新築祝! スウィーツハウスに全員集合!
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《で、どうだ? 久しぶりにテリーとオブとも一緒に行くんだ》
「テリーとオブ!? うん! もともと予定がなかったし、いいよ!」
待ち合わせを決め、私は一目散に駆け出した。だってテリーとオブに会えるんだよ!? アイスヘルから戻ってもセンチュリースープ作りに一点張りだったから結局会えなかったし! きっと大きくなってるだろうな!
☆☆☆☆☆
――待ち合わせ場所はお菓子の森。私が着いた頃にはトリコたちがすでにいた。
「ごめん遅れて!」
「いや、大丈夫だ。何か持ってきてんのか? この森とは違った甘い匂いがするぜ!」
「キューティクルベリーのタルトだよ。残ってたから持って来たんだけど……食べる?」
「食う!」
いい返事をありがとう。私はトリコにタルトをあげたあと、すぐにテリーとオブの元へ駆けつけた。二人共大きくなってるな~!
「テリー! オブ! 久しぶり!」
〈ウォン!〉
〈ゴルバァ!〉
「アハハッ、くすぐったいよ」
さっそく抱きついて来て頬ずりするテリーに寄り添って来るオブ。この感触も久しぶりだな~。
「ごちそうさまでした!」
「あっ、食べ終わった?」
「ああ。そうそう、一つ頼みがあるんだ」
「何?」
ハントには今来ているのに、トリコがそれ以外の頼みごとなんて珍しいな。
「実はいつも家をデザインしてくれる建設士のスマイルに、俺の依頼を最優先してくれる代わりにセンチュリースープをごちそうする約束をしたんだ。頼めねぇか?」
「私はいいよ。でもスープはホテルグルメに置いているから小松さんに頼まないとね。あとで連絡しとくよ」
「じゃあ、さっそく行くか!」
森にはたくさんのお菓子がいっぱいある。だけどメインは木々を抜けた先にある草原だから、さっそくトリコが見つけた。
「おー! あったあった!」
「キノコプリンかぁ。たくさん生えてるね」
「これを家の材料に持って帰ろう」
「トリコ、ここにもお菓子があるよ」
「おー! ドーナツムリじゃねぇか! うまそうだー!」
〈ゴルバァ!〉
キノコプリンの上に乗っているドーナツムリを見ていたら、オブが私たちを呼んでいた。前にはオブと同じくらいの大きさの白くて丸い岩がある。
「それもいいな!」
「岩みたいにデッカいマシュマロ、マシュマロックだね! あっ! アレもいいんじゃない?」
私が続いて見つけたのは、葉っぱが全てフワフワの桃色の木だった。
「おおっ! わたがしの木! この天然綿菓子は最高なんだ!」
「動物も食べてる……って、捕獲レベル7の哺乳獣類・クッキーアルパカだ!」
「テリー! 頼む!」
〈ウォン!〉
逃げるクッキーアルパカをテリーは追いかけ、素早く本体には傷一つ付けず全身のクッキーを全て取って戻ってきた。
「よくやったぞ、テリー!」
「また一段と速くなったね!」
〈ウォン!〉
振り向けばオブが大きな昆布を取りに戻ってきた。
「オブ、ナイス! 蓮コンブじゃねぇか!」
「葉っぱの酢コンブが珍味なんだよね。カーテンとかになるんじゃない?」
「いいな、それ! よーし、他の場所にも行ってみようぜ!」
「うん!」
〈ウォン!〉
〈ゴルバァ!〉
巨大な猛獣がいたり危険区域とは違ったハントだけどとっても楽しい。目的が私も大好きなお菓子だからかな? それとも久しぶりにテリーとオブと一緒だからかな? あとは……トリコも楽しそうだからとか?
次に来たのは一面が炭酸水の湖。ソーダのような綺麗な色で炭酸の気泡が浮かんでいる。
「うっひょー! 炭酸水の湖だ!」
「この中は潜ったことないな~。私も行っていい?」
「ああ。テリー、オブ、ちょっと行ってくる!」
私たちはそのまま湖の中へ潜った。気泡が肌にパチパチ来るからちょっと面白い。すると目の前に淡いピンク色に光った魚が群れで泳いできた。
(初めて見る! トリコ、あれは?)
(ゼリーフィッシュだ。うまそ~! あっ)
(ん?)
