返った小松さんはさっきまでのシワがなくなり、顔が元通りを通り越してテカテカになっていた!
「小松さんが若返ってるー!」
「顔テッカテカじゃねぇか! さっきまでじいさんみてぇだったのに! どうした!?」
「それは――この新鮮なキュウリを食べたからですね!」
小松さんの手には一本のキュウリがあった。私たちと同じくベジタブルスカイの野菜を試食していたんだろう。
「あの肌がこんなにもツルツルに!? ハンパねぇ新鮮さだな!」
「スゴいです、このキュウリ! 何も付けなくても程よい塩味とうまみが口の中に広がるんです~! カリカリッと爽快な歯応えも、もう病みつきになりますし!」
「ドレッシングはともかく、塩もいらないなんてスゴいキュウリ!」
「よーし! 小松、瑞貴、他の野菜も味見すっぞ!」
「はい!」
「うん!」
私たちがさっそく見つけたのは、たくさん実ったマシュマロカボチャの畑だった。
「スゲー! マシュマロカボチャが大量に実ってるぞ!」
「初めて見ましたよ、僕! 可愛い!」
「こんなにたくさんあるなんて、スゴい!」
「おいしい~。フワフワな食感、口の中で蕩けます~」
「なんて濃厚な甘みなんだ~。蜂蜜が混ぜ込んであるみたいだぜ~」
「これ、パンプキンプリンとかによさそう」
普通の調味料じゃ逆にマシュマロカボチャに負けてしまいそうだな。生クリームをちょっと付けて甘みを入れるか、別のカボチャを使って混ぜてみるとか、素材の味をさらに生かすとか……。
「って、いない!?」
考えてたらいつの間にか二人がいなくなっていた。これは置いていかれたんだろうな……。
「まあいいか。二人はベジタブルスカイの野菜を堪能しているんだし、私はお土産を選ばないとね。キュウリだけでもツルツルの肌になれるなんて、サニーやリンちゃんやティナさんが特に喜びそうだな~」
もちろんココさんやユンちゃんにも何か持って行こう。テリーやオブやキッスも食べれるかな?
「さっきの三つの野菜はもちろんとして、ニンジンにネギにトマトに……あっ、この白菜もおいしそう!」
「「あ~~っ!」」
「ん? 二人の悲鳴?」
どこか遠くで二人の悲鳴が聞こえたけど、猛獣の気配もないし危険な感じもしないし……うん、大声で喜ぶほどおいしいのを見つけたんだな。私は私でお土産探しを続けようっと。
……このとき瑞貴が気にしなかったのは、きっと正解なのだろう。
「っ――ん? 何? この感じ……」
何かに呼ばれた感じがして歩いて行くと草の崖に着いた。そこから見下ろしてみると――。
「こ、これって!」
「――瑞貴さん? どうかしたんですか?」
「あっ、小松さん! 見て!」
「こ、これが……!」
「「オゾン草……!?」」
オゾン草の実物は見たことがないけど、自然とそんな感じがした。私と小松さんは顔を見合わせて頷くと、急いでトリコの元へと駆け出した。
「トリコー! トリコー!」
「見つけましたよー!」
……オゾン草を見つけ、トリコに知らせようと頭がいっぱいだったため二人は気づかなかった。トリコが草の上にハッキリ残った――まるでGTロボのような足跡を見ていたことに。
「地上では絶対に味わえないおいしさだね!」
「おい、小松!」
「はい! トリコさん! 瑞貴さん!」
「なー!?」
「わみゃー!」
振り返った小松さんはさっきまでのシワがなくなり、顔が元通りを通り越してテカテカになっていた!
「小松さんが若返ってるー!」
「顔テッカテカじゃねぇか! さっきまでじいさんみてぇだったのに! どうした!?」
「それは――この新鮮なキュウリを食べたからですね!」
小松さんの手には一本のキュウリがあった。私たちと同じくベジタブルスカイの野菜を試食していたんだろう。
「あの肌がこんなにもツルツルに!? ハンパねぇ新鮮さだな!」
「スゴいです、このキュウリ! 何も付けなくても程よい塩味とうまみが口の中に広がるんです~! カリカリッと爽快な歯応えも、もう病みつきになりますし!」
「ドレッシングはともかく、塩もいらないなんてスゴいキュウリ!」
「よーし! 小松、瑞貴、他の野菜も味見すっぞ!」
「はい!」
「うん!」
私たちがさっそく見つけたのは、たくさん実ったマシュマロカボチャの畑だった。
「スゲー! マシュマロカボチャが大量に実ってるぞ!」
「初めて見ましたよ、僕! 可愛い!」
「こんなにたくさんあるなんて、スゴい!」
「おいしい~。フワフワな食感、口の中で蕩けます~」
「なんて濃厚な甘みなんだ~。蜂蜜が混ぜ込んであるみたいだぜ~」
「これ、パンプキンプリンとかによさそう」
普通の調味料じゃ逆にマシュマロカボチャに負けてしまいそうだな。生クリームをちょっと付けて甘みを入れるか、別のカボチャを使って混ぜてみるとか、素材の味をさらに生かすとか……。
「って、いない!?」
考えてたらいつの間にか二人がいなくなっていた。これは置いていかれたんだろうな……。
「まあいいか。二人はベジタブルスカイの野菜を堪能しているんだし、私はお土産を選ばないとね。キュウリだけでもツルツルの肌になれるなんて、サニーやリンちゃんやティナさんが特に喜びそうだな~」
もちろんココさんやユンちゃんにも何か持って行こう。テリーやオブやキッスも食べれるかな?
「さっきの三つの野菜はもちろんとして、ニンジンにネギにトマトに……あっ、この白菜もおいしそう!」
「「あ~~っ!」」
「ん? 二人の悲鳴?」
どこか遠くで二人の悲鳴が聞こえたけど、猛獣の気配もないし危険な感じもしないし……うん、大声で喜ぶほどおいしいのを見つけたんだな。私は私でお土産探しを続けようっと。
……このとき瑞貴が気にしなかったのは、きっと正解なのだろう。
「っ――ん? 何? この感じ……」
何かに呼ばれた感じがして歩いて行くと草の崖に着いた。そこから見下ろしてみると――。
「こ、これって!」
「――瑞貴さん? どうかしたんですか?」
「あっ、小松さん! 見て!」
「こ、これが……!」
「「オゾン草……!?」」
オゾン草の実物は見たことがないけど、自然とそんな感じがした。私と小松さんは顔を見合わせて頷くと、急いでトリコの元へと駆け出した。
「トリコー! トリコー!」
「見つけましたよー!」
……オゾン草を見つけ、トリコに知らせようと頭がいっぱいだったため二人は気づかなかった。トリコが草の上にハッキリ残った――まるでGTロボのような足跡を見ていたことに。