洞窟の死闘! 打て、5連釘パンチ!
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「微量だから効くまでに時間が掛かるが、粘着性の毒でピット器官は完全に塞いだ。奴には今、僕らが見えてないよ」
「なら状況はこっちのものですね!」
「毒砲!!」
狙いを定めたココさんは毒砲を発射したが……。
〈ギュアァァアアア!!〉
「なっ!?」
「うわあ!」
突如完全に私たちを狙って伸びた腕に、私はよけれたけどココさんは捕まってしまった。
「なんで!? デビル大蛇は私たちが見えてないんじゃ!?」
「ピット器官は三つじゃない! 他は今まで閉じて隠していたのか!」
「ええっ!?」
隠していたって……なんて利口な蛇なんだ! デビル大蛇はそのまま消化液を口に溜めていく。狙いはもちろん自分の手の中にいるココさん。
「毒膜!!」
「「ココ/さん!」」
〈ギュアァァアアア!!〉
毒膜を張っていたからココさんは無事だけど、毒膜はココさんの体内の毒を大量に消費し、体に薄い毒の膜を張る技だ。そうすれば消化液で体が溶けるのを防ぐことはできる。
(マズいな……デビル大蛇に撃ち込む前に僕の毒が底をつくぞ……)
「疾風斬!!」
ガキンッ!
デビル大蛇はトリコのように皮膚を縮めて防御した。やっぱりこいつは私の疾風斬まで学習したんだ!
「っ、毒砲!!」
私が攻撃している間に、デビル大蛇の手から腕を抜いたココさんは毒砲を放つけど再びよけられた。しかも何本ものの髪の毛をココさんの体に突き刺し、髪の毛を通して毒を注いでいく。
「ぐわあぁぁあああ!」
「ココ! マズい、髪の毛の毒針を打ち込まれたぞ!」
「髪の毛も腕も切り落としてやる! 疾風――」
「来るな! トリコ! 瑞貴ちゃん!」
「「!?」」
「トリコ、お前は力を溜めることに集中してなって言ったろ。瑞貴ちゃん、一緒に戦っているとはいえ僕は君を守りたいんだ」
「ココさん! 何を!?」
「ココ! お前はデビル大蛇の毒の抗体を!」
「ああ……持ってない。だが――うおおぉぉおおお!!」
ココさんのグルメ細胞のポイズンデビルが姿を現した。
「ココさん!」
(激痛、幻覚作用、出血毒、デビル大蛇の毒に含まれる百種類以上のタンパク質を解読。特殊な免疫機能で抗体の生成を完了!)
一瞬で毒の成分を分析したココさんの表情が和らいでいく。こんな短時間で抗体を作れるなんてスゴ過ぎ!
「抗体がないなら、作ればいい! 僕は――毒人間だからね。はああぁぁあああ!!」
体に突き刺さっている髪の毛を通じて、ココさんがデビル大蛇の体内に何かを注いでいく。ヤバい、メチャクチャカッコいい!
「僕が作り出した抗体と毒の味は、どうだい?」
〈ギュアァァアアア!?〉
自分と相性の悪い抗体と毒で、デビル大蛇は苦しんで完全に動けなくなった。
「なら状況はこっちのものですね!」
「毒砲!!」
狙いを定めたココさんは毒砲を発射したが……。
〈ギュアァァアアア!!〉
「なっ!?」
「うわあ!」
突如完全に私たちを狙って伸びた腕に、私はよけれたけどココさんは捕まってしまった。
「なんで!? デビル大蛇は私たちが見えてないんじゃ!?」
「ピット器官は三つじゃない! 他は今まで閉じて隠していたのか!」
「ええっ!?」
隠していたって……なんて利口な蛇なんだ! デビル大蛇はそのまま消化液を口に溜めていく。狙いはもちろん自分の手の中にいるココさん。
「毒膜!!」
「「ココ/さん!」」
〈ギュアァァアアア!!〉
毒膜を張っていたからココさんは無事だけど、毒膜はココさんの体内の毒を大量に消費し、体に薄い毒の膜を張る技だ。そうすれば消化液で体が溶けるのを防ぐことはできる。
(マズいな……デビル大蛇に撃ち込む前に僕の毒が底をつくぞ……)
「疾風斬!!」
ガキンッ!
デビル大蛇はトリコのように皮膚を縮めて防御した。やっぱりこいつは私の疾風斬まで学習したんだ!
「っ、毒砲!!」
私が攻撃している間に、デビル大蛇の手から腕を抜いたココさんは毒砲を放つけど再びよけられた。しかも何本ものの髪の毛をココさんの体に突き刺し、髪の毛を通して毒を注いでいく。
「ぐわあぁぁあああ!」
「ココ! マズい、髪の毛の毒針を打ち込まれたぞ!」
「髪の毛も腕も切り落としてやる! 疾風――」
「来るな! トリコ! 瑞貴ちゃん!」
「「!?」」
「トリコ、お前は力を溜めることに集中してなって言ったろ。瑞貴ちゃん、一緒に戦っているとはいえ僕は君を守りたいんだ」
「ココさん! 何を!?」
「ココ! お前はデビル大蛇の毒の抗体を!」
「ああ……持ってない。だが――うおおぉぉおおお!!」
ココさんのグルメ細胞のポイズンデビルが姿を現した。
「ココさん!」
(激痛、幻覚作用、出血毒、デビル大蛇の毒に含まれる百種類以上のタンパク質を解読。特殊な免疫機能で抗体の生成を完了!)
一瞬で毒の成分を分析したココさんの表情が和らいでいく。こんな短時間で抗体を作れるなんてスゴ過ぎ!
「抗体がないなら、作ればいい! 僕は――毒人間だからね。はああぁぁあああ!!」
体に突き刺さっている髪の毛を通じて、ココさんがデビル大蛇の体内に何かを注いでいく。ヤバい、メチャクチャカッコいい!
「僕が作り出した抗体と毒の味は、どうだい?」
〈ギュアァァアアア!?〉
自分と相性の悪い抗体と毒で、デビル大蛇は苦しんで完全に動けなくなった。