トリコが何かに気づいたようで私も視線の先を追うと、湖底なのに綺麗でカラフルに敷き詰められていた。近づいてみると小さな玉が集結してサンゴのようになっている。
「テリーとオブ!? うん! もともと予定がなかったし、いいよ!」
待ち合わせを決め、私は一目散に駆け出した。だってテリーとオブに会えるんだよ!? アイスヘルから戻ってもセンチュリースープ作りに一点張りだったから結局会えなかったし! きっと大きくなってるだろうな!
☆☆☆☆☆
――待ち合わせ場所はお菓子の森。私が着いた頃にはトリコたちがすでにいた。
「ごめん遅れて!」
「いや、大丈夫だ。何か持ってきてんのか? この森とは違った甘い匂いがするぜ!」
「キューティクルベリーのタルトだよ。残ってたから持って来たんだけど……食べる?」
「食う!」
いい返事をありがとう。私はトリコにタルトをあげたあと、すぐにテリーとオブの元へ駆けつけた。二人共大きくなってるな~!
「テリー! オブ! 久しぶり!」
〈ウォン!〉
〈ゴルバァ!〉
「アハハッ、くすぐったいよ」
さっそく抱きついて来て頬ずりするテリーに寄り添って来るオブ。この感触も久しぶりだな~。
「ごちそうさまでした!」
「あっ、食べ終わった?」
「ああ。そうそう、一つ頼みがあるんだ」
「何?」
ハントには今来ているのに、トリコがそれ以外の頼みごとなんて珍しいな。
「実はいつも家をデザインしてくれる建設士のスマイルに、俺の依頼を最優先してくれる代わりにセンチュリースープをごちそうする約束をしたんだ。頼めねぇか?」
「私はいいよ。でもスープはホテルグルメに置いているから小松さんに頼まないとね。あとで連絡しとくよ」
「じゃあ、さっそく行くか!」
森にはたくさんのお菓子がいっぱいある。だけどメインは木々を抜けた先にある草原だから、さっそくトリコが見つけた。
「おー! あったあった!」
「キノコプリンかぁ。たくさん生えてるね」
「これを家の材料に持って帰ろう」
「トリコ、ここにもお菓子があるよ」
「おー! ドーナツムリじゃねぇか! うまそうだー!」
〈ゴルバァ!〉
キノコプリンの上に乗っているドーナツムリを見ていたら、オブが私たちを呼んでいた。前にはオブと同じくらいの大きさの白くて丸い岩がある。
「それもいいな!」
「岩みたいにデッカいマシュマロ、マシュマロックだね! あっ! アレもいいんじゃない?」
私が続いて見つけたのは、葉っぱが全てフワフワの桃色の木だった。
「おおっ! わたがしの木! この天然綿菓子は最高なんだ!」
「動物も食べてる……って、捕獲レベル7の哺乳獣類・クッキーアルパカだ!」
「テリー! 頼む!」
〈ウォン!〉
逃げるクッキーアルパカをテリーは追いかけ、素早く本体には傷一つ付けず全身のクッキーを全て取って戻ってきた。
「よくやったぞ、テリー!」
「また一段と速くなったね!」
〈ウォン!〉
振り向けばオブが大きな昆布を取りに戻ってきた。
「オブ、ナイス! 蓮コンブじゃねぇか!」
「葉っぱの酢コンブが珍味なんだよね。カーテンとかになるんじゃない?」
「いいな、それ! よーし、他の場所にも行ってみようぜ!」
「うん!」
〈ウォン!〉
〈ゴルバァ!〉
巨大な猛獣がいたり危険区域とは違ったハントだけどとっても楽しい。目的が私も大好きなお菓子だからかな? それとも久しぶりにテリーとオブと一緒だからかな? あとは……トリコも楽しそうだからとか?
次に来たのは一面が炭酸水の湖。ソーダのような綺麗な色で炭酸の気泡が浮かんでいる。
「うっひょー! 炭酸水の湖だ!」
「この中は潜ったことないな~。私も行っていい?」
「ああ。テリー、オブ、ちょっと行ってくる!」
私たちはそのまま湖の中へ潜った。気泡が肌にパチパチ来るからちょっと面白い。すると目の前に淡いピンク色に光った魚が群れで泳いできた。
(初めて見る! トリコ、あれは?)
(ゼリーフィッシュだ。うまそ~! あっ)
(ん?)
トリコが何かに気づいたようで私も視線の先を追うと、湖底なのに綺麗でカラフルに敷き詰められていた。近づいてみると小さな玉が集結してサンゴのようになっている。